私家版・高校生物授業wiki
岸田一隆『科学コミュニケーション』
最終更新:
bioota2010
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岸田一隆『科学コミュニケーション -理科の<考え方>をひらく』平凡社、2011年 は大森先生に勧めていただいた本で、イギリスの物理学者ファラデー(1791-1867)をその代表とする科学コミュニケーションの歴史を概観することができます。「大森先生、および太田が、授業の場所において何を目指しているのか?」、「どのような系譜のなかで、いまのような授業を行っているのか?」を知りたくなったら、ぜひ読んでみてください。
目次
第1章 科学コミュニケーションとは何か
-情報伝達と共感・共有の違い
第2章 物理学が難しい理由
-人間の脳と思考の傾向
第3章 アダムとイブの子孫としての私たち
-進化による考え方の形成
第4章 理と神秘の間に揺れてきた歴史
-科学という強力な道具
第5章 科学への向き合い方
-文と理の分裂の地域差
第6章 第三の方法へ向けて
-共感・共有のための可能性
第7章 バベルの塔
-人間と科学の責任