阿天小路御影(あてのこうじ みかげ)


■性別
女性

■学年
3年生

■所持武器
竹刀

■ステータス
攻撃:20防御:1体力:4精神:4FS:1

■FS名
心中に刃在り

無形刀〝鵆〟(チドリ)

効果:遠距離通常攻撃 60
タイプ:瞬間型
範囲+対象:MAP全体敵1人 3倍
時間:一瞬
非消費制約:敵が召喚したキャラのみに有効 0.3
消費制約:攻撃力5消費(即座に支払う) +25

(100-60×3×0.3+25)×1.1=78.1≒78%

発動率78% 成功率100%

能力原理

『刀』と名が付いてはいるが、実際には御影の声(言霊)による能力。
彼女が「汚い」「正々堂々としていない」と認識した対象のみを両断するメタブレード。
現在は、敵が控えていた仲間を呼んだり、召喚獣を召喚したことを彼女が認識したとき、
「己の身ひとつで勝負せんかーい!!」と叫ぶと、その対象のもとに雷鳴のような
凄まじい『轟音』が落とされ、その身を両断される。
(自らの意志で戦場に駆けつける増援はこの『対象』としては認識されない)
この能力には対象との距離などは一切関係なく、たとえその敵が地の果てにいようと
認識すれば攻撃することができるが、基本的には、彼女が利欲のためなどではなく、
己の信念を貫き通すために使用することで成り立っている能力であり、
(彼女の信条における)ごく真っ当な勝負においては使う機会のない能力でもある。

この能力は、本質的には阿天小路の『血』の中に眠る剣術『阿天翼心流』の奥義の一端が
発露したものであり、密かに脈々と受け継がれてきた阿天翼心流の真髄『意志の刃』が、
現代の持ち主の資質に応じて、形を変えて具現化された結果であると言える。
以前、彼女の気性を疎ましく思っていた魔人に喧嘩を売られ、病床にあった弟を
相手の呼んだ仲間に人質に取られたとき、このような形で能力が覚醒することになった。
現在の能力効果はこのような事情によって形成されたものであり、
今のところは、彼女の内に潜在する奥義の片鱗が顕れ出たものに過ぎない。
ただ、その特質から、失われた剣術の極意を幾らかは窺い知ることができるだろう。

キャラクター説明

剣道部に所属。体は小さいが器は大きい3年生。髪はゆるめカールのロングヘア。
黙っていれば小動物のような印象を与える容姿だが、実際には豪放磊落で
さばさばした気性の持ち主。曲がったことが嫌い。あと声がデカい。
病弱な弟がおり、その面倒をずっと見てきたため家事全般が得意。
姉弟二人の性格があまりに対照的であるため、『阿天小路の兄の方』『阿天小路兄妹』
などと呼ばれてしまうこともある。

弟の体調がよくなってきたこともあり、希望崎学園入学後は初めて剣道部に入部。
剣と向き合っていると、己の中の『血』が呼び覚まされるような不思議な感覚があり、
たまに立ち合いに集中するあまり忘我の境に入ると、自分でもどうやったのか
わからないような凄まじい運体術・剣撃を見せることもある。
後に、阿天小路家が過去独自の剣術流派を持っていたことを知り、
己の血に刻み込まれたその剣術を『呼び起こ』し、会得することが目標となった。
前回の3年生対1年生のハルマゲドンには、弟が1年生で陣営が分かれてしまうこともあり
参加しなかったが、今回は戦いの中で己の剣術に磨きをかけるため、参戦を決意する。

阿天小路家は、かつて『阿天翼心流』という著名な剣術流派であった。
特に幕末期などは、鬼無瀬時限流、白金流、菊水流などと並び天下に名を馳せていたが、
この流派の系譜はその後突然途絶えてしまう。その経緯を記した史書も現存していない。
もはやその技術・体系は完全に失われてしまっており、その全容は謎に包まれている。
現在の阿天小路家も、剣術とは無縁のごくありふれた一般家庭である。
しかし、阿天翼心流の『技術』は既に失われてしまったが、その『真髄』は阿天小路の
血の中に確かに受け継がれており、御影もその精神の奥底に『阿天の刃』を宿している。

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最終更新:2011年07月14日 23:52