紅月 文(こうづき あや)
■性別
女性
■学年
1年生
■所持武器
オープンフィンガーグローブ
■ステータス
攻撃:19防御:1体力:4精神:3FS:3
■FS名
寛容さ
鉄拳制裁
効果1:攻撃⇔防御 45
タイプ:瞬間型
範囲+対象:同マス敵一人 0.7
時間:一瞬 1
非消費制約1:防御力が15以上 0.8
消費制約:永続戦線離脱 35
効果付属:凄惨な死 10
効果2:同マス通常攻撃 30
タイプ:瞬間型
範囲+対象:同マス敵一人 0.7
時間:一瞬 1消費制約:永続戦線離脱 35
効果付属:凄惨な死 10
【効果数値】
45×0.7×1×0.8=25.2
30×0.7×1=21
25.2+21= 46.2
【発動率】
(100-46.2+35)×(1+3×0.1)-10=105.44≒105%
発動率105% 成功率100%
能力内容の補足
同マスにいる敵一人(防御力が15以上のキャラのみ)の攻撃力と防御力を入れ替えて通常攻撃を行う能力。
能力発動後にこのキャラは永続戦線離脱する。
効果1と効果2は同対象。
能力原理
相手に怒りを覚えた時に衝動的に放ってしまう能力。
能力自体は相手の攻撃力と防御力を反転させるだけであり、殴るのは厳密に言えば能力ではない。
殴るのはただ単に怒りに身を任せた勢いである。
ちなみに本気で殴るためそのまま相手が死んでしまったら死体は恐ろしい事になっている
そして能力使用後は怒りに身を任せて殴ってしまった事を恥じて自分探しの旅に出てしまう。
キャラクター説明
紅月文は普段は人当たりの良い普通の女の子。
しかし、特定の人物に対してはキツくあたってしまう。
その理由は彼女が魔人に覚醒した経緯にある。
文が魔人に覚醒したのは中学二年生の時である。
事の始まりは文のプリンを兄が食べてしまったというものだった。
楽しみにしていたプリンを食べられた事により文の怒りは相当なもので即座に兄へと掴みかかったが、文の兄は魔人であった。
そんな兄からすれば普通の女子中学生であった文の攻撃など痛くも痒くもなかったのである。
怒りをぶつけても平然としている兄の態度に文のますます怒りは膨れ上がってしまった。
文は何とか兄に一撃を喰らわせようと思っている時に兄は文に提案する。
「しょうがないなー、俺は無抵抗だからさ、気が済むまでやっていいよ。それで許してくんない?」
文は思った。
―――気がすむまで殴られたから許されるというのは分かる。
―――しかし、それは普通の人間が痛みという罰を受けてこそ意味があり、誠意があるのである。
―――それを兄のような強固な肉体によって守られている者が言うことではない。
―――つまりこいつは、全然反省していない。
そう結論付けた文は完全に切れた。
無抵抗を気取っていながら強固な肉体に守られて相手を舐めきっている奴に一撃を食らわせたい。
そんな兄への怒りが文を魔人へと覚醒させたのである。
魔人に覚醒した後は魔人に覚醒した経緯からか、防御力が高い魔人を見るたびに怒りを思い出してしまうようになってしまった。
そしてそのまま衝動的にぶん殴ってしまう自分自身を恥ずかしいと思っている。
思わず殴ってしまった時はそのまま自分探しの旅に出るが、よく旅の目的を忘れて食べ歩きをしてしまう。
最近は旅の成果かどうか分からないがすぐにぶん殴ることはなくなったらしい。
ちなみにグローブは相手をなるべく傷つけないようにするための配慮。
余談だが文の能力をまともに喰らった兄は重傷を負いながらも何とか生きていたらしい。
兄はそれ以降、プリンは見るのも嫌になったとか。
最終更新:2011年07月14日 14:16