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2011年05月20日

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■イモリとウニの発生の過程の比較
 『図録』「2-8ウニの発生」と「2-9カエルの発生」と見比べてみてください。原腸胚まではほとんど同じですが、ウニはプリズム幼生へ、カエルは神経胚へと成長していきます。


 原腸胚では、細胞群は3種類に分けられます。外部表面の外胚葉ectoderm、空洞へ潜り込んで新たな細胞層となった中胚葉mesoderm、胚の下部に位置している内胚葉endoderm。これらそれぞれの胚葉から、まったく別々の器官が将来形成されることになります。それぞれの胚葉の担う複雑さは、ウニとイモリとでは段違いです。棘皮動物のウニの場合、脊椎動物のイモリと違って、①脳・中枢神経系が存在せず、②心臓も血管系も持たず、③骨格は欠片として体内に散らばっているため、形成される器官も少なくなっています。
 3つの胚葉を発見したのはドイツのパンダー(1794-1876)。ニワトリの卵が孵化するまでの一連の発生過程を記戦し、器官形成に先立って胚は複数の胚葉に分かれ、各胚葉からそれぞれの器官が分化・形成することを1828年に明らかにしました。翌年には、ザリガニ(無脊椎動物)においても「胚葉説」が成り立つことが示されます。動物の形態は異なっているのに初期の発生過程では胚葉という同一の構造から出発することは、大きな発見でした。
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