■注意事項
ROMの書き換え作業は、システムが完全に起動しなくなる、いわゆる「文鎮化」の可能性がありますので、ご自分の責任の下で行ってください。安易な書き換えは控えてください
■準備
- バックアップ(全データが消去されます。OSバージョン変更後はシステム部分のバックアップを含んでいるとリストアできませんので注意してください)
- バッテリーを十分充電する(ROM書き換え中にバッテリーが無くなると文鎮化します)
- 元に戻せるよう、自分のROMのファームウェアのバージョン(PDA、CSC、Phoneの3つ)をチェックしてダウンロードしておく(SamFirmwareにサインアップが必要)。国などはこのpdfで確認できます。
■■ カスタムROMの紹介 ■■
- 動作はサクサクで、キー操作にも激速で反応してくれるようになる
- キーボードレイアウトが変わる … 「£」→「$」、「$?」→「€」、「€」→「%」にレイアウトが変わります。気になる場合は、こちらを参考に修正してください
■WM 6.5.1 Lite & 96DPI化
●メリット
- メモリ容量の増加 … 画像写真のように完全にInUseが18.99MBということではなくだんだんとInUseが増えていくのですが、それでも39MBくらいで止まって、Free領域は224MBになります。
- OSバージョンがSC-01Bより少し古い程度なので、ほとんどSC-01Bと同じような感覚で使用できます。
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。
●用意するもの
- PDA
- CSC
- Phone(必要時)
- Langpack(必要時)
●ROM焼き
後述の「ROM焼き方法」の項目を参照して作業してください
●日本語化
●96DPI化
(OSバージョンがダウンすることでSC-01Bと全く同じ方法で96DPIにできますので、SC-01BのまとめWikiの記述をそのまま転載します)
(-------- 転載以下より --------)
SC-01Bの標準dpi値は128dpiですが、カスタマイズにより96dpiに変更することでフォントなどの描画をより精細に行えるようになり、感覚的には画面が広くなったような感じになります。SC-01Bの場合はそれほど気になりませんが、その分描画スピードは遅くなります。また、文字やボタン、スクロールバーなどが小さくなることで、見づらくなったり操作しづらくなるかもしれません。(ただ、これらのサイズはある程度は調整できます)
1.
こちらより、必要なファイルをダウンロードさせてもらいます。(367様、ありがとうございます)
2.「wm0418.zip」ファイルを解凍。そのフォルダの中にある「realvgafile.zip」ファイルも解凍しておく。
3.全てのファイルをフォルダごとデバイスかSDカードの適当なフォルダにコピー
4.中のreadmeの指示に従って、「realvga_cert.cab」と「realvga_11.cab」の2つのファイルをそれぞれ実行し、「デバイス」本体にインストール
5.
GSFinder+ Custom などで、「realvgafile.zip」フォルダの中のファイルを全てWindowsフォルダにコピーし、全て上書きする。(既に96dpi化した状態で行うと、使用中のファイルがいくつかあるためコピーには失敗するので、128dpiに戻してから行うこと)
6.スタートメニューのプログラム画面などから、4.でインストールした「realVGA」というアプリを実行する。
7.ドロップダウンメニューより、「96dpi」を選択し、OK。自動的に再起動される。
8.再起動後、「設定>システム>画面>文字サイズ」から文字の大きさを変更したり、
Pocketの手などを使って、スクロールバーのサイズなどを適当な大きさに調整する。フォントのサイズは各アプリの中で変更できるものが多いので、そちらで調整
(-------- 転載ここまで --------)
最後に、
SC-01B Customizerを使って調整
■WM 6.1 LITE & 96DPI化
●メリット
- 無駄な行間が無く、きっちり表示できる … 狭い画面にたくさんの文字を表示することができ、一画面の情報量が増える。タッチ操作のことはあまり考えていないUIのおかげか。
- UIがキーボードに有利 … キーボード操作のこともまだ考えてくれているUIのおかげで、ストレートQWERTY端末の強みを生かせる
- 過去のアプリケーションが使える … 例えばSPB Dialyなど、WM6.5になってから使用できなくなったアプリケーションを復活させることができる
- 空き容量増加 … 「__TFAT_HIDDEN_ROOT_DIR__」というフォルダを削除(削除することで不具合がでる可能性があるかも知れません)して、上記「メモリ容量を増やす」の方法1を使うことで、「WM 6.5.1 Lite」ほどでは無いですが、Free領域が147MB程度確保できる
あと、このROMは単純にWM6.1に戻すだけではなく、部分的にWM6.5.3のシステムソフトウェアが流用されていたり、HTCのタスクマネージャーが取り入れられていたり、あちこちからちょこちょこと便利ソフトウェアが導入されている一方で無駄なものは省かれており、デフォルトでもかなり使いやすい感じです。
●デメリット
- PQzIIのSettingのタブで設定画面がフリーズ … Settingのタブには触らない
- 微妙に左右のタッチのアライメントがずれる? … 自分だけかもしれません。調整で、わざとちょっとずらして調整する
- 新しいアプリケーションが使えなくなる … 例えばJWEzやSPB Weatherのアイコンが表示されない、など
●用意するもの
- PDA,CSC
- Phone(必要時)
- Langpack
- 96DPI化ファイル(必要時)
●ROM焼き
後述の「ROM焼き方法」の項目を参照して作業してください
●日本語化
●96DPI化
1. 証明書と96DPI化に必要なファイル群のインストール
- sdkcerts.cab
- ResPack96dpi_i780_V4.2.CAB
2. RealVGA_11.CABをインストール
3. RealVGAを実行
128dpi→96dpiに変更してOK→再起動
4. ダイアラーとWMPの修正ファイルのインストール
- Nadavi_i780_3G_Dialer_lite_2.cab
- Diamond WMP Skin.cab
●WM6.1のTips
・Hold(終話)キーの音を消す
通常のダイアルトーンはSC-01Bの
カスタマイズの項目のとおり、\Windowsフォルダの
dpadctl.wav、dpadctl.mid、dtmf0.wav、dtmf1.wav…、dtmf^.wav、dtmf_.wav、dtmfend.wav
等のファイルを空のファイルで上書きしてください。ただ、HoldキーだけはBeep音のため、この方法では消えないので、レジストリエディタで、
[HKEY_CURRENT_USER\ControlPanel\Sounds\Keypress]
にある
"BeepMode"=dword:00000000
に設定してください。(デフォルトでは2に設定されています)
regファイル
■ROM焼き方法
1. 母艦PCでローダーを起動
付属のローダー「Multiloader_patched.exe」か、
こちらを解凍して得られるローダー「B7350_Downloader_cracked_for any_custom_roms_v4.2.exe」を実行
2. ローダーの設定
- Model →「Orsay」を選択
- PDA → カスタムROMファイル(.nb0)
- CSC → CSCファイル(.csc)を指定
- LangPak → Langpackファイル(.lp0)
※Eboot(.eb0)やPhone(.bin)部は必要時だけ入れる
Download ModeはPDA,CSC,LangPakにチェック。EbootやPhoneは必要時のみ
3. 本体をダウンロードモードにする
- ① バッテリーを抜いた状態で「ボリュームダウン」ボタンと「電源(Lock)」ボタンを押しっぱなしにする(本体を片手で挟みこむ感じ)
- ② ボタンを押した状態でバッテリーを入れる
- ③ 「終話(Hold)」キーを押しっぱなしにして電源をON
4. USBケーブルで母艦PCと接続
ローダーの左下のPortが緑色になって、Download ModeのStartボタンを押下できるようになったことを確認
※ケーブル接続時、母艦PCで「Samsung CDMA Technologies」と認識されて、ドライバーがインストールされない状態になってしまった場合、Samsung社製の「New PC Studio」をインストールすることでドライバーがインストールされ、自動認識される
※この時、Portが緑色になってスタートボタンを押してもポートエラーが出て先に進めない場合、タスクトレイにある「New PC Studio」のアイコンより、「デバイスの監視を閉じる」を選択したり、ファイアウォールを一時的に無効にするなどしてみる
5. ROM焼きスタート
ローダーのStartボタンを押す。「Dynamic Partition Exception」のダイアログがでて、パーティションし直して良いか確認がでるので、「はい」を押すとスタート。
何もせず、終了するのを待つ。
6. デバイス再起動
デバイスが自動的に再起動した後、システムを自動で設定し出すので待つ。WM6.5.1LITEは画面が真っ暗でシステムが起動していなさそうなら、電源ボタンを長押しして電源ONしてみると、またシステムを設定しだして、再起動される。
最終更新:2012年06月03日 17:22