2012の使用感2012.12.03更新
【総評】
メジャー移籍濃厚だった中島が残留したものの、帆足・フェルナンデス・ミンチェ等の主力選手が移籍したので、相対的に戦力が低下している。
能力が高いシリーズは廃盤が多く、少なくとも新規で始める人には厳しい球団だった。
しかしシーズンを経るにつれ廃版のカードを凌ぐものが多数排出、さらには強コンボ愛2012の実装で他球団との差はほぼなくなったと言える。
※超特訓ギプスについて
2012S2で登場した限界突破アイテム、超特訓ギプスによりベストメンバーに大幅な変更が出ている。
このアイテムは選手の限界レベルを+2、限界連携を+1するもので1選手につき5つまで装備可能、5つ装備で能力をほぼ1割増しするというものである。
ただし装備可能なのは2012シリーズの選手のみでありこれによりギプスを装備できない2011シリーズと装備できる2012シリーズとで逆転現象が起きているのだ。
スーパースター用のものなどは高額で取引されているがグレート、レギュラーなどは比較的安価で手に入れることができるので
メンバー選考の際は判断材料の1つとなるだろう。ただしギプスにはいくつかの誓約も存在するため使用する場合は公式での説明をよく読んでから!
※CTSS、限定TSSについて
CTSS、限定TSSとはOBながら~愛が発動する特殊なカード群で、どれも非常に高い能力を持っている。
しかしその反面、固有コンボである時を越えた活躍が発動してしまうというデメリットを持っているためある程度の頭数を揃えて使いたい。
現在西武に存在するのは
渡辺(先発):ご存じナベQ。素の状態で総合能力2954と高性能。時越を考慮しても使わないのは惜しい。
ただS4追加で登場した牧田に僅かながら負けておりベストメンバーからは脱落している。
奈良原(遊撃手):現役時代は堅守で知られた現守備走塁コーチ。決して低くない能力値だが同じポジションにいたのが中島という不幸。
サブポジも激戦区の二三とどこまでもツイてない。
光山(捕手):西武CTSSを不遇と言わしめた元凶。総合能力2028は何かの冗談ではないかと疑うレベル。
炭谷他西武捕手陣の評価が低かったためどうにか1番手を維持していたもののS4にて★4炭谷(12/S4)が登場しついに陥落。
CTSSは専用ギプスが非常に高価なためよほどのことがなければ使う必要はない。
嶋(右翼手):2004年には首位打者、最多安打のタイトルを獲得した"赤ゴジラ"が限定TSSで登場。
1236という爆発的な打撃力に加えこれといった選手のいなかったメイン右翼手、おまけに重量打線持ちと文句の付けようがない。
限定版のため値が張るのが玉にキズ。
西口(先発):西武一筋18年の大ベテランが限定TSS第二弾として登場。
全盛期の能力におまけがついて総合能力はなんと3001。★6岸に次ぐ先発第2位の実力を持ち純正で上位を狙うのなら欲しいところ。
ただし他にめぼしい候補のいないライト嶋に比べ先発はある程度駒はそろっているため多くのプレーヤーにとっては必須というほではないか。
【投手陣】
<先発>
岸:★6(12)の登場で先発1番手に。★5(12/S3)も通常・限定共に優秀だが★5牧田には劣る。
牧田:★5(12/S4+限定)は★6岸に次ぐ先発2番手。通常版もベストオーダー入りは確実。★4(12/S2+)も極めやすく十分強い。
西口:限定TSSは総合3001で3番手にあがるが、それ以外は低能力値で実用性は薄い。
石井:S3追加で★5(12/S3+)昇格。限定TSSや★6岸を除けば牧田・岸に次ぐ先発3番手。
涌井:廃盤の★5(11/S2)が最高値だが、★5(12/S3)は抑えとして登場。
野上:★4(12/S4)が帆足と同等クラスで登場したが、高レート選手や涌井を抜いてもベストオーダー入りはできない。素材が24-2で掘れるのが利点。
菊池:★4(12/S3+)は西口にも劣る能力値。青い稲妻の発動するセレクション版も排出されたがこちらも首をかしげざるを得ない能力。
青い稲妻を生かすためサブポジの中継として起用するのも手。
帆足:★4(11/S4)がベストオーダーからも漏れ、廃盤のため無理に手に入れる必要はない。
<中継>
十亀:シーズン終盤の活躍が認められたのか★4(12/S4)がまさかの中継2番手へ。素材が34-4で掘れる。
2012SE最終段にて滑り込みで選出。総合能力でウィリアムスを僅かに上回り中継ぎ1番手を奪い返した。もちろん青い稲妻が発動する。
ウィリアムス:一時は十亀の登場により立場を奪われたものの★4(12/S4+)が返り咲き。能力値が大幅にアップし、堂々の中継ぎ1番手。
…だったものの最後の最後で十亀に敗れ2番手に降格。
岡本篤:★4(12/S4+)が中継ぎ3番手になったがスカウトで掘れる長田と能力値が14しか変わらないため利点は皆無に近い。★3(12/OP)を限界突破させるとミンチェとほぼ同等。
長田:一時は★4(12/S3+)が1番手だったものの、中継4番手に。素材は十亀より浅い32-1で掘れる。
ミンチェ:★4(11/S3)が最高値であるが廃盤。ウィリアムス組ませると弱コンボ舶来投球が発動してしまう。
松永:シーズン序盤にチームを支えた松永がS4追加で★4(12/S4+)登場も少々遅すぎたか。ベストオーダー入りはならなかった。
<抑え>
涌井:★5(12/S3)が牧田に変わり1番手。S4にて限定版★5(12/S4++)が登場。通常版もS3を凌いでいるので順次切り替えていきたい。
牧田:★4(11/S4)が最高値。次点で2011タイトルホルダーで入手もしやすい。ただし先発牧田の強化でそろそろ抑え牧田も苦しい。
※涌井と牧田の使い分けについて
ギプスを使って能力を底上げしたい、極ドリームナイン、愛2012発動を考えるなら2012年のカードに切り替えるべきだが
そこまで資産に余裕がなければ先発涌井、抑え牧田で妥協するのもあり。
【野手陣】
<捕手>
★4炭谷(12/S4)の登場によりCTSSを除き、待望されていた捕手枠のスター化が実現。
能力も打撃以外ではCTSS光山を上回るため、特別な理由がない限りは捕手1番手。
S4にてセレクション選出。純正なら一択の炭谷が能力微増、青い稲妻追加とデメリットはなく是非入手したい。
重量打線もちである打撃型捕手の★3上本(12/S4)は指名打者や代打で使われることが多い。
打撃重視でオーダーを組む場合、西武には打撃型選手が多いため、上本を捕手で使うのもいいだろう。
★2星(12/S2)は極めても炭谷に劣るが、連携素材が入手しやすい、ギプスが巻きやすいというメリットがある。
<一塁手>
オーティズ:★4(12/S3+)は総合値No.1。高い打撃能力とサブポジ(三左中右)のおかげで非常に使い勝手がいい。
またかねてから希望する声の多かったSE化がついに実現。能力増加、重量維持、青い稲妻追加と西武一塁の座を不動のものとした。
浅村:★3(12/S2)は総合値で2番手。★4にも迫る能力値に加えほぼどこでも守れるのでコンバートさせるなどしたい。★4(12/S4)は二塁手なので注意
カーター:S3追加で★4(12/S3+)昇格も能力的にはオーティズの下位互換。素材はオーティズよりも安め(9/30時点)。一応サブポジ持ち(左中右)。
退団により排出停止。
フェルナンデス:★4(11/S4)は廃盤のため入手困難。打撃能力が高い。
<二塁手>
ヘルマン:★4(12/S2+)が二塁手として能力では2番手に上がる。しかし★5(12/S4)は三塁手のため注意。
浅村:★4(12/S4)が二塁手で登場。愛2012を狙い、かつ★4ヘルマンを使わない場合は適正1番手。セレクション版は純粋強化+青い稲妻発動。
片岡:★4(11/S1)が廃盤だが最高値。ただし愛2012を狙う場合は使用できない。
S4にてまさかのセレクション選出。総合能力でセレクション浅村を上回るものの打力は劣るので好みの問題か。
<三塁手>
中村:打撃値、総合値の両方でトップに立つ★6(12)が第一候補だが超高額。それに次ぐ★5(12/S2限定)も廃版かつ高額なので手が出しづらい。
打撃値3位の★5(11/S4)、総合値3位の★5(12/S2通常)は値も落ち着いてきたので資金によほどの余裕があるのでなければこれらが現実的。
素材も高いので、注意して育成したい。2011B9・THは★5を手に入れるまでの繋ぎとして使える。
ヘルマン:1年を通してコンスタントに活躍を続けてきた男がついに限定版待遇で★5(12/S4)に昇格。
しかし西武の三塁には中村が君臨しているため扱いを考えなければならない。
守備能力で見ると★6中村(12)>★5ヘルマン(12/S4)>★5中村(12/S2)となるので★6を持っていない場合中村を指名打者に送るという選択肢もある。
<遊撃手>
中島一択。★5(12/S1限定)、★6(12)の入手は非常に困難だが、★5(12/S1通常)か★5(12/OP)なら比較的入手しやすく重量打線も発動する。
それ以外のシリーズでは★4、2011B9、4月GPなどで代用可。中島も中村同様、素材が高いので注意したい。メジャー移籍決定により排出停止。
ちなみに中島以外では、★3浅村(12/OP)などが挙げられるが能力値が低い。
中島を使わない場合はS4で強化された浅村やヘルマンなどのコンバートも検討しよう。
<左翼手>
待望のレフト栗山★5(12/S3+限定)登場で低レベルなポジション争いから一気に脱却。★5(12/S3+通常)でもいいのでなんとしても入手したい。
S4にて★6栗山(12)が登場したもののドリームスターの例に漏れず超高額。
入手できない場合はサブポジ持ちで守備位置の被る選手(ヘルマン・浅村・オーティズ・カーター)などをコンバートする手もある。
他の候補としては★3嶋(12/S1)、★3大崎(11/S4)、★3坂田(11/S4)などが挙げられるが能力は雲泥の差。
<中堅手>
★5栗山(12/S1)が最高値だったがレフト栗山が排出されたため自動的に★4秋山(12/S3)が一番手となる。
SFにてついに★5(12/SF)昇格。限定版にはならなかったものの十分な能力で最後の穴が埋まった。
また退団選手の穴埋めでスカウトエリア2-4で素材が掘れるようになった。
他にめぼしい候補もいないのでほぼ一択。
<右翼手>
入手困難な限定TSS嶋一択だったライトに★4大崎(12/S4+)が満を持して登場。
ご存じの通り大崎は素材が1-2で掘れるため連携上げが非常に楽であり、また時越も発動しないためコンボを圧迫しないという利点もある。
さらにはS4にてセレクション選出の大出世。極めれば打力1000超、総合も2900に迫る高性能で是非入手したい1枚。
それ以外の選手で適正だけで見ると
熊代:★2(12/S3):走力値が高い。スカウトの序盤で素材が出るので連携は上げやすい。コンボ「ルーキーズ」が発動する。
熊代:★3(12/S4):ついにS4で★3に昇格して走守は増加したが、打撃減が痛いか。
高山:★3(11/S1):廃盤でギプスもつけられないので無理して集めることもない。
これらのカードは能力に大きな開きがあるため最低でも通常版大崎は入手しておきたい。
<指名打者・代打>
基本的にスタメンから漏れた選手の中で打撃能力の高いものを起用することになる。主な候補としては
上本★3(12/S4):能力はそこそこだが重量打線が発動。素材は28-1で掘れる上にグレートのためギプスがつけやすい。
カーター★4(12/S3+):打撃能力は候補の中でも断トツ。ただし舶来打線候補、重量打線なしとコンボ面での懸念が多い。一応勝負強い打撃は持っている。
※以上の2選手は代打の活躍持ち。ただし以前より代打の活躍・舶来打線は出にくくなっているようなので個人の判断で。
フェルナンデス★4(11/S4):打撃だけ見ればまだまだ現役だが2011年版のためカーターにもまして扱いが難しい。
大崎★4(12/S4+):代打の活躍が出ない選手の中では最高の打撃能力。さらに素材が1-2で掘れるのでギプスもつけやすく代打にもってこい。
スター昇格でスタメンも見えてきたが相変わらずの打力で代打としても有力候補。
熊代★2(12/S3):打撃+走塁は★2としては破格の能力。こちらも素材が序盤で掘れるのでギプスがつけやすい。
熊代★3(12/S4):ついにS4で★3に昇格して走守は増加したが、打撃減が痛いか。
米野★3(12/S4+):代打の活躍が出ず★3で素材も安く極めやすい、と妥協での代打としては優秀だが、スタメンもある程度固まってきた今はもはや趣味の一品。
と多くの選択肢が存在するので手持ちの選手、コンボの兼ね合いなどによって十人十色となる。
(帆足、ミンチェ、フェルナンデス、石井義は国内移籍をしたので継続使用が可能。)
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