第3部 -交際、そして婚約へ-


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第3部 -交際、そして婚約へ-


てぃーやの告白、いおんの気持ち、やっと繋がった2人の心
仕事も落ち着きだし、毎日会うようになった2人
初めてできた恋人、初めてお互いが本気になれた人
そんな相手を前に、嬉しさ半分、緊張半分
初めて味わう気持ちに戸惑いながらも、確かな幸せを感じ取っていた

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

一つは全て、全ては一つ、あななたちの心は、一つですか

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

いおん「なんか…付き合ってる実感まだ沸かないなぁ…w」

てぃーや「えー頑張って告白したのにw」

いおん「ごめんwwでもあの時のてぃーやくんかっこよかったw」

てぃーや「まじで?まぁ、ほら、俺も男だし!」

いおん「イケメン!」

てぃーや「やめろってwww褒めてもなんも出んよwwww」

いおん「だって本当にかっこよかったしwww」

てぃーや「はいはいwwありがとねwww」

いおん「へへーw」

(告白されるなんて思ってなかったんだ
こんな私のことを本気で想ってくれる人がいるだなんて全然予想してなかった
だからあの時、本当に嬉しくて涙が出そうだった
この恋がずっと続いたらいいなって…)

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

てぃーや「こうしてると、なんでもないことも幸せに思えるね」

いおん「うん!」

てぃーや「ははww…大好きだよ」

いおん「うん…私も…!」

(本当だった、ただ傍にいるだけで、同じ時間を過ごすだけで、それが何よりの幸せなんだって。
最初は「シアワセ」がなんなのかすら分からなかったけど、あぁこういうことなんだなってさ)

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

いおん「私達って周りからどんなふうに見られてるのかなぁ?」

てぃーや「今世紀最高のカップル、ってところかな」

いおん「えーwそれは大袈裟じゃない?ww」

てぃーや「今世紀最高のカップになりたくないの?w」

いおん「なりたいけどさーw」

てぃーや「じゃぁいいじゃんww」

いおん「いいのかなぁw」

てぃーや「いえーい!」

いおん「いえーい!」

「あのカップル幸せそうだねー」
「いいなー、私もああなりたーい」
「リア充ェ…」
「おい泣くなよ…涙拭けよ…」

てぃーや「…」

いおん「…」

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

周りからどう思われてもいいと思うんだ
夢中になれるってことが大事なんだよ

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

てぃーや「こうしてる間も時間は過ぎてるんだよなー」

いおん「いきなりどうしたのw」

てぃーや「いやwちょっと思ってただけww」

いおん「時間のことなんて気にしない気にしない!」

てぃーや「そうだなw」

肩を寄せ合う2人
夜景に映えるその後ろ姿は、出会った当時の彼女らより、少し大きく見えた。

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

いつものデートコースと外れ、服を買いに来た2人

いおん「ねぇてぃーやくーん」

てぃーや「んー?」

いおん「どっちの方が可愛いと思うー?」

2種類の上着を差し出したいおん

てぃーや「んーこっちかな」

いおん「こっちかぁ」

てぃーや「そっちだぁ」

いおん「そうかなぁ」

てぃーや「そうだよぉ」

いおん「両方着てみるね!」

てぃーや「最初からそうすりゃいいのにww」

いおん「てぃーやくんに聞いてみたかったのw」

ありふれた会話、他愛のないやり取り、それでも

てぃーや「なんでこんなに可愛いんだろ」

てぃーやはそう感じ取っていた。

いおん「着てみたよ!」

てぃーや「お、それも似合うじゃん!」

いおん「へへー、可愛い?」

てぃーや「最高!」

いおん「やりぃwこっちも着るーw」

てぃーや「傍から見たらバカップルだなこりゃ…w」

いおん「んー、とれなーい」

てぃーや「大丈夫かー?」

いおん「んー」

てぃーや「おーい」

いおん「ねぇ取ってー」

てぃーや「え、何言ってんのw」

いおん「だって取れないんだもーん」

てぃーや「(しょうがねぇな…)んじゃ、入るぞー」

いおん「うんー」

てぃーや「で、どこが取れないん?」

いおん「これこれー」

てぃーや「えーと、どうなってんだこれ…ん?あれw簡単に取れるじゃんw」

いおん「そうだよーw」

てぃーや「ったく、なんだよww」

いおん「試着室という密室に男女が2人切りー!とかやってみたくならない?w」

てぃーや「ばかwんなこと真昼間から考えるなwだからへんたいおんって言われんだww」

いおん「じゅんすいおんだもん!純粋だからこういうこと考えるんだよ?w」

てぃーや「矛盾しとるわww」

いおん「へへーんだwwじゃこっちも着てみるね!」

てぃーや「はいはいw」

てぃーや「(一本取られたな…w)」

いおん「じゃじゃーん!」

てぃーや「おーやっぱりこっちの方がいいね!」

いおん「そう?私はさっきの方がいいなぁw」

てぃーや「両方買っちゃう?」

いおん「えー、これ結構高いよ?」

てぃーや「大丈夫だって、俺が出すからさ」

いおん「それは悪いよw」

てぃーや「いいのいいのwはいレジ行こw」

いおん「むぅー」

店員「お二人はカップルですかー?」

いおん「あ、はい、そうですー」

店員「当店ではカップル価格ということで全品30%OFFにさせていただきますねー」

てぃーや「おぉ、まじですか」

店員「はい、まじですよーw」

いおん「いいんですかそんなに安くしちゃって?」

店員「サービスですからw」

てぃーや「よかったな!」

いおん「うん!」

店員「ではお会計8372円ですー」

てぃーや「ではこれで」

店員「はーい、1万円からお預かりします」

店員「1628円のお返しです。ありがとうございましたー!」

いおん「ごめんね、お金出してもらっちゃって、今度返すよ!」

てぃーや「余裕があったらでいいよww俺も時々飲み代出してもらっちゃってるしさ…」

いおん「それは奢りたいからだよww」

てぃーや「俺だって奢りたいからだよw」

いおん「じゃぁおあいこ!」

てぃーや「そういうこと!」

恋人と一緒に買った服
袖に腕を通す時、どんな気持ち?
その気持ちがあなたにとっての素直な気持ちなんだ

いおん「この服着ていろんなところ行きたいなぁ」

てぃーや「どっか遠出でもしてみる?」

いおん「え、ほんとに?」

てぃーや「どこにだって連れていくさ…」

いおん「でも特に行きたいところなんて…あっ、そうだ」

てぃーや「ん?」

いおん「あそこ行こうよw」

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

てぃーや「ディズニーランドかぁ…何年振りだろww」

いおん「私も全然来てなかったなぁ…w」

てぃーや「やっぱりスプラッシュだよな!」

いおん「あれ無理w怖いww」

てぃーや「(それは楽しみだ…!)定番はなんだろ?」

いおん「ポップコーン!」

てぃーや「そうきたかwww」

いおん「だって定番じゃんww」

てぃーや「そりゃそうだけどww」

いおん「ビッグサンダーとか好きだよ!」

てぃーや「あーあれもいいねー」

いおん「あ、ポップコーン売ってるよ!」

てぃーや「それが最優先かww」


定番中の定番、ディズニーランドにやってきた2人
楽しい一時はあっという間に過ぎていった、まるで夢を見ていたかのように

いおん「うーん、疲れたぁー」

てぃーや「ずーっと歩き回ってたもんなぁ」

いおん「あ、お土産買わなきゃ!」

てぃーや「よし、行こっか!」

いおん「やっぱりクッキーとかチョコレートだよねー」

てぃーや「一番妥当だもんなー」

いおん「ぬいぐるみ!」

てぃーや「抱いて寝るん?」

いおん「抱くならてぃーやくんかなぁ…」

てぃーや「嬉しいこと言いやがってww」

いおん「だってほんとだもーんw」

てぃーや「(ったく、本当に可愛いな)よし、こんなもんでいいかな?」

いおん「おっけー!」


お土産を買い揃える2人
ただのお土産も、思い出の詰まった宝物になるんだろうね


いおん「どこか懐かしい感じのする我が家!」

てぃーや「それじゃまたね、今日は楽しかったよ」

いおん「うん!ありがとね!わざわざ送ってもらっちゃって」

てぃーや「いいっていいってwwんじゃおやすみねー」

いおん「おやすみ!」


別れ際、2人はそっと唇を重ねた。
全てを包み込むように、優しく抱き合いながら。


 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

永遠に続くと思われた恋人同士の関係
月日はあっという間に流れ、寒空の下、いつもの場所に肩を並べた。

いおん「今日は寒いね」

てぃーや「昨日は暖かかったのにねー」

いおん「ねー」

てぃーや「あのさ、今度の休みなんだけどさ」

いおん「ん?」

てぃーや「またこの時間にここで会えるかな?」

いおん「うん、大丈夫だよ!」

てぃーや「よかったwwあと、その日まで会えそうにないかもしれないんだ」

いおん「え?そうなの?」

てぃーや「ごめん、ちょっと上司にね…」

いおん「そっか…うん、私なら平気!」

てぃーや「いつも、ありがとな、俺ばっかり自分勝手で…」

いおん「そんなこと言わないでよw私だっていつも苦労かけさせちゃってさ…」

てぃーや「…でも、気持ちはずっと一緒だから…」

いおん「…うん、ずっと一緒…」


(寂しいなんて思ったことないよ?だっていつも私のこと考えててくれてるんだもん
そんな人を前にしたら、誰でも笑顔になれるよね?何でも受け入れられるよね?
だから私…誰よりもてぃーやくんのことを好きになれるんだ)

てぃーや「(もう決めたから、誰が何と言おうと決めた。)」

(人を愛するって、実はすごいことなんじゃないか?って思えるようになってきた
愛し方って人によって違うと思うし、必死に相手を思いやっちゃうと思うんだけど
本当に大事なことは…お互い分かってるんだよね)

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

いおん「ちょっと会わないだけでいつもと景色が違うなぁ」

いおん「(仕方ないよね、てぃーやくんもお仕事だし)」

いおん「今度会えるじゃない!うん、大丈夫だって」

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

てぃーや「どれにしようかな…指のサイズは分かってるけど…」

てぃーや「うーん、これなんかすげえ似合いそうだけど…」

\1,080,000

てぃーや「…」

てぃーや「(見なかったことにしよう…)」

店員「何かお探しでしょうか?」

てぃーや「あ、えーっと、ちょっと指輪を…」

店員「お勧めの物がありますよー」

てぃーや「いや、いいです。自分で選びたいんで」

店員「そうですか、ではごゆっくり見ていってください」

てぃーや「(他人に選ばせるなんてさせるかよ…なんてったって)」

(婚約指輪だもんな)

てぃーや「うーん…あっ、これは…!」

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

数日が経ち、その日は訪れた。

いおん「…」

いおん「…7時10分だよ!」

てぃーや「ごめん!お待たせ!」

いおん「ううん、今来たとこ!(待ちきれなくて時間の30分前に来てたなんて言えない)」

てぃーや「とか言いつつ結構待っててくれたんでしょ?w」

いおん「何故バレたしww」

てぃーや「それくらいお見通しだってw」

いおん「エスパーだ!てぃーやくんマリックになれるよ!」

てぃーや「なれてもなりたくねえよwww」

いおん「だよねーww」

てぃーや「んじゃ、とりあえずご飯にしよっか?」

いおん「うん!」


てぃーや「ここだよー」

いおん「なにここすごい高級な匂いするんだけど」

てぃーや「たまにはいいかなってw」

いおん「テーブルマナー自信ないよ!」

てぃーや「大丈夫だってw」


いおん「超綺麗!」

てぃーや「だなー」

店員「てぃーや様ですね?あちらの席をご用意しております」

てぃーや「あ、どうも」

店員「ではご案内します」

いおん「おー、夜景がすごい」

店員「では、ごゆっくりと」

てぃーや「ええ、ありがとう」

いおん「予約してたの?」

てぃーや「そうだよww」

いおん「へーすごいねー」

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

高級レストランに予約を入れたてぃーや、それに感激するいおん
なんでもない休日が、今日この日だけ特別な日に変わる

いおん「なんでいきなりこんなところ予約したの?」

てぃーや「んー、なんでだろ、タイミングがベストだったから?」

いおん「なにそれww」

てぃーや「まぁいいじゃないww夜景見ながらおいしいもの食べれてさ」

いおん「うん!ありがとね!」


楽しい一時はあっという間に過ぎていった。


てぃーや「あのさ…」

いおん「ん?」

てぃーや「ずっと、言いたいことがあったんだ」

いおん「なにー?」

てぃーや「俺達、数ヶ月付き合ってきて、ずっと恋人同士だったけど」

いおん「うん」

てぃーや「もう恋人って関係、終わらせたいなって」

いおん「え…」

てぃーや「なんだかさ…だんだん耐えきれなくなってきてさ…」

てぃーや「自分の気持ち…やっと理解できて、整理も付いて」

てぃーや「どうしていくのが一番いいんだろうって分かったんだ」

てぃーや「俺にとって何が大事なのか…」

うん「…うん」

てぃーや「それは…」

いおん「それは…?」

てぃーや「いおんちゃん…だよ」

いおん「!」

てぃーや「もう、迷いたくないんだ」

てぃーや「これからは夫婦として幸せにやっていきたい」

いおん「え…?」

てぃーや「結婚しよう」

いおん「…うん!!」


~fin~