原子力発電
現在の日本の発電量の約30%は、原子力発電所による。
発電コスト
立地
施設の建築費 1.18円/Kwh
施設の解体費
運用費用
CO2排出
- CO2排出量は、建設・燃料輸送・廃棄コストを入れても、太陽光発電より少ない。
電力供給安定度
その他自然への影響
- 廃炉には10年以上の時間が必要
- 環境破壊が最も少ないが、稀に放射能漏洩事故が発生するときがある。
- 燃料のウラン235は30年、プルトニウムはほぼ無限(数百年とも数千年とも言われる)の資源量がある。
- 日本では燃料がウラン235の軽水炉(PWRとBWR)と、燃料がMOX燃料(プルトニウム239とウラン238)の高速増殖炉(FBR)がある。
- 燃料の純度の問題で、軽水炉も高速増殖炉も核爆発のリスクは無い。
- しかし軽水炉は、原発が大爆発により喪失するリスクがある。つまり、高圧の水を冷却剤として用いるため、冷却水喪失事故、水蒸気爆発、水素爆発の危険性がある。
- 高速増殖炉は、常圧のナトリウムを冷却材に用いるので、大爆発の危険性は低い。ただし、冷却材のナトリウムが水分と化合し発火する可能性がある。
- 素人は高速増殖炉を怖がり、専門家は軽水炉を怖がる。高圧の水は、ナトリウム以上に厄介だ。
- ヘリウム3を使った核融合炉は放射能を出さない。ゆえにガンダムのモビルスーツは大気圏内で爆発しても問題ない。しかし、三重水素を使った水爆以外の実用核融合は、未だ人類は成しえていない。100年後には実用化が期待されている。
最終更新:2011年05月09日 03:26