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印象操作・印象誘導のテクニック

ここでは印象操作・印象誘導のテクニックについてまとめる予定です。

「対策や基準からリスクを判断する」という間違い

リスクを評価(推測)して、そこにマージンを加えて、基準ができます。
しかし稀に「基準から逆算してリスクを評価しよう」とする人がいますが、これは間違いです。

例えば高速道路の制限速度は時速100kmですが、もし道路交通法で時速80kmに制限が変わった場合は、その道路で走る車のリスクが高まったということでしょうか?違いますよね。

もちろんリスク評価が高くなれば、基準を厳しくすることはあり得ます。逆にリスクが低く見積もられれば、基準が緩められることも。またリスクを避けるための方法(例えば検査機器の性能工場)が見つかった際にも結果的に厳しくなるかもしれません。

「放射線の影響はわからない」と誘導するテクニック

低線量放射線 100mSv以下の影響は見えないほど小さい。というのが現段階でわかっていること。
+ ...

以下の説明の元になったまとめはこちら http://togetter.com/li/249779

文章表現で印象操作「わからない」が「危険、不安」になる仕組み
これはあるTwitterユーザーの発言。
https://twitter.com/geophysics/status/163869225813946368
@honnao こんにちは。内部被曝については素人が安易に安全を断じて良い問題ではないと感じます。現在の人類の知見では低線量なら疫学的には検出できない程度の被害かもしれないが,「はっきりとわからない」ことも多いのが現状だと思っています。

低線量での人体の影響については「影響はある程度わかっているのだがすべて解明されたわけではない」ということなのですが、この事実は文章表現によって、印象が操作できてしまうことについて説明します。私は「低線量の被曝の影響について」より正確に伝えるためにこういう言い方をしています。

「低線量被曝の影響がわからない」のではなく
「疫学的に調べた結果、もしあったとしても、他の要因に隠れるほど影響が小さすぎて、見えない」 が適切だと思います。

しかし以下のように誤解してる人が少なくありません
「低線量被曝の影響がわからない」=安全かどうかわからない。よって「危険」

この低線量被曝の影響について、 「わからない」を強調してしまうと誤解を招く表現 になってしまいます。

つまり、
「他の要因に隠れるほど小さい影響しか見えない」
という説明は重要なのに

重要な説明を省いてしまい
「わからない」と言い換えることで、逆方向の印象 に感じてしまうのです。

「わからない」が「危険」に見えるフロー
【わからない】→【安全でない】→【危険かもしれない】

これで、いくらでも不安を煽る表現にできることがわかります。
これを踏まえてgeophysics氏の表現を見直してみましょう。

(geophysics氏のツイートより)
 >”低線量なら疫学的には検出できない程度の被害かもしれないが,「はっきりとわからない」”

やはり、ここでも、 「わからない」と印象づける表現 にしてます。巧みなのは、 あえて文章の前半と後半を入れ替えて いることです。

では前後を入れ替えてみます。

「はっきりとわからない」(が)、低線量なら疫学的には検出できない程度の被害。

このような順番で説明すれば、印象はかなり違ったものとなります。(かもしれない)という表現も、印象付けるのに効果があったようですが(かもしれない)というのはこの場合不要な表現です。

「貴方はバカだけどかわいい。」と「カワイイけどバカ」みたいなものですね。

このちょっとした文章の変更で '「印象を操作」' できるのです。