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反原発運動起こそうず - 環境・電力板@2ch
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/atom/1300299123/60
60 : 名無電力14001 [sage] : 2011/03/17(木) 03:12:03.45


非常用炉心冷却装置(ひじょうようろしんれいきゃくそうち、ECCS、Emergency Core Cooling System、緊急炉心冷却装置)は、水を冷却材として用いる原子炉の炉心で冷却水の喪失が起こった場合に動作する工学的安全施設である。炉心に冷却水を注入することで核燃料を長期に渡って冷却し燃料棒の損壊を防止する。ECCSの作動は原子炉の停止を意味する。

tp://usagikobeya.blog68.fc2.com/blog-entry-513.html
日本原子力産業会議の会長であった故有沢広巳はチェルノブイリ原発事故が起こる18日前の会議の総会でこう述べている。
「ある面だけ丈夫にしても安全上意味がなく、無駄な投資だ」このある面とは ECCS(緊急炉心冷却装置) などの幾重もの安全装置のことである。しかもこの総会の席での彼の発言に当時誰ひとり異論を唱えなかった。
その18日後、チェルノブイリで事故が起きると、原子力関係者は掌を返したように「日本にはECCSがあるから大丈夫だ」と放言した。ちなみにチェルノブイリ原子炉はアメリカの商業用並の設計基準であったことが、事故後11日たって“ウォールストリート・ジャーナル”で明らかにされた。しかもチェルノブイリ原発にもECCSはわが国と同じシステムであったにも関わらず、作動しなかった、作動したが間に合わなかった・・・『危険な話』広瀬隆著より

福島第1原発事故、昨年議員が同様な事故の可能性警告
http://jp.wsj.com/Japan/node_211334
寺坂院長は答弁で、理論的にはあり得るが、ほんとんど考えられないとの認識を示していた。
 同院長は、炉心溶融は外部電源と非常用の内部電源の喪失、近隣の発電所からの電源融通ができない事態の時に起きるが、これらの事態の一つでさえも起きる確率は極めて小さい、と述べていた。
 議事録によると、同院長は「最悪の事態が起こらないように工学上の設計をしている。ほとんどそういったことはあり得ないだろうというぐらいまでの安全設計をしている」と答弁していた。

asahi_com:「立ち去るわけにはいかない」東電社員、放射線との闘い
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103170563.html
この社員は地震発生時に原発の中にいた。激しい揺れに襲われた直後、高い津波に襲われ、施設内の燃料や機材が失われたという。

ポンプ設備や最後の頼みの綱である緊急炉心冷却システム(ECCS)を起動しなければと、社員の自家用車のバッテリーや屋台の小型発電機までかき集めた。それでもシステムは回復しなかった。「外からの電力が断たれたのが一番悔しい」とも言った。
現場では数百人の社員や作業員が交代で作業にあたった。だが、余震が襲うたび、せっかく修理したところが再び壊れていったという。

破局は避けられるか――福島原発事故の真相 ジャーナリスト 広瀬隆
http://diamond.jp/articles/-/11514?page=3
所内電源と非常用ディーゼル発電機による電力のすべてが失われた事態に備えて、原子炉隔離時冷却系と呼ばれるECCSの一種がある。これは、炉心の崩壊熱による蒸気を利用してタービンを起動させ、ポンプを駆動して注水する装置である。しかし、これも制御機能が失われれば、駄目になる。

asahi_com:冷却系の復活焦点
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103200068.html
核燃料は原子炉が停止していても、常に熱を出し続ける。このため、水を循環させて、海水と熱交換して冷やす作業をずっと続けている。そのための機器の動力源は、ほとんどすべてが電気だ。想定を超える今回の地震と津波で、全電源喪失という原発の運転で絶対にあってはならない事態が起きた。
現在、装置の故障で水の注入ができずに、燃料が熱を持ち、原子炉や使用済み燃料プールの水が蒸発してむき出しになっている状態とみられる。そうすれば、大量の放射性物質が外部に出る恐れがある。現在、特殊放水車などを使って水を注入する異例の方法を試みている。

全炉心溶融、収束まで25年…福島原発“破滅”シナリオの中身http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110331/dms1103311641025-n1.htm
放射能汚染水が作業を阻み、せっかく電源が復旧しても備え付けの冷却用ポンプが動かせない。「やるべきことは分かっているけれど、それができないという状況」(小出氏)と、現在は手詰まりに近い状態だ。
 原子炉を100度以下の「冷温停止」にするには、冷却水を注ぐ据え付け型の大型ポンプと、原子炉建屋内で海水を循環させるポンプの作動が必要となる。2種類の冷却機能が働けば「通常なら1-2日で冷温停止の状態になる」(東電関係者)という。

外部電源喪失 地震が原因-吉井議員追及に保安院認める
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-30/2011043004_04_0.html
 東京電力の清水正孝社長は「事故原因は未曽有の大津波だ」(13日の記者会見)とのべています。吉井氏は、東電が示した資料から、夜の森線の受電鉄塔1基が倒壊して全電源喪失・炉心溶融に至ったことを暴露。「この鉄塔は津波の及んでいない場所にある。この鉄塔が倒壊しなければ、電源を融通しあい全電源喪失に至らなかったはずだ」と指摘しました。
 これに対し原子力安全・保安院の寺坂院長は、倒壊した受電鉄塔が「津波の及ばない地域にあった」ことを認め、全電源喪失の原因が津波にないことを明らかにしました。

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最終更新:2011年03月18日 06:42
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