調査としての守備範囲
-ただし、廃棄物関係は資源廃棄物循環学会が動いている。
-上下水道や水質環境が中心だが、ライフライン関係という事で上下水道が緊急。
-水環境については追って水環境学会も動くはず。
- さまざまな関係団体(上下水道・廃棄物等)からの情報をとりまとめ、記録するのも大切な作業。
プラスαで、
- 行政やボランティアの人たちがカバーしにくい環境工学関連領域の堀出しと補完。
- 復興の先には「持続性を高める社会システムの構築」のような目標もあろうと思います。報告書に含めるかどうかはわかりませんが...。
重点調査候補地域:もちろんたくさんあるのでしょうが...
◯津波を受けなかった地域(比較的入りやすそうな地域)
東北大学周辺:仙台市中心部、古川、栗原周辺
東京近辺:千葉県内や茨城県南部の被災地(浦安市、霞ヶ浦周辺、銚子・旭)
◯津波被災地域でも比較的アプローチしやすいそうな場所
東北大学周辺:仙台近辺の沿岸部
茨城大学周辺:なかみなと市
◯さらにそのあと...
三陸海岸
福島第一原発周辺
◯震災調査とはいえないかもしれませんが...
- 放射性物質
- 上下水道と節電・積極的な夜間電力の利用等
何を調査するか
◯上下水道関連施設の被災状況の調査と被災原因の整理
- 水道、簡易水道
- 下水道、し尿処理場、浄化槽
- 津波?液状化?地震動?停電?火災?
- 復旧までの道筋、復旧でよいのか?
◯避難所・被災地の生活環境・衛生環境の改善
- さまざまな仮設トイレの使用実態と使用状況の改善案
- 簡易浄水施設による水供給の実態調査?
- 抗生物質耐性菌の分布?
◯持続可能性を目指した復興の可能性(水循環、栄養塩循環)
最終更新:2011年05月08日 22:39