このページは週末映画鑑賞会で上映された映画に含まれる理学的な話題をピックアップして、その真偽を議論したり、演出をdisったりするコーナーです。
以下該当映画のネタバレがあったり、SFロマン等が壊される可能性があります!
映画の世界観と引き替えに、科学の心を受け入れる覚悟のある方のみご覧ください。
HEP屋は白衣着ねえんだよ! by Y中さん
反陽子の説明にヒッグスの性質が
早野さんによる解説(原作版)
電力を関東一帯からかき集めて超高エネルギーの衝突を起こす
→不可能。加速器は設計電源で運転しないと粒子を加速できない。
さらにいえば、電力さえあればいくらでも高エネルギーの加速器が作れるというわけでもない。
インターロックがハックされて外に出られない!
→事故等で全電源を喪失するなどの場合に備えて、加速器実験施設には通常マニュアルによる脱出手段が設けられている。
シンクロトロンの形
→なんで傾いてるん?高エネルギー実験で重力は関係ないはず。オサレ?
※加速器は非常にデリケートなものです!変につっぱらず、地面か地下に置きましょう。
ビームライン「ビリビリッ!」
→この約80年間我々は如何に放電せずに高電圧がかけられるかという課題に取り組んできました。
ブースタがビリビリしてしまってはおしまいです。
まぁ演出ということで。
研究室
B4のやってることが素粒子実験の研究室の卒研テーマじゃねぇ。実験しろ!
そして誰も院へ行かない。
スカウターwww
→なにに使うんだよwww
ローラースケート
→ねーよwww え,もしかしてあるんですか?
宇宙の定義
→なにを持って宇宙とするかが,最初から知的生命が誕生するまでになってた。その後,マルチヴァースの立場からは最初の状態だけつくればいいよね,みたいなことになったが,最初の状態だけつくれば充分宇宙なんじゃないかと思った。それとも,みなさん強い人間原理の立場なんですか? あと,K坂さんみたいな人が黒板にドレイク方程式のパラメーターかなんかを列挙してたけど,そんなのいちいち覚えてる人ほんとにいるんですかね。
太陽ニュートリノが地球を暖める
→
最終更新:2011年08月03日 00:25