軌跡シリーズまとめ

《赤い星座》

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《赤い星座》

ゼムリア大陸西部最強の猟兵団のひとつとして知られる。その起源は古く、暗黒時代の《ベルセルグ》オルランドに始まるという。同じく大陸西部の猟兵団《西風の旅団》とは宿敵の間柄。団長は《闘神》の異名を持つバルデル・オルランドだが、《西風の旅団》の団長である《猟兵王》との対決で相打ちとなり、命を落とした模様。最強の猟兵同士の一騎打ちで、《闘神》の弟シグムント・オルランドの話では「兄貴も悔いはないだろう」という。

「零の軌跡」「碧の軌跡」のメインキャラの一人、ランディ・オルランド(本名:ランドルフ・オルランド)は、この《闘神》バルデルの息子。9歳の頃から部隊を率い、自らも強化ライフル《ベルセルガー》で数多の敵を屠り、《闘神の息子》《赤い死神》の異名で恐れられた。その後、《赤い星座》を離脱してクロスベル警備隊に入隊。しかし、トラウマとなったライフルの使用を頑なに拒んだことで、当時の警備隊司令に疎まれ、ソーニャ・ベルツ副司令にクロスベル警察に新設される《特務支援課》と課長のセルゲイ・ロウを紹介される。

一方、《赤い星座》は、S1203年にカルバード共和国東方人街に侵出し(cite:【3rd】星の扉12)、東方人街を本拠とするマフィア組織《黒月》(ヘイユエ)と抗争するも撤退。その動向については、リベール王国軍のカシウス・ブライト准将や、R&Aリサーチ社アラン・リシャール退役大佐も気にかけており、リシャール所長みずから共和国まで調査に出向いている。(cite:【3rd】星の扉12/※【碧】その後、リシャールはカルバード共和国西端のアルタイル市まで自ら出向いて、クロスベル市内で諜報活動を続ける社員レインズと連絡を取り合っている。)

最新作「碧の軌跡」では、《赤い星座》の副団長を務めるランディの叔父のシグムント・オルランドと、その娘で部隊長のシャーリィ・オルランドが、帝国政府と約1億ミラの契約を結び、西ゼムリア通商会議中の《鉄血宰相》を狙う貴族派テロリストの抹殺を請け負った。任務完遂後は、クロイス家と契約を結び、「碧の零の計画」に協力。

武装

《赤い星座》の猟兵は、大剣や、導力式よりも火力の高い火薬式の重火器で武装し、ブレイドクーガーなど装甲された軍用魔獣を使役する。特に陸戦での練度は、《結社》《強化猟兵》を軽く凌駕する一方で、飛空挺を使った空戦の経験はまだ浅い。

資金源

《赤い星座》は、猟兵団の運営・装備・作戦行動の資金源として、《クリムゾン商会》というダミー会社を持ち、帝都で高級クラブ《ノイエ=ブラン》を経営している。この《ノイエ=ブラン》、S1204にクロスベル市にも進出しており(【零】クロスベルタイムズ誌にも紹介記事あり)、グノーシス事件後には、親会社の《クリムゾン商会》も旧《ルバーチェ商会》の跡地を買い取って、クロスベル進出の拠点としている。

また、特定商人による詐欺行為を伴う不動産転売も《赤い星座》の資金源のひとつになっているようだ。のちに《カプア特急便》を立ち上げることになる、帝国北部のカプア男爵家もこの被害に遭い、空賊に身をやつす憂き目にあったが、「碧の軌跡」でもアルモリカ村の土地の権利書が「ミンネス」と名乗る同一犯に危うく詐取されそうになっている。

関連事項

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