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「暫定規制値は危ないのか。ベクレルとシーベルト。そして人体に与える影響。」(2014/03/15 (土) 17:05:19) の最新版変更点
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**ベクレルとシーベルト。そして人体に与える影響。
&html(<a href="https://twitter.com/share" class="twitter-share-button" data-lang="ja">ツイート</a>)
-前後編にわかれています。
>前編(このページ)では、&bold(){ベクレルとシーベルト。そして人体に与える影響}について学びます。
>[[後編(次のページ)>http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/117.html]]では、実際に、&bold(){暫定規制値の米がどれくらい人体に影響を与えるのかを計算}します。
***ニュースでよく出てくる「XXベクレル」って、どういう意味があるの?
このページでは、ニュースなどででてくるベクレルという単位やシーベルトという単位は、どういうものなのか、わかりやすく説明しようと思います。
***Bq(ベクレル)の数値で、カラダへの影響がわかるの?>答【ちょっと無理。】
Bqはベクレルと読みます。
Bqとは:そこで1秒間に何回放射線が出ているか(=崩壊が起こっているか)
Bq/kgとは:1kgあたり、どれだけの放射能(放射線を出す能力)が含まれているかを表す。
Bqが大きければ、放射能は大きい(強い)つまり、Bqの値が増えれば人体への影響が大きい。ただし、注意するべきなのは、同じBqでも、放射性物質の種類(=核種)によって、人体に影響は違うということ。※次項で説明
***Sv(シーベルト)の数値で、カラダへの影響がわかるの?>答【そうです】
実効線量(単位はシーベルト、Sv)は、人体に与える影響の値です。
外部被曝、内部被曝、共通の単位です。
***食品に含まれるBqをSvに変換して「影響」がわかる
ベクレルの値がそのまま人体に与える影響とは言えません。核種(放射性物質の種類)毎に1Bqあたりのエネルギーも違うし体内での挙動(排出されるまでの時間など)が違うからです。
***Bqの値が同じでも、放射性物質の種類によって影響(=実効線量)は違う。
前項で説明したように、放射性物質(=核種)によって、人体に影響は違います。
核種毎に、「実効線量係数」というものが規定されていて、それを用いて、実際にどれだけカラダに影響するかを計算することができます。詳しくは「実効線量係数」で調べましょう。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/j_senkeisu.html
http://trustrad.sixcore.jp/dose_conversion.html
***飲んだり食べたりする量も考える。
重さ当たりのベクレルの値(Bq/Kg) が高くても、沢山飲んだり食べなければ大したことはありません。逆にベクレルの値が低くても大量に食べれば影響は大きくなる。だからベクレルの他に、摂取する量を考慮する必要があります。
***食品による内部被曝の影響=預託実効線量
実際に放射性物質を含んだ食品を口に入れても、全てがカラダに留まるわけではありません。放射性物質の放射線を出す能力は、時間と共に減る(半減期)し、排泄物によってカラダの外に出ていきます。
なので、時間とともに与える影響は減っていくことを考慮し、預託実効線量を計算します。
>人体の組織に取り込まれた放射性物質は、その半減期および対処による体外排出により時間とともに減少します。
リンク:
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/servlet/food2_in
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku_jikkou_syousai.html
詳しくは
預託線量:http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku.html
>体内に摂取された放射性物質は、その半減期に従い放射能が減衰するとともに、代謝機能により体内から徐々に排泄されます。
実効線量:http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/jikkou.html
>放射線の種類と性質、人体の組織や臓器の種類によって、人体が放射線を受けたときの影響は異なります。これらを考慮して算出する放射線量を実効線量といいます。
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***人体に与える影響は、預託実効線量で計算することでわかる。
計算に必要なことは以下のとおり。
1)口にする量
2)ベクレルの値(Bq/kg)
3)核種による影響の差 :実効線量( 放射線の種類と性質を考慮する)
4)摂取する期間 :預託線量(時間とともに減ることを考慮する)
さらに付け加えると
5)食材の処理(調理加工)によって、減少することもありえます。(詳しくは次項以降で)
[[食品中の放射性物質を取り除く>http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/37.html]]
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ここまで理解したら、、、
***[[次のページ>実際に、預託実効線量(=人体に対する影響)を、計算してみましょう。>http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/117.html]]
****本当に暫定基準値は危ないのか、検証してみました。
Bq/kgから、人体に与える影響(預託実効線量)を紹介。入力するだけでサイトで簡単に計算できますよ。
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**ベクレルとシーベルト。そして人体に与える影響。
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-前後編にわかれています。
>前編(このページ)では、&bold(){ベクレルとシーベルト。そして人体に与える影響}について学びます。
>[[後編(次のページ)>http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/117.html]]では、実際に、&bold(){暫定規制値の米がどれくらい人体に影響を与えるのかを計算}します。
***ニュースでよく出てくる「XXベクレル」って、どういう意味があるの?
このページでは、ニュースなどででてくるベクレルという単位やシーベルトという単位は、どういうものなのか、わかりやすく説明しようと思います。
***Bq(ベクレル)の数値で、カラダへの影響がわかるの?>答【ちょっと無理。】
Bqはベクレルと読みます。
Bqとは:そこで1秒間に何回放射線が出ているか(=崩壊が起こっているか)
Bq/kgとは:1kgあたり、どれだけの放射能(放射線を出す能力)が含まれているかを表す。
Bqが大きければ、放射能は大きい(強い)つまり、Bqの値が増えれば人体への影響が大きい。ただし、注意するべきなのは、同じBqでも、放射性物質の種類(=核種)によって、人体に影響は違うということ。※次項で説明
***Sv(シーベルト)の数値で、カラダへの影響がわかるの?>答【そうです】
実効線量(単位はシーベルト、Sv)は、人体に与える影響の値です。
外部被曝、内部被曝、共通の単位です。
※ややこしいのですが、この実効線量のSvという単位とは別に、空間線量にもSvという単位が使われています。
空間線量が なんとかμSv/h あるからといって、それを24時間、365日を乗じて「実効線量 ほにゃららmSv/yearだ」としないように。
ちょっとむずかしいですが、以下の菊地誠氏のブログを参考にされてください。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1384856386
***食品に含まれるBqをSvに変換して「影響」がわかる
ベクレルの値がそのまま人体に与える影響とは言えません。核種(放射性物質の種類)毎に1Bqあたりのエネルギーも違うし体内での挙動(排出されるまでの時間など)が違うからです。
***Bqの値が同じでも、放射性物質の種類によって影響(=実効線量)は違う。
前項で説明したように、放射性物質(=核種)によって、人体に影響は違います。
核種毎に、「実効線量係数」というものが規定されていて、それを用いて、実際にどれだけカラダに影響するかを計算することができます。詳しくは「実効線量係数」で調べましょう。
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/j_senkeisu.html
http://trustrad.sixcore.jp/dose_conversion.html
***飲んだり食べたりする量も考える。
重さ当たりのベクレルの値(Bq/Kg) が高くても、沢山飲んだり食べなければ大したことはありません。逆にベクレルの値が低くても大量に食べれば影響は大きくなる。だからベクレルの他に、摂取する量を考慮する必要があります。
***食品による内部被曝の影響=預託実効線量
実際に放射性物質を含んだ食品を口に入れても、全てがカラダに留まるわけではありません。放射性物質の放射線を出す能力は、時間と共に減る(半減期)し、排泄物によってカラダの外に出ていきます。
なので、時間とともに与える影響は減っていくことを考慮し、預託実効線量を計算します。
>人体の組織に取り込まれた放射性物質は、その半減期および対処による体外排出により時間とともに減少します。
リンク:
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/servlet/food2_in
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku_jikkou_syousai.html
詳しくは
預託線量:http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/yotaku.html
>体内に摂取された放射性物質は、その半減期に従い放射能が減衰するとともに、代謝機能により体内から徐々に排泄されます。
実効線量:http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/jikkou.html
>放射線の種類と性質、人体の組織や臓器の種類によって、人体が放射線を受けたときの影響は異なります。これらを考慮して算出する放射線量を実効線量といいます。
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***人体に与える影響は、預託実効線量で計算することでわかる。
計算に必要なことは以下のとおり。
1)口にする量
2)ベクレルの値(Bq/kg)
3)核種による影響の差 :実効線量( 放射線の種類と性質を考慮する)
4)摂取する期間 :預託線量(時間とともに減ることを考慮する)
さらに付け加えると
5)食材の処理(調理加工)によって、減少することもありえます。(詳しくは次項以降で)
[[食品中の放射性物質を取り除く>http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/37.html]]
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ここまで理解したら、、、
***[[次のページ>実際に、預託実効線量(=人体に対する影響)を、計算してみましょう。>http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/117.html]]
****本当に暫定基準値は危ないのか、検証してみました。
Bq/kgから、人体に与える影響(預託実効線量)を紹介。入力するだけでサイトで簡単に計算できますよ。
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