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2010年度高校1年1学期シラバス


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■概要

【発生と分化】
 直径数ミクロンの受精卵は、どのようなプロセスを経て巨大な生体となるのか。また、分裂するそれぞれの細胞は、どのタイミングで、なにをきっかけとして、異なる器官、神経系へと分化するのか。「卵細胞→卵割→桑実胚→原腸胚→神経胚→尾芽胚→幼生→個体」というプロセスを中心に考える。

■授業内容
100415 自己紹介とガイダンス
100422    【 記念祭準備 】
100429    【 昭和の日 】
100506 さまざまな発生プロセス(一学期に行う課程の全体像の提示)
「無性生殖」、「有性生殖」とはなにが違うのか、なぜ違うのか、どのように違うのか。「分裂(酵母)、出芽(ヒドラ)、栄養生殖、胞子生殖」、そして、「配偶子生殖」について、それぞれ説明する。「生命はどのように生まれるのか?」という古代ギリシャからあった問いについて。
100513 無脊椎動物(ウニ)の発生
バフンウニ(Hemicentrotus pulcherrimus)の発生実験の、シミュレーション。卵割から組織形成までの、発生の順序をたどる。つまり、「2細胞期→4細胞期→8細胞期→桑実胚→胞胚→プリズム幼生→プルテウス幼生」という順番をたどる。哲学者アリストテレス(BC384-BC322)は、発生学も研究していたこと。
100520 脊椎動物(イモリ)の発生
(先週の復習をしつつ)イモリの「卵割→桑実胚→原腸胚→神経胚→尾芽胚→個体」の確認。そして、無脊椎動物(ウニ)と脊椎動物(イモリ)の相違。ところで、「なぜ、どの動物も(ウニもイモリもヒトも)発生の系は同じなのだろうか?」 これは、ホメオボックスの機能による。つまり、発生の諸プロセスを統御する遺伝子は、多くの動物に共通しているのである。(これは1995年のノーベル医学生理学賞受賞テーマである)

―1学期中間試験 ―

100603 交換胚移植実験について
イモリ胚の交換移植実験のシミュレーション。「発生運命」をつかさどる、「原口背唇部(オーガナイザー)」の発見について。シュペーマン(1869-1941)の行った実験のシミュレーション。
100610 交換胚移植実験について
同上。
100617 発生運命と、「前生説」・「後生説」
ルー(1850-1924)、ドリーシュ(1867-1941)の実験について。「どのような変遷を経て、現在「ふつう」と思われている発生学があるのか?」、「「ふつう」ではない発生学とはどのようなものか?」 ドリーシュが唱えた「新生気論」について。
100624 【発生】の総まとめ。

― 1学期期末試験 ―

■関連項目、参考テキスト
東馬先生の「生物の分類」。生物の界、門によって発生のプロセスは異なるので、関連させて考えたい。また、三木成夫『胎児の世界』中公新書(1983)は、芸大で行われたもっとも風変わりな(?)解剖学・形態学の講義を一貫して読むことができる。発生学とも関連が深く、一読する価値がある。
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