部門 > ROOT > h2root

あなたがもしPAW厨の多い研究室に配属された場合、DAQシステムはHBKファイルを吐き出すように組み立てられているだろう。それでもPAWではなくROOTを使いたい場合は、ROOTと同時にインストールされるコマンドh2rootが便利である。
h2root ***.hbk ***.root
などとすればHBKファイルがROOTに変換される。

よくあるエラー

ROOTをインストールしたのでさっそくHBKを変換しようとすると、
h2root: error while loading shared libraries: libCore.so: cannot open shared object file: No such file or directory
というエラーになることがある。これは多分ライブラリのある場所が環境変数にちゃんとセットされてないから。
インストールのときに~/.bashrcとかに
export ROOTSYS=/home/n/root
export PATH=$ROOTSYS/bin:$PATH
export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ROOTSYS/lib
#export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:$ROOTSYS/root/lib
#export LD_LIBRARY_PATH=$ROOTSYS/root/lib:$LD_LIBRARY_PATH
とかって書いてるはずだが、この3つ目に注意。上のは僕の環境のものなのでコピペしても機能しないかも。公式情報はhttp://root.cern.ch/root/EnvVars.html
上でコメントになってるのはどこかネットでみたものの丸写し。

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最終更新:2011年10月05日 19:35