福島の甲状腺検査でわかった12人の甲状腺がん
テレビユー福島TUF・スイッチ!~権威が語る「甲状腺がん」
スイッチ20130628
※8分40秒以降で、甲状腺がんの特集が始まります。
- おだやかで進行の遅いがんが多い
- 液体だけの嚢胞はまず がんにはならない
- 30台以上の女性の多く(30人に1人)は甲状腺がんを持っているが一生健康に影響を与えない場合も多い
- 落ち着いて特徴を踏まえた対応を
文字書き起こし(途中)
句読点は勝手に入れた。キャプチャーからそのまま文字起こし。
隈病院 宮内 昭 院長
隈病院 宮内 昭 院長
甲状腺が見つかったらー
甲状腺がんとの向き合い方
確かに小さながんが見つかったら大変まごつく びっくりするのはよくわかる。
しかし過去においては子供の甲状腺がんはなかなか頻度が少ないので、相当進んで腫瘍も大きくなりリンパ節が晴れるような状態になるまで
子ども自身も親も教師も気づかない。気がついた時は進んだ状態である方が多い。
子ども自身も親も教師も気づかない。気がついた時は進んだ状態である方が多い。
福島は住民検診なので、見つかった少数の甲状腺がんは、そんなに進んだ状態ではないと聞いている。むしろここはいい方に受け取って、「手遅れになる前に見つかった」と(考えるべき)
担当の医師ともよく相談して、すぐに手術するのか、あるいは非常に小さい、例えば1cmにもならないがんは、しばらく様子を見て大きくなるようだったらその時点で手術に踏み切ると、そういう落ち着いた対応の仕方もあるのではないかと思う。
「おとなしいがん」を手術する必要はあるのか?ー
今まで分かっている大人のケースで話せば、隈病院では20年前 1993年からおとなしい小さながんは直ちに手術せず 経過観察。
患者に説明し、希望者があれば手術し、経過を見ることに納得した人は経過観察としてきた。
患者に説明し、希望者があれば手術し、経過を見ることに納得した人は経過観察としてきた。
20年経ってもその方針はカエル必要はない。だいたい10年経過を見て1割弱がほんの少し大きくなる あるいはリンパ節に小さな転移がでてくる。そういう患者は大きくなったり、リンパ節に転移が出てきた時点で手術をすると、その後再発したり命を失った人は1人もいない。
(フリップ?)
- おだやかで進行の遅いがんが多い。
- 液体だけの嚢胞(コロイド嚢胞)は まずがんにならない
- 30代以上の女性の多く(30人に1人)は甲状腺がんを持っているが一生健康に影響を与えない場合も多い
- 診断を受けても落ち着いて特徴を踏まえ対応を
福島の甲状腺がんは多発なのか?
(また後で書く)
嚢胞はガンになるか?
(また後で書く)
甲状腺がんの種類(グラフ)
(また後で書く)
甲状腺がんの特徴は?
(また後で書く)