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世界橋ガブリエル(せかいばしガブリエル)

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【種別】
人名

【初出】

【登場巻数】
ⅩⅡ

【解説】
春亮たちの通う、私立大秋高校の理事長。
理事長職のほかにもいくつも仕事をしているらしく、世界を忙しく飛び回っている。
多方面にコネをもっており、崩夏とも懇意。

常にガスマスクを装着していて、初対面時、フィアに変態呼ばわりされた。
禍具を見つけるのが趣味で、世界中を回る間にそれらしいものを見つけると嬉々として購入する。
が、なかなか本物に巡り合えないようだ。
崩夏と知り合ったのも、その趣味の関係である。

実は元竜島/竜頭師団の《竜階》二位の団員。
当時所有していた禍具《騎士道への大逆者(トリーズン・ピアサー)》は人化できる禍具であり、別名は《卑怯者の槍》。
元々は騎士槍、馬上槍だが呪いで得た性質は「敵との距離が遠ければ遠いほど力を増す」というもの。
そのため、武器としては投げ槍として使用される。
投げたのち、いかなる距離からでも使用者のもとに戻ってくるという性質もあるが、同時に戻ってくるとき所有者の身体を貫いてしまう可能性があるという呪いがある。
そのためガブリエル自身は、彼女に貫かれて死ぬという覚悟をしていたが、彼女は実際にガブリエルを殺しかけたことで死を決意し、ガブリエルを竜島/竜頭師団から抜けさせるため師団長に単身挑み破壊された。
その後、彼女を愛していたがゆえに、ガブリエルは竜島/竜頭師団を抜けた。
その際、脱団の手伝いを崩夏に依頼した。以後、「死んだ禍具を生き返らせる禍具」を探している。

投擲が得意だが、前述した怪我により現在は身体機能が低下しているため本気の投擲は一回が限度。
マスクを被っている本当の理由は顔にある竜の《目》の刻印を見せないため。
現在はマスクを被っていることに慣れてしまい、逆に被っていないと落ち着かない。


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