加納時男

加納時男(元自民党議員)「放射能は体に良い 原発は間違ってないし河野太郎は社民党に行け」
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1304752790/
―― 福島の現状をどう感じていますか。
「東電出身、元国会議員として二重の責任を感じている。
インターネット上で『お前は絞首刑だ』『A級戦犯だ』と書かれてつらいが、原子力を選択したことは間違っていなかった。
地元の強い要望で原発ができ、地域の雇用や所得が上がったのも事実だ」

―― 河野太郎氏は「核燃料サイクル」政策は破綻していると主張しています。
「反原発の集会に出ている人の意見だ。自民党の意見になったことはない。反原発の政党で活躍すればいい。
社民党に推薦しますよ。福島瑞穂党首は私の大学の後輩だから」

■ 低線量放射線、体にいい
―― 東電の責任をどう考えますか。
「東電をつぶせと言う意見があるが、株主の資産が減ってしまう。金融市場や株式市場に大混乱をもたらすような乱暴な議論があるのは残念だ。
原子力損害賠償法には『損害が異常に巨大な天災地変によって生じたときはこの限りではない』という免責条項もある。
今回の災害があたらないとすると、一体何があたるのか。全部免責しろとは言わないが、具体的な負担を考えて欲しい」

「低線量放射線は『むしろ健康にいい』と主張する研究者もいる。説得力があると思う。私の同僚も低線量の放射線治療で病気が治った。
過剰反応になっているのでは。むしろ低線量は体にいい、ということすら世の中では言えない。これだけでも申し上げたくて取材に応じた」

◇ 加納時男(かのうときお) 1935年生まれ。 元東京電力副社長(原子力担当)。 
98年参院選比例区で日本経団連が支援する「財界候補」として当選、2010年まで2期務めた。 現在は東電顧問。 
ちなみに、彼の公式ホームページは今年の3月末で突然閉鎖されている。




▼しんぶん赤旗 [2011年5月4日(水)]
原発事故のたび擁護質問

東京電力副社長から財界代表として、自民党参院議員となり、2期12年務めた加納時男氏(76)が
“古巣”の東電顧問に就任していたことが、2日までにわかりました。
議員時代、原発事故が発生するたびに原発擁護の質問をするなど、文字通り、電力業界の代弁者として
“活躍”してきた加納氏。
勤務場所は、東京都千代田区内幸町の東電本社から300メートルと離れていない港区新橋の東電東新
ビル7階の「東電顧問室」です。

加納氏は、1998年の参院選で、「経済界の声を直接国会に」と、経団連組織候補として自民党公認で
比例代表区に立候補、電力業界のぐるみ選挙で当選しました。

2期12年の参院議員在職中、自民党の参院副幹事長、エネルギー政策小委員会事務局長、文部科学政務官、
国土交通副大臣などを歴任しましたが、東電で原子力本部副本部長も務めただけに原発推進の旗振り役でした。

電力業界代表として、国会質問でも、原発推進と擁護の立場を鮮明にしてきました。

■臨界事故でも

たとえば、99年9月30日、茨城県東海村の核燃料製造会社「JCО」東海事業所で、発生した死者2人、
被ばくした人数百人にのぼった臨界事故。

加納氏は、同年10月20日の参院経済・産業委員会で、「今回のが起こったからもう原子力はやめちゃおうとか、
ほかのエネルギー、自然エネルギーがあるからもう原子力はなくてもいいというのは、合理的な議論とは思いません」
と質問しています。

2004年8月9日、福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機で、高温の蒸気が建物内に充満し、作業員4人が死亡、
7人がけがをするという事故が発生したときも同様です。

加納氏は、同年10月6日の同委員会で、「この事故があったからといって、原子力やエネルギー政策を見直したり、
核燃料政策を変更すべきだとはならない。あくまでも原子力発電、燃料サイクルについては、柔軟性を持ちつつも
着実に国策として推進していくんだということがエネルギー政策基本法の原則にもとづくもの」と“国策”を持ち出して
います。

■早期再開求め

07年7月の中越沖地震で、東電柏崎刈羽原発が止まったときも、08年1月31日の参院予算委員会で、
早期の運転再開を求めています。

こうして電力業界の代弁者としての議員活動を続けてきた加納氏は、昨年7月の参院選で引退。
ことし2月1日、経団連会館で、「出版と叙勲を祝う会」の1万円パーティーを開催しました。
これには、東電の勝俣恒久会長、清水正孝社長、日本経団連の今井敬名誉会長のほか、自民党の谷垣禎一総裁、
甘利明元経済産業相、石原伸晃幹事長らが参加、勝俣会長が「経済界と政界の懸け橋に十二分になった」と
その労をねぎらいました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-05-04/2011050411_01_1.html




もう参議院議員を辞められましたが、『加納時男』という人を参考程度に上げておきます。

この方は東京電力の元副社長で、原発推進の論客であった方です。
経団連推薦候補として、自民党の議員を十二年やっておられました。
議論の際にかならずおっしゃられていたことが、フェールセーフという何重もの安全システムが働くということを根拠に原発を推進の根拠としていました。
今のような事態は絶対起きないと力説していた人です。

今回マスコミでも盛んに想定外の津波によってとか、震度によってとかそういう表現をされている人もいますが、実際の福島原子力発電所の海抜や震度、津波の高さ、防波堤の形高さなど数値や形を挙げて説明していません。
女川原発付近の高さは、15mに達していますが、今回のような事故は起きていません。
福島第二原発と比較もしていません。
国際原子力機関から相当の指摘を受けていたはずですが、自民党政権としてどういう対策を打っていたのでしょうか?

経団連をバックにしていては、経団連から、二十億近いお金を政治献金としてもらっている自民党がそういう人たちに逆らえるはずがありません。
情報がコントロールされていては、フェールセーフというシステムが本当に原発に組み込まれていたかどうかさえ判りません。
おそらくこれからもそういう情報は出て来ないでしょう。

本当の議論をせずに、情報を吟味させる機会を国民から奪っている人たちは、政治家に限りません。
政治家として信念を持って原発を必要とするのなら、真剣な議論をするべきでしょうが、責任問題に発展しかねないので、隠し続けるでしょう。
おそらく突っ込んだ議論をさせないためにも民主党政権を何とか引きずり降ろそうとするでしょう。
これだけ大きな事故になってでも、具体的数字や形を根拠に議論しないのかさせないのか、民主主義の根本を完全に壊していると思います。



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最終更新:2011年08月14日 12:42
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