3月20日事故後初の広範囲雨予報

3月20日(日)の天気予報は、原発周辺を含む関東全域で事故後初の雨。
  • 19日未明頃から「20日の雨に当たると被曝する」とのメールやツイートが出回る。
  • 19日午前11時原子力安全・保安院会見。「屋内退避の地域で外出する場合の留意点」として(1)徒歩よりは車で移動(2)マスク着用(3)肌をださないように長袖着用(4)雨に濡れないよう」と説明。
  • 19日14時経済産業省HP上の「国民の皆様へのお知らせ」の中で、上記注意点を掲載。
  • 19日22時首相官邸HP上の「東北地方太平洋沖地震への対応」の中で、原子力安全委員会の発表文を掲載「東北、関東にお住まいの方へ――降雨時の注意:東北、関東で雨が降った場合、雨水には微量の放射性物質が含まれる可能性があります。もし雨に濡れても、健康に影響はありませんが、ご心配な方は、以下の点にご留意ください。(1)雨が降っている間は、急ぎの用事がなければ外出を避けましょう。(2)頭髪や皮膚が雨で濡れないようにしてください。(3)もし頭髪や皮膚が濡れた場合は、流水でよく洗ってください」

【毎日新聞】

19日朝刊、19日夕刊では触れず。
web版では19日20時22分の天気予報記事で「福島第1原発周辺は20日、はじめ北西で日中は南東の風が吹く見込み。風速は3~5メートルを予想」と風速のみ紹介。

【読売新聞】

19日夕刊1面に記事「『マスクや長袖着用を』雨予報で保安院が呼びかけ」
原子力安全・保安院会見内容を紹介。「福島県内では19日午後から降雨が予想されていることから、『マスクや長袖のシャツを着用し、雨にぬれないようにしてほしい』と注意を呼びかけた。同院が放射線被曝を避けるため、一帯の住民に具体的な注意点を呼びかけるのは初めてだ」と報じる。

【日経新聞】

19日夕刊3面に記事「20~30キロの屋内退避『買い物など必要な外出は可能』保安院」
原子力安全・保安院会見内容を紹介。外出時の注意点を報じる。


【朝日新聞】



【産経新聞】

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最終更新:2011年03月20日 01:36