軌跡シリーズまとめ

エレボニア帝国

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エレボニア帝国

(略称:帝国/建国時期:未詳)

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ゼムリア大陸西部に位置する大国。国章は「黄金の軍馬」。貴族制国家。「軌跡」シリーズ時点(S1200年頃)の元首は、皇帝ユーゲント・ライゼ・アルノール(cite:零の軌跡/クロスベル市/市立図書館)。「空の軌跡」シリーズで登場する謎の帝国の演奏家オリビエ・レンハイムは、皇帝ユーゲントの庶子で、本名をオリヴァルト・ライゼ・アルノールという。

《鉄血宰相》ギリアス・オズボーン

帝国では、いわゆる《百日戦役》(S1192年)前後から急速に力をつけた軍部出身のギリアス・オズボーンが宰相を務め、周辺の自治州を次々と併呑すると同時に、軍需物資の輸送や地方諸侯(旧来の貴族勢力)の無力化を目的とした導力鉄道網の敷設を急速に推し進めている。「国の安定は鉄と血によるべし」の持論により《鉄血宰相》の異名を持つ。主力兵装は導力戦車だが、S1203年、リベール王国ヴァレリア湖上に《リベル・アーク》が出現した時には、導力停止現象下でも動く蒸気戦車を投入してみせ、《鉄血宰相》と結社《身喰らう蛇》の繋がりを垣間見せている。

情報局

共和国との紛争と「クロスベル問題」

長年にわたって宿敵の間柄にあるカルバード共和国とは、両国の間にあるクロスベル自治州の帰属をめぐって、たびたび緊張と紛争を繰り返している。いわゆる「クロスベル問題」である。クロスベルは、かつては大陸有数の七耀石(セプチウム)の産地として、現在は大陸一の貿易・金融都市として栄えている。そのクロスベル自治州との国境にある帝国最重要拠点のひとつガレリア要塞には、戦略級兵器である列車砲を2門備えている。直近では、S1202年にも両国の間で緊張状態が続いたが、S1203年にリベール王国アリシア女王が、「クロスベル問題」解決のきっかけになればと、帝国と共和国に打診してリベールとの3国間で 「不戦条約」 が締結された。これにより、クロスベル自治州は建国70周年の記念の年を平和に迎えることができたが、安寧は長くは続かなかった。

翌S1204、《D∴G教団》の残党ヨアヒム・ギュンターによる《グノーシス事件》後、選挙によってクロスベル市の新市長となった、IBC(クロスベル国際銀行)総裁ディーター・クロイス(兼務)が 西ゼムリア通商会議 を呼びかけ、宗主国である帝国・共和国に加え、隣国のリベール王国レミフェリア公国の首脳クラスを、落成したばかりのクロスベル市オルキスタワーに招致した。会議はクロスベル自治州の安全保障問題が議題に上った途端に紛糾。しかも、その議論の最中に《鉄血宰相》を首班とする革新派に反対する貴族派が雇ったテロリストが、共和国の民族主義を主張するテロリストと組んでオルキスタワーを襲撃。クロスベル警察《遊撃士協会》アリオス・マクレインらがテロリストを退けるも、肝心の身柄は両国の委任状を受けた猟兵団《赤い星座》)とマフィア(黒月貿易公司)に押さえられてしまい、クロスベル自治州が自力での安全保障すらままならないとの口実を、帝国・共和国に与えてしまう。ここでディーター・クロイス市長が「クロスベルの独立」を提唱。

通商会議後、ほどなくして独立の民意を問う住民投票が行われ、開票後、クロイス市長は電撃的に「クロスベル独立国」の建国を宣言。議会の承認も法的手続きもないまま、自ら大統領を名乗り、クロスベル警備隊クロスベル警察クロスベル国防軍に再編し、独立を認めない国や地域の資産を、IBC総裁の立場から凍結すると表明した。帝国や共和国は、即日、国境を越えて機甲師団を派遣するも、《零の至宝》であるキーアの力を得た《結社》ゴルディアス級最終型の《神機》アイオーン3体の前に壊滅。難攻不落のガレリア要塞も、列車砲ごと消滅させられてしまった。

その後、帝国が貴族派と革新派の間で内戦を繰り広げている間に、クロスベルでは《特務支援課》《七耀教会》《聖杯騎士団》の活躍で、拘束・軟禁されていたヘンリー・マクダエル議長を解放。議長による「独立無効宣言」を経て、ついにはクロイス家の計画も頓挫する。帝国ではその間に《鉄血宰相》貴族派を駆逐し、その余勢を駆って2年に渡ってクロスベルを占領下に置いた。

産業

産業では大陸随一の導力機器メーカーラインフォルト社や新興のコンラート社があり、報道機関に《帝国時報社》(インペリアル・クロニクルズ)がある。このほか、製菓メーカーのクインシー社、高級クラブ《ノイエ=ブラン》を運営する《クリムゾン商会》など、重厚・華美を貴ぶ企業が多い。

関連事項

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