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 **海外・EUの放射性物質(セシウム等)に関する食品規制
 
 ***「セシウム」という表記について
 ※ここでの「セシウム」という表記は放射性セシウム、Cs-134,137を意味します。また、規制値はこのCs-134,137の合算となります。
 ***日本の規制値についてはこちら
 放射性物質(放射能)セシウム等の食品規制 ver.2 (2012年以降)http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/237.html
 事故直後の規制値についてはこちら→  http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/80.html
 
 
 
 ***EUの放射性物質の食品規制(一般食品)
 ****EUの3つの食品規制
 EUの規制は、EU内の規制(非常時)として【EURATOM】
 それ以外に輸入規制としては【チェルノブイリ指令】と【日本からの輸入規制】が存在します。
 
 
 ****EUの一般食品基準はセシウム1250Bq/kg (EURATOM) または600bq/kg
 長らく、日本語で収集できる情報を元にしてEUの基準は1250bq/kgとしていましたが
 本日(2018/11/08)に指摘があり
 非常時1250bq/kg
 通常時600bq/kg
 ということのようです。
 通常時の規制値はチェルノブイリ指令が元になっているものだと考えられます。
 
 原発事故後の日本の規制値と海外の規制値を比較するにおいて、Wiki作成者としては
 「非常時」として双方を比較するべきと考えています。
-どちらにせよ、日本の事故直後に規定された規制値も現在2018/11/08まで続く規制値も十分厳しいという認識は変わりません。
+どちらにせよ、日本の事故直後に規定された規制値(500bq/kg)も現在2018/11/08まで続く規制値(100bq/kg)も十分厳しいという認識は変わりません。
 
 
 ***ドイツの基準は子供4Bq・大人8Bqという誤解
 実はこの「ドイツの安全基準は子供4Bq・大人8Bq(セシウム)」というのはデマです。ドイツの基準=EUの基準であり、ドイツ放射線防護協会はあくまでも私的な団体です。むしろドイツ政府(直属の「放射線防護委員会(SSK)」)とは対立しており、それぞれの見解は全く違います。詳しくは下記Togetterまとめより御覧ください。
 
 「ドイツ放射線防護協会」の提言は「ドイツ」の放射線防護の実際を反映したものではない
 http://togetter.com/li/268316
 
 
 ***「日本の暫定基準値が高すぎる」というデマ
 上記に示したようにEUの一般食品基準(非常時)はセシウム1250Bq/kg (EURATOM) で
 チェルノブイリ指令(輸入規制と通常時の規制)は600bq/kgであるので
 
 日本の暫定規制値が500bq/kg(事故直後)やその後の規制値100bq/kg(2012年4月より)は
 決して高い(甘い)数値ではありません。
 
 EURATOM規制は、EU理事会規則(EURATOM)No 3954/87 で規定 http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110325_01.html
 >その他放射性核種の半減期が10日間以上のもの(特にCs-134,Cs-137)(注6)
 >ベビーフード 400Bq/kg
 >乳製品 &bold(){1000Bq/kg}
 >それ以外の食品 &bold(){1250}Bq/kg
 >豚:1,250 家禽類、子羊、子牛:2,500 その他:5,000
 
 
 ****訂正メモ
 欧州のCs規制、通常時600Bq/kg。非常時1250Bq/kgという指摘
 2018/11/08追記
 このチェルノブイリ指令については、チェルノブイリ事故周辺国からの輸入規制だけでなく、
 &bold(){通常時の規制として運用されている}と言う指摘を受けましたので
 内容を整理して訂正加筆させていただきました。
 
 ソース(ドイツ語)
 https://www.foodwatch.org/de/informieren/strahlenbelastung/mehr-zum-thema/eu-grenzwerte/
 https://www.bfs.de/SharedDocs/Downloads/BfS/DE/broschueren/ion/stth-lebensmittel.pdf?__blob=publicationFile&v=3
 ソース(英語版)
 http://www.bfs.de/EN/topics/ion/environment/foodstuffs/mushrooms-game/mushrooms-game.html
 
 ***EUの【二つの輸入規制】
 EU圏内に他国から入ってくる輸入品の規制は
 チェルノブイリ指令(チェルノブイリ事故周辺国からの輸入規制)と日本からの輸入規制が存在します。
 上述したように、チェルノブイリ指令と同様の基準がEUの通常時の規制基準になっているようです。
 ※2018/11/08追記
 
 チェルノブイリ指令:600Bq/kg ※詳細は後述
 日本からEUへの輸入食品規制:100Bq/kg ※詳細は後述
 
 
 ***日本からEUへの輸入食品規制
 EUの本来の放射性物質(セシウム等)に関する食品規制(非常時)はEURATOMとして存在します。これは平常時発動しておらず、東電の原発事故後に発動しました。その後日本の暫定規制値が決まったために、それに合わせて一般500Bq/kgとされました。
 
 ****2011年4月 日本からの輸入食品規制 一般500Bq/kg
 原発事故の起きた日本の基準が500Bq/kgであったが、EUの基準はそれより高いものであったため、日本の基準に合わせたようです。※その後2012年4月に再改定。
 http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110411_01.html
 
 ****チェルノブイリ指令
 もう一つ別に、チェルノブイリ指令(チェルノブイリ事故の影響がある地域からの輸入食品)が存在します。
 「ウクライナ、ベラルーシ、ロシアなどからEUに輸入される食品に適用される基準」で、
 乳児用食品と乳製品が370Bq/kg、飲料水を含むその他食品が600Bq/kg。
 
 COUNCIL REGULATION (EC) No 733/2008
 of 15 July 2008
 on the conditions governing imports of agricultural products originating in third countries following the accident at the Chernobyl nuclear power station
 http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2008:201:0001:0001:EN:PDF
 
 
 参考:http://konstantin.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-b878.html
 参考:EUの放射性物質に関する食品基準 http://togetter.com/li/538448
 
 
 
 >輸入食品の放射能に関するEUの現行基準は、1986年のチェルノブイリ原発事故翌年の1987年に定められたもので、24年間変えられてこなかった。基準値は年間の個人の食品の消費の10%がこの値の汚染レベルにある場合を想定しており、放射線への暴露が年間で1ミリシーベルトを超えないように設定されている。また、基準値は国際機関(WHO、FAOなど)のガイドラインに沿って作られている。
 
 >欧州委員会のバローゾ委員長は5日、欧州議会で、食品の安全基準が高い日本では、上限がEUよりも低く設定されていることから、&bold(){EUもさらなる科学的分析の結果がでるまで、暫定的に日本の基準を適用}すると説明した
 
 ****2012年4月日本からの輸入食品規制 一般500から100Bq/kg
 さらに2012年4月の日本の規制値改定に合わせて、EUへの日本食品の規制値を日本の国内基準に合わせたようです。
 http://www.agrarheute.com/strahlengrenzwerte (ドイツ語)
 
 
 
 ***チェルノブイリ(旧ソ連)の食品基準
 ****『ウクライナとベラルーシの食品基準の変遷』
 旧ソ連時代の&bold(){粉ミルクの基準は18500Bq/kg}
 http://togetter.com/li/208694