「キャラクター考察」(2023/12/24 (日) 14:28:54) の最新版変更点
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このページは&color(Blue){英雄伝説 碧の軌跡}で登場するキャラについて考察するページです。
&color(Red){ネタバレ注意}
&color(Red){ストーリー終盤までの情報が含まれています}&br()
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#contents(page=キャラクター考察2)
#contents(page=キャラクター考察3)
*メインキャラクター
**ロイド・バニングス
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-前作「零の軌跡」に引き続き、本作の主人公を務める。
-血液型はO型。
-クロスベル警察・特務支援課所属の新米捜査官だが、本作では肩書きが「上級捜査官」に昇格。
--この捜査官資格は半年間の警察学校在学中に取得。
--前作序盤で「新人の警察官で捜査官資格を取れたのは珍しい」とフランから驚かれていた。
--故に前作での特務支援着任早々、チームリーダーを任せられる(捜査官資格保持者は今作でもロイドただ一人)
--様々な事件に遭遇し乗り越えていく中で心身ともに成長し、名実共にリーダーとなって仲間達を引っ張っていく。
-優れた洞察力や多角的な見識を生かした、理論的な推理や捜査を得意とする。
--状況によっては敵対勢力の人間や自分が取り締まるべき犯罪者に協力を求め、時には自ら囮を買って出たり一騎打ちを提案したりするなど、柔軟且つ大胆な思考と行動力も兼ね備える。
--兄であるガイが「俺に似ず秀才」と言っていたことから、子供の時から頭の回転は早かったようだ。
-得物(武器)はトンファー。警棒の一種で、警察流仕込みの制圧術を得意としている。
--防御系のスキルに関してはランディの御墨付きで、かなりのモノらしい。
--黒月のツァオやラウもロイドの戦闘力を評価しており、黒月が使う東方武術を修めればもっと伸びるとの談。
--兄のガイがトンファーを愛用していたことも影響していると思われる。
-とある事情で特務支援課が一時解散となった後は研修という形で捜査一課に入り、本格的な防諜・対テロの訓練を受けていた。
--ちなみに一課での指導担当はダドリーが当たっていた模様。
--この研修中に捜査一課に入らないかと声が掛かったが敢えて辞退し、特務支援課に復帰したことが序盤で判明する(エマ捜査官からは理解に苦しむと言われた)
-本作では時に仲間の間違いを厳しく正す、前作とは少し違ったリーダーシップも発揮。
--ただし、自らの真っ直ぐ過ぎる発言が招く周囲への影響(時には誤解)について無自覚なのも相変わらず。
--そんな性格故か、某占い師の腕をもってしても結婚相手は「対象者が多すぎて絞り込めない」とのこと。
--更にその占い師からは「人を惹き付ける魔性があるみたいだから気を付けなさい」とまで言われた。
---この言葉を裏付けるように前作からエリィやティオが彼は「危険人物」とこぼしていたが、無自覚天然ぶりが今作で更にパワーアップした今となっては、あらゆる意味でのロイド最強スキルといっても過言ではあるまい。
-後天性とはいえ常人より遥かに優れた感応力を持つティオでさえ気付けなかった“ミツケテ”の呼び掛けが唯一聞こえていた人物。
-新Sクラフトは空高く跳び上がり、強烈に回転しての急降下で敵を粉砕する『メテオブレイカー』。
-新家具の一つ『トリスタン号』はZwei2より、主人公ラグナの愛機である《飛行機(エアロシップ)》。
--プレイヤー視点では常識的な飛行機械はこちらなのだが、軌跡世界では架空のものであるというのが面白い。
---なお、軌跡世界における飛行船・飛行艇は《飛翔機関》による反重力飛行である。
-前作で少しだけ触れられていた、ロイドの両親が事故死した経緯が今作で明らかに。
--事故の具体的内容は、当時クロスベルで就航したばかりの飛行船の墜落。
--両親を喪った当時のロイドは物心ついたばかりの3歳。事故のことは殆ど憶えていないが、兄ガイが色々苦労していたことは覚えている。
--墜落場所が山間部だったせいか、両親の遺体は見つからなかったらしい。
-兄ガイの殉職後クロスベルを離れて外国に住む叔父の元に身を寄せていたが、警察署就職を機に帰国。今作ではこの叔父宅がカルバート共和国内にあることが判明する。
-料理は前作と同様、お菓子など甘味系以外のジャンルをバランス良くこなす。
--前作で大得意だったお弁当に今作では洋食系など、得意料理のレパートリーもいくつか増やした。
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**エリィ・マクダエル
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-特務支援課のメンバーで、前クロスベル市長であり自治州議会の現議長を務めるヘンリー・マクダエルの孫娘。
--両親とは8年前に離婚してから別居中。父は故郷の共和国で、母は縁戚のいる帝国でとそれぞれ離れて暮らしているが、時折導力通信や手紙のやりとりをしている模様。
-血液型はA型。
-チームではリーダー補佐を務め、留学経験で得た政治・経済面の豊富な知識や巧みな交渉術でチームを助ける参謀役。
--またチームの中では一番の常識人で、無茶なことばかりをするメンバーにツッコミを入れるしっかり者でもある。
-名家であるマクダエル家の出身ということもあって有力者の知り合いが多く、また政財界や上流社会の様々な事情にも詳しい。
--特務支援課の一時解散後は、自治州議会の議長に就任した祖父を手伝うために警察を休職していた。
-競技射撃が趣味で、得物は競技用にカスタマイズして貰った旧式導力銃。正確な射撃を得意としている。
-落ち着いた性格で優しく包容力もある女性だが、その反動か一度怒らせるととても怖い。
-普段から大人びた態度を崩さないが、不意を突かれたりからかわれたりすると自棄を起こすなど年相応の一面を見せる。
--実は幽霊や怪談の類が大の苦手。他にも幾つか苦手なものがあるらしい。
-元々は政治家志望で、警察に志願したのはクロスベルの歪んだ現実を間近で観察する為の社会勉強のつもりだった。
--現在は、将来どのような道を歩むにしても特務支援課のメンバーとして人々の役に立ちたいと考えている。
-前作のとある出来事からロイドに篤い信頼を寄せると共に、彼に好意を抱いている。
--それ故にロイドの無自覚天然たらしっぷりには、やや嫉妬が入り混じった感じの呆れ顔をすることが多い。もやっ。
--前作の絆イベントでは、自分の想いをロイドに伝えてはいるが、返事を貰うまでには至っていない。その後はお互い忙しかったのもあってか、関係が全く進展しないまま今作に至っている。
--今作の彼女との絆イベントでは、実はロイドが出会った当初からエリィのことを意識していたことが判る。
---また、今作の彼女との絆イベントでは、ついに・・・。詳しくは実際に見てみよう。
-新Sクラフトは、白黒二挺の大型導力銃の連射からさらに渾身の一射を放つ『デバインクルセイド』
--デバインクルセイドは2週目に引き継げないことから、白黒二挺の大型導力銃は旧ハルトマン邸で手に入れたものと思われる。
--ペネトレイターで使う古式導力ライフルや、ワイルドスワンで使う小型の拳銃、そしてデバインクルセイドで使う白黒一対の二挺導力銃と、計五挺もの銃を所持している。
-今作では1章のシャーリィとの絡みや終章の救出時でのイベント、そして絆イベントとチップキャラのアクションにやけに力が入っている。
-新家具のひとつであるオルゴールの曲はファルコム作品『英雄伝説Ⅲ・白き魔女』で使われた間奏曲「小さな英雄」のアレンジ。
-料理では前作でオムライスやパスタなど一部得意だったものが苦手に。
--お菓子やジュースなどの甘味系専門に近い。
--ただ、前作で苦手としていたカクテルは得意料理になっている。
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**ティオ・プラトー
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-特務支援課の最年少メンバー。
-レマン自治州にあるエプスタイン財団本部からの出向という形で特務支援課に所属する、14歳の少女。従って正式には警察官ではない(クロスベル自治州での一般警察官採用年齢は16歳以上)
--財団が研究・開発を行っている新武装「&ruby(オーバルスタッフ){魔導杖}」の使い手。
-血液型はAB型。
-D∴G教団の元被験者。数年前に行われたD∴G教団殲滅作戦時で救出された、数少ない生き残り。
--この作戦にはセルゲイに率いられたガイが参加していた為、ロイド以外の支援課メンバーの中では唯一ガイとの面識がある。
--故郷はレミフェリア公国で両親も健在。ただ、自身に身に付いた能力故に周囲との軋轢が生じ、実家を飛び出している。
---今作の絆イベントにて、今現在両親とはどうなっているのかが明かされた。
-教団での実験の結果、常人を遥かに超えた五感や感応能力を後天的に持ち、支援課でもそれを生かしての探知活動を行う。
--また、導力機器や導力ネットが絡む内容は彼女の十八番。
-重度のみっしぃフリークで、インターミッションでは彼女の振るう熱弁に注目。
--それだけに第三章で襲い掛かるサブクエストでの試練には同情せざるを得ない。
--今作ではカゲマルという猫にも同様の執着を見せる。
-クールで言葉少ない印象だった前作に比べ、少女らしさが増しており、装飾品に興味を示したりする一面も見せた。
--エリィほどわかりやすい形ではないが、彼女もまたロイドに好意を抱いている節が多々見られる。
---彼女の絆イベントでは特に顕著で、とある約束でロイドの外堀を埋めに掛かる策士ぶりを発揮する。
--口癖もランディの影響なのか、多少べらんめぇに染まってきている。
-新Sクラフトは『エイドロンギア』。
--ZCFの『オーバルギア計画』を元にエプスタイン財団が共同開発した新鋭機。
---財団から盗まれオルキスタワーに持ち込まれていたものを回収した。
--飛行が可能なうえ、大量の小型ミサイルや導力砲《エーテルバスター改》を備え、火力は原型機とは比較にならない。
---オーバルギア計画のスタートは空の軌跡SC〜3rd間。本作から遡って1年半ほど。期間に対してとんでもない進化ぶりである。
-前作において『計量が重要な料理』として得意だったはずの汁物や鍋物が一転苦手料理に。
--代わって得意料理になったのは一部のお菓子やバーガー、サンドウィッチ。
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**ランディ・オルランド
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-年齢21歳。特務支援課の最年長メンバーでチームの兄貴分。
-血液型はB型
-陽気でナンパ好きな性格であるが、一方でさり気ないフォローを入れるなど年長者らしい一面も見せる。
-趣味はナンパにギャンブル、グラビア雑誌鑑賞とは本人談
-クロスベル警備隊に所属しベルガード門に詰めていたが、とある事情により当時の司令から不興を買い警備隊をクビになった。その直後、当時警備隊副司令を務めていたソーニャから特務支援課を紹介される。
--今作の冒頭では出戻りという形で一時的に警備隊に戻り、ミレイユ准尉を始めとする《グノーシス》を投与されたベルガード門警備隊員たちのリハビリ訓練に協力している。
--警備隊所属当時の階級はノエルと同じ曹長。
-使用武器は「スタンハルバード」。今作、警備隊副司令に就任したダグラスから学んだ。
--警備隊在籍時のランディはとある事情からライフルの使用を頑なに拒んだ為、ダグラスがスタンハルバードだけでも一線級で戦えるようにと伝授したらしい。
--鍛練の甲斐あってか、警備隊員の間では「スタンハルバードを使わせたらランディは警備隊随一」とまで噂されている。
-本名はランドルフ・オルランド。ゼムリア大陸西部最強の猟兵団の一つ《赤い星座》の部隊長を務めていた。
--《赤い星座》を率いる団長である《闘神》バルデルを父に持ち、彼自身も《赤き死神》《闘神の息子》と敵から呼ばれ恐れられていた。
--猟兵隊員からの呼び名は「ランドルフ隊長」だが、部隊長のひとりである閃撃のガレスは「若」と呼んでいる。
--従妹のシャーリィから再会早々に「ランディ兄」と呼ばれたことから、ランディは愛称と思われる。
--初めての実戦参加は9歳。
--この時代の経験で殺人に対して少々無頓着になったらしく、ヨアヒム・ギュンターを傀儡としていた事実上のラスボスを「憎みきれない」と迷言を残す。
-新Sクラフトは『ベルゼルガー』
--猟兵時代の得物であった特注品ブレードライフル「ベルゼルガー」による、怒涛の連続攻撃。
--ただし作中でシャーリィに一度壊されてしまい、ギヨーム親方に修理を頼むことになる。
---第4章以降、結界に閉ざされてしまったクロスベル市からどうやって持ち出したのだろうか。
--ちなみに空の軌跡FCにおけるアガットの最強武器の名前も『ベルゼルガー』である。戦闘スタイルといい、赤毛といい、妙に共通点の多い2人である。
-今作では、彼が何故《赤い星座》を抜けてクロスベルに流れて来ることになったのかの経緯が絆イベントで語られる。
-料理ではステーキやご飯物といった、食卓のメインになるボリュームのある料理が得意。
--久々の警備隊暮らしで腕を磨いたのか、今作では鍋物系も得意分野に追加。
--しかし、前作で大得意だった薬膳麻婆豆腐が一転して苦手料理になってしまった。
---%%チャンホイにダメだしでも喰らったのだろうか?%%
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**ノエル・シーカー
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-前作でタングラム門に詰めていた女性警備隊員。クロスベル警察のオペレーターであるフランの姉。
--ロイドやエリィと同い年だが曹長の階級にあるエリート。ソーニャの右腕的な存在であり、同僚の警備隊員からの信頼も厚い。
--今作ではソーニャの司令昇進に伴い、彼女もタングラム門からベルガード門に配置転換している。
-フランとの姉妹仲は非常に良い。重度のシスコンな妹に手を焼きながらも、優しく見守っている。
-実はエリィやフランと同じく、リベール王国軍に所属するユリア准佐の大ファン。
-武器は両手に装備したダブルサブマシンガン。
--他にもスタンハルバートに加え、電磁ネットやグレネードにミサイルポッドなど様々な武装を扱う。
-今作では警備隊からの出向という形で、特務支援課に所属することになる。
-車両の運転技術に優れ、支援課では新しく支給された導力車の運転を務める。
--彼女自身、カーマニアな一面もあり、車の話になると熱中してしまう時も。
--配備された新車に誰よりも喜んで嬉々として運転手を買って出るほどの情熱っぷりを発揮。
--彼女の指導によってティオ以外の特務支援課の面々は導力車の運転ができるようになる(ティオは年齢制限に引っかかる為)
-生真面目で礼儀正しく公私混同はしない性格のため、当初はフランクな特務支援課のやり方に驚いていた。
--また、フランにも職場での呼び方に気を使うよう指示するなどしていた。
-自分は女性としての魅力には欠けていると思っている節があり、インターミッションではそれが顕著に出ている。
-クロスベルを守りたいという強い一心のもと職務に励んでいるが、その背景には10年前に父オズマを亡くした「事故」に対する思い入れがある。
--中盤、《赤い星座》によるクロスベル市襲撃事件で甚大な被害を被り混乱する警備隊に復帰。その際に三尉(軍隊での少尉に相当)に昇進。
--直後の二大国軍によるクロスベル侵攻の際、実際に列車砲を発射した帝国軍への怒りもあり、国防軍への体制変化を容認。支援課の面々と対立することになる。
--・・・が、内心の欺瞞や支援課に対する甘さをロイドに厳しく指摘されることに。
---その一騎打ち直前で、ロイドが彼女に言い放った台詞は今作屈指の大名(迷)言。
---恋愛沙汰には奥手な彼女も、妹の強い後押しもあって絆イベントで一世一代の大勝負を試みることに。
-新Sクラフトは『アームドフォース』。
--警備隊の新型装甲車二台に支援攻撃を要請し、ガトリングガンとミサイルの大火力で敵を撃破する。
--空間の不安定さを理由にメルカバでさえ進入出来ない碧の大樹にまでも平然とやってくる、脅威の車輌。
-料理では米食や麺モノなど、しっかりした主食系が得意な模様。ランディに近い。
--ただし飲み物系統はあまり得意ではない。
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**ワジ・ヘミスフィア
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-クロスベル旧市街を二分する不良集団の一つ《テスタメンツ》のヘッド。
-曰く『気まぐれ』でディーター新市長から推薦状を貰い、警察に就職。今作序盤から特務支援課の準メンバーとして活躍する。
-優れた洞察力に加えて、七耀教会の聖典にまつわる知識や裏社会の情報に精通していること、創立記念祭のチェイスバトルで元《執行者》のヨシュアと渡り合う実力など、前作では数々の謎めいた部分を垣間見せていた。
--不良グループのリーダーだが副業としてホストもやっていた。が、警察入りした今作でもホストを兼業している。
---それ故かかなりの衣装持ち。自室のベッド上に広げられている青い衣装は、前作の《黒の競売会》で披露した正装と思われる。
-このように謎めいていた彼の素性だが、七耀教会星杯騎士団に所属する《&ruby(ドミニオン){守護騎士}》の第九位であることが今作で判明する。渾名は《蒼の聖典》。
--彼の率いるテスタメンツの由来は、この聖典(テスタメント)から来ている。
-クロスベル自治州では諸々の事情や政治的思惑から星杯騎士団の活動が認められていない為、身分を隠しつつ2年前から『計画』の調査を進めていた。
--よって、守護騎士として活動していたのは少なくとも15歳以前からということになる。
--ただ、守護騎士になる条件が『《&ruby(スティグマ){聖痕}》が顕現すること』なので、通常の星杯騎士入団とは事情が異なる。
--17歳で従騎士を拝命したケビンが異例の若い昇任とされたことを考えると、ワジの場合は破格とさえ言えるのかもしれない。
-守護騎士としての言動よりも《テスタメンツ》リーダーとしての言動のほうが、本来の彼の性格に近いとか。
-武器は手甲(ナックル)。柔軟な肢体と身軽なフットワークを生かした格闘技が得意。また、今作ではカードだけでなくビリヤードを使ったクラフトも披露してくれる。
-新Sクラフトは『アカシックアーム』。
--聖痕の力で作り出した異形の腕で広範囲の敵を掴み、爆砕する。
--ただしこのSクラフトはデッドリーヘヴンと違う「魔法攻撃」扱いなので、アーツ反射特性の有無を事前に確認する必要がある。
-ワジの生い立ちや《聖痕》を顕すことになった経緯は、彼との絆イベントで確認できる。
-得意料理は飲み物系全般。
--タングラム門名物の魚鍋『芳醇潮鍋』が気に入ったようだが、この鍋自体の調理は苦手な模様。
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**ツァイト
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-青と白のたてがみを持つ巨大な狼。クロスベルに住まう狼たちの長で、その姿から伝承にある《神狼》と思われていた。
-前作でマフィアが起こした軍用犬事件でロイド達に助力した後、支援課に居つく。以来、セルゲイ課長の根回しで警察犬の名目で所属することになる。
--確かに狼はイヌ科だがツァイトは犬と称するにはあまりにも立派な牙と巨大な体躯を持っているので、「警察犬とは強引過ぎるだろうセルゲイさん」とダドリーは呆れている。
--彼の首輪は支援課の皆で相談して選んだ物で、クロスベル警察犬としての身分を示すマークも付いている。
-普段は支援課ビルの屋上で陽なたぼっこをしているか、入り口付近で番犬(番狼?)よろしく寝そべっている。
-好物は骨付き肉。
-前作から神狼ではないかと噂されていたが、正確には“女神から遣わされた聖獣”であることが今作で判明する。
--太古に女神よりもたらされた《&ruby(セプト=テリオン){七の至宝}》の一つで、知覚や認識を司り因果を御する力を持つ『幻』を司る至宝《&ruby(デミウルゴス){虚ろなる神}》を見守る役目を持つ。
--また、作中の史実を基にした童話『聖女と白い狼』に登場する狼も彼自身でもある。
-『空の軌跡』に登場した空の至宝《輝く環(オーリーオール)》を見守る役割を持っていた、リベールの古代竜レグナートは同胞。
--人の言葉は話せないが、レグナートと同様に念話によってコンタクトを取る事が可能。
--普段の姿は仮初めのもの。本来の姿は蒼白く輝き、兵士を軽く一呑みにしてしまうほどの巨体である。
-ただかつてのレグナートと異なり既に《&ruby(デミウルゴス){幻の至宝}》が失われている為、『至宝と人々を見守り続ける事(手出しはダメ)』という“古の盟約”の縛りは存在しない。
--支援課への手助けが許されるのもこのため。
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**キーア
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-前作の《&ruby(シュバルツオークション){黒の競売会}》で、ロイド達に保護された、記憶喪失の少女。
-外見年齢は9歳くらい。
-愛らしい外見と天真爛漫さで、誰からも好かれる性格の持ち主。
--ただし、初対面時から「ブスっとしたおじさん」呼ばわりされたダドリーからは、今でもあまり良い印象を持たれていない。
-D∴G教団から《御子》として崇拝され、彼らの崇拝する《真なる神》に至るべき存在としてヨアヒムにその身を狙われていた。
--キーア自身も初めての料理をまるで作ったことがあるかのように美味しく調理したり、ツァイトと意思疎通が出来るなど謎が多かった。
-教団事件解決後は、支援課のビルから日曜学校に通い始めて健やかに暮らしていた。
--前作で訪れた病院でシズクと交流を深めたが、日曜学校でも新しい友達が出来た。
---近頃では数学や自然科学の面で秀才ぶりを発揮し、上級生クラスの生徒と一緒に学ぶまでに至っている。
--今作ではクロスベル中の食料品屋で買い物をするうちに店主達とも仲良くなりつつある模様。
-彼女の正体は、クロイス家の失われし《&ruby(デミウルゴス){幻の至宝}》を再現する試みの果てに生み出された《零の至宝》の依り代たる《&ruby(ホムンクルス){人造人間}》。
--その魂は教団が犠牲にした、数多の魂を繋ぎ合わせたもの。
---500年前にクロイス家からD∴G教団に託されてからは、教団の象徴《御子》として太陽の砦最深部に設置された揺り篭の中で眠り続け、薬物《真なる叡智(グノーシス)》を通して500年間に渡り人々の知識を集積し続けてきた。
--《黒の競売会》に出品予定のローゼンベルク人形が入っていたトランクの中に彼女がいたのは、ヨアヒムの動向を把握していたマリアベルとアリオスの手で揺籠から解放され、出品予定の人形と掏り替えられたから。
-自らの意志で《零の至宝》として目覚めてからは、かつての《幻の至宝》としての力だけではなく、「時」「空」の力も操ることもできるようになる。
--マリアベル曰く、零の至宝に備わったのは空間を消滅させたり、因果律に干渉して過去・未来の出来事を改変することが出来る『女神にも匹敵する究極の力』
-前作の冒頭でロイドが見た「夢」の正体は『エステルやレン達とあまり関わる事無く太陽の砦に4人だけで挑み、暴走したヨアヒムに全員殺害された』という、実際にあった結末。
--これを識ったキーアは悲しみのあまり力を暴走させ、ロイド達が生存できるように因果を改変した。
--無意識に力を使ったとはいえ親しい人達の因果律を改変してしまった後ろめたさから、本当のことをなかなか言い出せず思い悩んでもいる。そんな彼女の思いに付け込んだのが……
-この他にもロイド達に秘密にしておきたかった事があったのだが、全てをマリアベルに暴露されたことで激しい自己嫌悪に陥る。
--絶望のあまりかつての《幻の至宝》と同様に自らの存在を消滅させようとまでするが、単身で彼女を迎えに来たロイドの決死の説得により思い留まり無事に生還。
--この時のマリアベルの言動から、この際にキーアから《零の至宝》としての力は失われたとのこと。
-そんな彼女の立ち位置・描写は、近年のファルコム作品ではミア(Zwei2)やティア(Ys7)に通じるものがある。
--ついでに名前の語感も近い。
-家具イベントで見られるペンギン着ぐるみの元ネタは、Zwei2の呼び込みペンギン。
--あちらでは物理的な意味で最強と言われるキャラ。
--その破壊的な可愛さにより、支援課内でのキーアの着ぐるみ姿は禁止されることになった。
-ロイドが自室用に買ったミニサンドバックをひと目で気に入り、お得意の「おかえり〜」タックル練習用に活用しているらしい。
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**リーシャ・マオ
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-アルカンシェルに所属する新人アーティスト。
--公開練習を見物中、イリアによってその素質を見抜かれ、やや強引気味ではあるが劇団に誘われ入団した。
-実は、共和国東方人街の伝説の凶手《&ruby(イン){銀}》の正体。
--《銀》であるときは内功で体型や気配を変えて、仮面と全身を覆うほどの黒衣でその正体を隠してきた。
---内功で体型や気配を変えている時は、そちらに力を割くので全力を出すことが出来ないが、それでも達人クラスの実力を有する。
-今作ではとある事件で《銀》として支援課と共に行動している最中、結社の使徒である《鋼》のアリアンロードと対峙。彼女の超高速の突きを唯一捌ききるものの、完全にかわす事は叶わず仮面が破壊され、その正体が露見してしまう。
--正体が露見して以降は、&ruby(ヘイユエ){黒月}との契約を打ち切り、クロスベルを去る決意を胸に秘めつつアルカンシェルに出演してきたが、《赤い星座》によるクロスベル襲撃時、シャーリィがアルカンシェルの公演に乱入。本気のリーシャとの戦いを望んだシャーリィの策略により、イリアが舞台生命に関わる重症を負ってしまう。
--《赤い星座》のクロスベル市襲撃以降は黒月と再契約。ツァオ達と共に姿を眩まして、シャーリィに復讐する機会を窺っていた。
-終章で《赤い星座》に包囲されたロイド達を黒月の構成員と共に助けに現れる。
--その後、ロイドからイリアの言葉を伝えられ、抑えつけていた本心を吐露。ロイド達に同行することとなる。
-使用武器は身の丈くらいある大剣。また身体に隠した鉤爪などの暗器や符術を駆使する。
-《銀》とは、彼女の家系に代々受け継がれてきたいわば一子相伝の家業のようなもので、代替わりの度に技術や経験、かつて仕留めた相手についての情報を完璧に受け継いでいる。ゆえに東方人街では寿命のない「不死身の魔人」として恐れられてきた。
--彼女自身も、幼少期から《銀》を継ぐため、先代の《銀》であった父から教育を受けていた。
--リーシャ自身も結社の執行者である《痩せ狼》ヴァルターと引き分ける程の達人だが、歴代でも屈指の使い手だったという父はかつてアリアンロードと戦い、彼女の面を割る所までいった数少ない人間。おそらく一人だったことも考えると、恐ろしい腕前であったことが窺える。
-ちなみに《銀》としての口調や性格は全て演技で、普段のリーシャとしての口調や性格が彼女本来の姿である。
-彼女とイリアの関係は、『空の軌跡』のエステルとヨシュアの関係に似通っている部分がある。
-絆イベントでは彼女の過去、そしてこれから歩むだろう道を知ることができる。
-料理は中華・和食(作中で言うなら東方料理?)が得意。出身地的なお約束、といった所か。
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**アレックス・ダドリー
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-クロスベル警察で主に凶悪犯罪や国際的犯罪を取り扱う『捜査一課』の若きエース。主任捜査官の肩書きを持つ。
-職務に対する実直さと悪を憎む正義感は本物。
--二大宗主国に翻弄され、政治基盤が脆弱な為に国際的犯罪を取り締まりきれないクロスベルの現状に少なからぬ苛立ちを感じている。
-設立当初は懐疑的だった特務支援課の存在を前作の事件を経て認めるようにはなったものの、素直ではないのは相変わらず。
--セルゲイ課長に対して頭が上がらないのも相変わらず。
-前作で筋金入りとまで称された遊撃士嫌いは、今作では幾分和らいでいる。
-百貨店二階にある靴屋の常連客。革靴に関して相当のこだわりがある(ブランド物のオーダーメイドを履いている)。
-アリオスを含む今作のメインメンバーで唯一、独自のエニグマカバーデザインを持たずストラップすらも付けていないキャラクター。
-破天荒で単独行動の多かったガイの捜査方法に否定的な見方をしていたが、捜査官としての実力には一目置いていた。
--故に彼の殉職には、自分を含め捜査一課の人間はかなりの衝撃を受けたとも語っている。
--実はガイの葬儀に参列していた。ロイドの回想シーンで確認出来る。
-ティオが初対面で付けたあだ名が「一課のメガネスーツ」。街の人からもメガネスーツ呼ばわり。ただしおじさん呼ばわりには例外無く不快感をあらわす。
-今作においては、戦闘能力においてもアリオスら上位者と同格と思えるような描写がなされており、警察の中では群を抜いた戦闘力を持っている。
-武器はスーツ下の左脇に提げている大型の軍用導力銃。
--…の筈だが、最強の武器はインテリ風貌とは裏腹に鍛え抜かれた身体から繰り出される鉄拳。
--一部のクラフト技だけでなく、今作で追加されたロイドとのコンビクラフトですら拳を使う。
-新Sクラフトは『ジャスティスマグナム』。
--ジャスティスハンマーから強烈なアッパーカットに繋ぎ複数の敵を空高く打ち上げる、車田テイスト溢れる技。
---『頭からさかさまに落ちる』という演出が無いのが残念でならない。
---実はアッパーカットで打ち上げた時のダドリーの表情が二種類存在する。確かめてみよう。
--Sクラフトが鉄拳制裁ばかりなので、導力銃の必要性について考えさせられるキャラクター。
-料理ボイスが非常に笑いを誘う。
--得手不得手の傾向はいまいち分かり辛い。シンプルなものが得意?
-前作から引き続き、唯一誰もファーストネームから呼んでもらえない孤高の捜査官。
--ちなみに本人がフルネームを名乗る場面も少ない。
-生前のガイと酒の飲み比べをしたことがあるらしいが、本人はノーコメント。ただ、酒の強さに関しては「ガイと自分はおまえ達(ロイドとランディ)より遥かに強い」と自信満々。
-料理ボイスやマスタークオーツを譲るイベントでは、テンプレ通りのツンデレぶりにニヤリと来るものがある。
#areaedit(end)
#include(キャラクター考察2)
#include(キャラクター考察3)
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*コメント
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このページは&color(Blue){英雄伝説 碧の軌跡}で登場するキャラについて考察するページです。
&color(Red){ネタバレ注意}
&color(Red){ストーリー終盤までの情報が含まれています}&br()
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#contents(page=キャラクター考察2)
#contents(page=キャラクター考察3)
*メインキャラクター
**ロイド・バニングス
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-前作「零の軌跡」に引き続き、本作の主人公を務める。
-血液型はO型。
-クロスベル警察・特務支援課所属の新米捜査官だが、本作では肩書きが「上級捜査官」に昇格。
--この捜査官資格は半年間の警察学校在学中に取得。
--前作序盤で「新人の警察官で捜査官資格を取れたのは珍しい」とフランから驚かれていた。
--故に前作での特務支援着任早々、チームリーダーを任せられる(捜査官資格保持者は今作でもロイドただ一人)
--様々な事件に遭遇し乗り越えていく中で心身ともに成長し、名実共にリーダーとなって仲間達を引っ張っていく。
-優れた洞察力や多角的な見識を生かした、理論的な推理や捜査を得意とする。
--状況によっては敵対勢力の人間や自分が取り締まるべき犯罪者に協力を求め、時には自ら囮を買って出たり一騎打ちを提案したりするなど、柔軟且つ大胆な思考と行動力も兼ね備える。
--兄であるガイが「俺に似ず秀才」と言っていたことから、子供の時から頭の回転は早かったようだ。
-得物(武器)はトンファー。警棒の一種で、警察流仕込みの制圧術を得意としている。
--防御系のスキルに関してはランディの御墨付きで、かなりのモノらしい。
--黒月のツァオやラウもロイドの戦闘力を評価しており、黒月が使う東方武術を修めればもっと伸びるとの談。
--兄のガイがトンファーを愛用していたことも影響していると思われる。
-とある事情で特務支援課が一時解散となった後は研修という形で捜査一課に入り、本格的な防諜・対テロの訓練を受けていた。
--ちなみに一課での指導担当はダドリーが当たっていた模様。
--この研修中に捜査一課に入らないかと声が掛かったが敢えて辞退し、特務支援課に復帰したことが序盤で判明する(エマ捜査官からは理解に苦しむと言われた)
-本作では時に仲間の間違いを厳しく正す、前作とは少し違ったリーダーシップも発揮。
--ただし、自らの真っ直ぐ過ぎる発言が招く周囲への影響(時には誤解)について無自覚なのも相変わらず。
--そんな性格故か、某占い師の腕をもってしても結婚相手は「対象者が多すぎて絞り込めない」とのこと。
--更にその占い師からは「人を惹き付ける魔性があるみたいだから気を付けなさい」とまで言われた。
---この言葉を裏付けるように前作からエリィやティオが彼は「危険人物」とこぼしていたが、無自覚天然ぶりが今作で更にパワーアップした今となっては、あらゆる意味でのロイド最強スキルといっても過言ではあるまい。
-後天性とはいえ常人より遥かに優れた感応力を持つティオでさえ気付けなかった“ミツケテ”の呼び掛けが唯一聞こえていた人物。
-新Sクラフトは空高く跳び上がり、強烈に回転しての急降下で敵を粉砕する『メテオブレイカー』。
-新家具の一つ『トリスタン号』はZwei2より、主人公ラグナの愛機である《飛行機(エアロシップ)》。
--プレイヤー視点では常識的な飛行機械はこちらなのだが、軌跡世界では架空のものであるというのが面白い。
---なお、軌跡世界における飛行船・飛行艇は《飛翔機関》による反重力飛行である。
-前作で少しだけ触れられていた、ロイドの両親が事故死した経緯が今作で明らかに。
--事故の具体的内容は、当時クロスベルで就航したばかりの飛行船の墜落。
--両親を喪った当時のロイドは物心ついたばかりの3歳。事故のことは殆ど憶えていないが、兄ガイが色々苦労していたことは覚えている。
--墜落場所が山間部だったせいか、両親の遺体は見つからなかったらしい。
-兄ガイの殉職後クロスベルを離れて外国に住む叔父の元に身を寄せていたが、警察署就職を機に帰国。今作ではこの叔父宅がカルバート共和国内にあることが判明する。
-料理は前作と同様、お菓子など甘味系以外のジャンルをバランス良くこなす。
--前作で大得意だったお弁当に今作では洋食系など、得意料理のレパートリーもいくつか増やした。
#areaedit(end)
**エリィ・マクダエル
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-特務支援課のメンバーで、前クロスベル市長であり自治州議会の現議長を務めるヘンリー・マクダエルの孫娘。
--両親とは8年前に離婚してから別居中。父は故郷の共和国で、母は縁戚のいる帝国でとそれぞれ離れて暮らしているが、時折導力通信や手紙のやりとりをしている模様。
-血液型はA型。
-チームではリーダー補佐を務め、留学経験で得た政治・経済面の豊富な知識や巧みな交渉術でチームを助ける参謀役。
--またチームの中では一番の常識人で、無茶なことばかりをするメンバーにツッコミを入れるしっかり者でもある。
-名家であるマクダエル家の出身ということもあって有力者の知り合いが多く、また政財界や上流社会の様々な事情にも詳しい。
--特務支援課の一時解散後は、自治州議会の議長に就任した祖父を手伝うために警察を休職していた。
-競技射撃が趣味で、得物は競技用にカスタマイズして貰った旧式導力銃。正確な射撃を得意としている。
-落ち着いた性格で優しく包容力もある女性だが、その反動か一度怒らせるととても怖い。
-普段から大人びた態度を崩さないが、不意を突かれたりからかわれたりすると自棄を起こすなど年相応の一面を見せる。
--実は幽霊や怪談の類が大の苦手。他にも幾つか苦手なものがあるらしい。
-元々は政治家志望で、警察に志願したのはクロスベルの歪んだ現実を間近で観察する為の社会勉強のつもりだった。
--現在は、将来どのような道を歩むにしても特務支援課のメンバーとして人々の役に立ちたいと考えている。
-前作のとある出来事からロイドに篤い信頼を寄せると共に、彼に好意を抱いている。
--それ故にロイドの無自覚天然たらしっぷりには、やや嫉妬が入り混じった感じの呆れ顔をすることが多い。もやっ。
--前作の絆イベントでは、自分の想いをロイドに伝えてはいるが、返事を貰うまでには至っていない。その後はお互い忙しかったのもあってか、関係が全く進展しないまま今作に至っている。
--今作の彼女との絆イベントでは、実はロイドが出会った当初からエリィのことを意識していたことが判る。
---また、今作の彼女との絆イベントでは、ついに……。詳しくは実際に見てみよう。
-新Sクラフトは、白黒二挺の大型導力銃の連射からさらに渾身の一射を放つ『デバインクルセイド』
--デバインクルセイドは2周目に引き継げないことから、白黒二挺の大型導力銃は旧ハルトマン邸で手に入れたものと思われる。
--ペネトレイターで使う古式導力ライフルや、ワイルドスワンで使う小型の拳銃、そしてデバインクルセイドで使う白黒一対の二挺導力銃と、計五挺もの銃を所持している。
-今作では1章のシャーリィとの絡みや終章の救出時でのイベント、そして絆イベントとチップキャラのアクションにやけに力が入っている。
-新家具のひとつであるオルゴールの曲はファルコム作品『英雄伝説Ⅲ・白き魔女』で使われた間奏曲「小さな英雄」のアレンジ。
-料理では前作でオムライスやパスタなど一部得意だったものが苦手に。
--お菓子やジュースなどの甘味系専門に近い。
--ただ、前作で苦手としていたカクテルは得意料理になっている。
#areaedit(end)
**ティオ・プラトー
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-特務支援課の最年少メンバー。
-レマン自治州にあるエプスタイン財団本部からの出向という形で特務支援課に所属する、14歳の少女。従って正式には警察官ではない(クロスベル自治州での一般警察官採用年齢は16歳以上)
--財団が研究・開発を行っている新武装「&ruby(オーバルスタッフ){魔導杖}」の使い手。
-血液型はAB型。
-D∴G教団の元被験者。数年前に行われたD∴G教団殲滅作戦時で救出された、数少ない生き残り。
--この作戦にはセルゲイに率いられたガイが参加していた為、ロイド以外の支援課メンバーの中では唯一ガイとの面識がある。
--故郷はレミフェリア公国で両親も健在。ただ、自身に身に付いた能力故に周囲との軋轢が生じ、実家を飛び出している。
---今作の絆イベントにて、今現在両親とはどうなっているのかが明かされた。
-教団での実験の結果、常人を遥かに超えた五感や感応能力を後天的に持ち、支援課でもそれを生かしての探知活動を行う。
--また、導力機器や導力ネットが絡む内容は彼女の十八番。
-重度のみっしぃフリークで、インターミッションでは彼女の振るう熱弁に注目。
--それだけに第三章で襲い掛かるサブクエストでの試練には同情せざるを得ない。
--今作ではカゲマルという猫にも同様の執着を見せる。
-クールで言葉少ない印象だった前作に比べ、少女らしさが増しており、装飾品に興味を示したりする一面も見せた。
--エリィほどわかりやすい形ではないが、彼女もまたロイドに好意を抱いている節が多々見られる。
---彼女の絆イベントでは特に顕著で、とある約束でロイドの外堀を埋めに掛かる策士ぶりを発揮する。
--口癖もランディの影響なのか、多少べらんめぇに染まってきている。
-新Sクラフトは『エイドロンギア』。
--ZCFの『オーバルギア計画』を元にエプスタイン財団が共同開発した新鋭機。
---財団から盗まれオルキスタワーに持ち込まれていたものを回収した。
--飛行が可能なうえ、大量の小型ミサイルや導力砲《エーテルバスター改》を備え、火力は原型機とは比較にならない。
---オーバルギア計画のスタートは空の軌跡SC〜3rd間。本作から遡って1年半ほど。期間に対してとんでもない進化ぶりである。
-前作において『計量が重要な料理』として得意だったはずの汁物や鍋物が一転苦手料理に。
--代わって得意料理になったのは一部のお菓子やバーガー、サンドウィッチ。
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**ランディ・オルランド
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-年齢21歳。特務支援課の最年長メンバーでチームの兄貴分。
-血液型はB型
-陽気でナンパ好きな性格であるが、一方でさり気ないフォローを入れるなど年長者らしい一面も見せる。
-趣味はナンパにギャンブル、グラビア雑誌鑑賞とは本人談
-クロスベル警備隊に所属しベルガード門に詰めていたが、とある事情により当時の司令から不興を買い警備隊をクビになった。その直後、当時警備隊副司令を務めていたソーニャから特務支援課を紹介される。
--今作の冒頭では出戻りという形で一時的に警備隊に戻り、ミレイユ准尉を始めとする《グノーシス》を投与されたベルガード門警備隊員たちのリハビリ訓練に協力している。
--警備隊所属当時の階級はノエルと同じ曹長。
-使用武器は「スタンハルバード」。今作、警備隊副司令に就任したダグラスから学んだ。
--警備隊在籍時のランディはとある事情からライフルの使用を頑なに拒んだ為、ダグラスがスタンハルバードだけでも一線級で戦えるようにと伝授したらしい。
--鍛練の甲斐あってか、警備隊員の間では「スタンハルバードを使わせたらランディは警備隊随一」とまで噂されている。
-本名はランドルフ・オルランド。ゼムリア大陸西部最強の猟兵団の一つ《赤い星座》の部隊長を務めていた。
--《赤い星座》を率いる団長である《闘神》バルデルを父に持ち、彼自身も《赤き死神》《闘神の息子》と敵から呼ばれ恐れられていた。
--猟兵隊員からの呼び名は「ランドルフ隊長」だが、部隊長のひとりである閃撃のガレスは「若」と呼んでいる。
--従妹のシャーリィから再会早々に「ランディ兄」と呼ばれたことから、ランディは愛称と思われる。
--初めての実戦参加は9歳。
--この時代の経験で殺人に対して少々無頓着になったらしく、ヨアヒム・ギュンターを傀儡としていた事実上のラスボスを「憎みきれない」と迷言を残す。
-新Sクラフトは『ベルゼルガー』
--猟兵時代の得物であった特注品ブレードライフル「ベルゼルガー」による、怒涛の連続攻撃。
--ただし作中でシャーリィに一度壊されてしまい、ギヨーム親方に修理を頼むことになる。
---第4章以降、結界に閉ざされてしまったクロスベル市からどうやって持ち出したのだろうか。
--ちなみに空の軌跡FCにおけるアガットの最強武器の名前も『ベルゼルガー』である。戦闘スタイルといい、赤毛といい、妙に共通点の多い2人である。
-今作では、彼が何故《赤い星座》を抜けてクロスベルに流れて来ることになったのかの経緯が絆イベントで語られる。
-料理ではステーキやご飯物といった、食卓のメインになるボリュームのある料理が得意。
--久々の警備隊暮らしで腕を磨いたのか、今作では鍋物系も得意分野に追加。
--しかし、前作で大得意だった薬膳麻婆豆腐が一転して苦手料理になってしまった。
---%%チャンホイにダメだしでも喰らったのだろうか?%%
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**ノエル・シーカー
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-前作でタングラム門に詰めていた女性警備隊員。クロスベル警察のオペレーターであるフランの姉。
--ロイドやエリィと同い年だが曹長の階級にあるエリート。ソーニャの右腕的な存在であり、同僚の警備隊員からの信頼も厚い。
--今作ではソーニャの司令昇進に伴い、彼女もタングラム門からベルガード門に配置転換している。
-フランとの姉妹仲は非常に良い。重度のシスコンな妹に手を焼きながらも、優しく見守っている。
-実はエリィやフランと同じく、リベール王国軍に所属するユリア准佐の大ファン。
-武器は両手に装備したダブルサブマシンガン。
--他にもスタンハルバートに加え、電磁ネットやグレネードにミサイルポッドなど様々な武装を扱う。
-今作では警備隊からの出向という形で、特務支援課に所属することになる。
-車両の運転技術に優れ、支援課では新しく支給された導力車の運転を務める。
--彼女自身、カーマニアな一面もあり、車の話になると熱中してしまう時も。
--配備された新車に誰よりも喜んで嬉々として運転手を買って出るほどの情熱っぷりを発揮。
--彼女の指導によってティオ以外の特務支援課の面々は導力車の運転ができるようになる(ティオは年齢制限に引っかかる為)
-生真面目で礼儀正しく公私混同はしない性格のため、当初はフランクな特務支援課のやり方に驚いていた。
--また、フランにも職場での呼び方に気を使うよう指示するなどしていた。
-自分は女性としての魅力には欠けていると思っている節があり、インターミッションではそれが顕著に出ている。
-クロスベルを守りたいという強い一心のもと職務に励んでいるが、その背景には10年前に父オズマを亡くした「事故」に対する思い入れがある。
--中盤、《赤い星座》によるクロスベル市襲撃事件で甚大な被害を被り混乱する警備隊に復帰。その際に三尉(軍隊での少尉に相当)に昇進。
--直後の二大国軍によるクロスベル侵攻の際、実際に列車砲を発射した帝国軍への怒りもあり、国防軍への体制変化を容認。支援課の面々と対立することになる。
--・・・が、内心の欺瞞や支援課に対する甘さをロイドに厳しく指摘されることに。
---その一騎打ち直前で、ロイドが彼女に言い放った台詞は今作屈指の大名(迷)言。
---恋愛沙汰には奥手な彼女も、妹の強い後押しもあって絆イベントで一世一代の大勝負を試みることに。
-新Sクラフトは『アームドフォース』。
--警備隊の新型装甲車二台に支援攻撃を要請し、ガトリングガンとミサイルの大火力で敵を撃破する。
--空間の不安定さを理由にメルカバでさえ進入出来ない碧の大樹にまでも平然とやってくる、脅威の車輌。
-料理では米食や麺モノなど、しっかりした主食系が得意な模様。ランディに近い。
--ただし飲み物系統はあまり得意ではない。
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**ワジ・ヘミスフィア
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-クロスベル旧市街を二分する不良集団の一つ《テスタメンツ》のヘッド。
-曰く『気まぐれ』でディーター新市長から推薦状を貰い、警察に就職。今作序盤から特務支援課の準メンバーとして活躍する。
-優れた洞察力に加えて、七耀教会の聖典にまつわる知識や裏社会の情報に精通していること、創立記念祭のチェイスバトルで元《執行者》のヨシュアと渡り合う実力など、前作では数々の謎めいた部分を垣間見せていた。
--不良グループのリーダーだが副業としてホストもやっていた。が、警察入りした今作でもホストを兼業している。
---それ故かかなりの衣装持ち。自室のベッド上に広げられている青い衣装は、前作の《黒の競売会》で披露した正装と思われる。
-このように謎めいていた彼の素性だが、七耀教会星杯騎士団に所属する《&ruby(ドミニオン){守護騎士}》の第九位であることが今作で判明する。渾名は《蒼の聖典》。
--彼の率いるテスタメンツの由来は、この聖典(テスタメント)から来ている。
-クロスベル自治州では諸々の事情や政治的思惑から星杯騎士団の活動が認められていない為、身分を隠しつつ2年前から『計画』の調査を進めていた。
--よって、守護騎士として活動していたのは少なくとも15歳以前からということになる。
--ただ、守護騎士になる条件が『《&ruby(スティグマ){聖痕}》が顕現すること』なので、通常の星杯騎士入団とは事情が異なる。
--17歳で従騎士を拝命したケビンが異例の若い昇任とされたことを考えると、ワジの場合は破格とさえ言えるのかもしれない。
-守護騎士としての言動よりも《テスタメンツ》リーダーとしての言動のほうが、本来の彼の性格に近いとか。
-武器は手甲(ナックル)。柔軟な肢体と身軽なフットワークを生かした格闘技が得意。また、今作ではカードだけでなくビリヤードを使ったクラフトも披露してくれる。
-新Sクラフトは『アカシックアーム』。
--聖痕の力で作り出した異形の腕で広範囲の敵を掴み、爆砕する。
--ただしこのSクラフトはデッドリーヘヴンと違う「魔法攻撃」扱いなので、アーツ反射特性の有無を事前に確認する必要がある。
-ワジの生い立ちや《聖痕》を顕すことになった経緯は、彼との絆イベントで確認できる。
-得意料理は飲み物系全般。
--タングラム門名物の魚鍋『芳醇潮鍋』が気に入ったようだが、この鍋自体の調理は苦手な模様。
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**ツァイト
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-青と白のたてがみを持つ巨大な狼。クロスベルに住まう狼たちの長で、その姿から伝承にある《神狼》と思われていた。
-前作でマフィアが起こした軍用犬事件でロイド達に助力した後、支援課に居つく。以来、セルゲイ課長の根回しで警察犬の名目で所属することになる。
--確かに狼はイヌ科だがツァイトは犬と称するにはあまりにも立派な牙と巨大な体躯を持っているので、「警察犬とは強引過ぎるだろうセルゲイさん」とダドリーは呆れている。
--彼の首輪は支援課の皆で相談して選んだ物で、クロスベル警察犬としての身分を示すマークも付いている。
-普段は支援課ビルの屋上で陽なたぼっこをしているか、入り口付近で番犬(番狼?)よろしく寝そべっている。
-好物は骨付き肉。
-前作から神狼ではないかと噂されていたが、正確には“女神から遣わされた聖獣”であることが今作で判明する。
--太古に女神よりもたらされた《&ruby(セプト=テリオン){七の至宝}》の一つで、知覚や認識を司り因果を御する力を持つ『幻』を司る至宝《&ruby(デミウルゴス){虚ろなる神}》を見守る役目を持つ。
--また、作中の史実を基にした童話『聖女と白い狼』に登場する狼も彼自身でもある。
-『空の軌跡』に登場した空の至宝《輝く環(オーリーオール)》を見守る役割を持っていた、リベールの古代竜レグナートは同胞。
--人の言葉は話せないが、レグナートと同様に念話によってコンタクトを取る事が可能。
--普段の姿は仮初めのもの。本来の姿は蒼白く輝き、兵士を軽く一呑みにしてしまうほどの巨体である。
-ただかつてのレグナートと異なり既に《&ruby(デミウルゴス){幻の至宝}》が失われている為、『至宝と人々を見守り続ける事(手出しはダメ)』という“古の盟約”の縛りは存在しない。
--支援課への手助けが許されるのもこのため。
#areaedit(end)
**キーア
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-前作の《&ruby(シュバルツオークション){黒の競売会}》で、ロイド達に保護された、記憶喪失の少女。
-外見年齢は9歳くらい。
-愛らしい外見と天真爛漫さで、誰からも好かれる性格の持ち主。
--ただし、初対面時から「ブスっとしたおじさん」呼ばわりされたダドリーからは、今でもあまり良い印象を持たれていない。
-D∴G教団から《御子》として崇拝され、彼らの崇拝する《真なる神》に至るべき存在としてヨアヒムにその身を狙われていた。
--キーア自身も初めての料理をまるで作ったことがあるかのように美味しく調理したり、ツァイトと意思疎通が出来るなど謎が多かった。
-教団事件解決後は、支援課のビルから日曜学校に通い始めて健やかに暮らしていた。
--前作で訪れた病院でシズクと交流を深めたが、日曜学校でも新しい友達が出来た。
---近頃では数学や自然科学の面で秀才ぶりを発揮し、上級生クラスの生徒と一緒に学ぶまでに至っている。
--今作ではクロスベル中の食料品屋で買い物をするうちに店主達とも仲良くなりつつある模様。
-彼女の正体は、クロイス家の失われし《&ruby(デミウルゴス){幻の至宝}》を再現する試みの果てに生み出された《零の至宝》の依り代たる《&ruby(ホムンクルス){人造人間}》。
--その魂は教団が犠牲にした、数多の魂を繋ぎ合わせたもの。
---500年前にクロイス家からD∴G教団に託されてからは、教団の象徴《御子》として太陽の砦最深部に設置された揺り篭の中で眠り続け、薬物《真なる叡智(グノーシス)》を通して500年間に渡り人々の知識を集積し続けてきた。
--《黒の競売会》に出品予定のローゼンベルク人形が入っていたトランクの中に彼女がいたのは、ヨアヒムの動向を把握していたマリアベルとアリオスの手で揺籠から解放され、出品予定の人形と掏り替えられたから。
-自らの意志で《零の至宝》として目覚めてからは、かつての《幻の至宝》としての力だけではなく、「時」「空」の力も操ることもできるようになる。
--マリアベル曰く、零の至宝に備わったのは空間を消滅させたり、因果律に干渉して過去・未来の出来事を改変することが出来る『女神にも匹敵する究極の力』
-前作の冒頭でロイドが見た「夢」の正体は『エステルやレン達とあまり関わる事無く太陽の砦に4人だけで挑み、暴走したヨアヒムに全員殺害された』という、実際にあった結末。
--これを識ったキーアは悲しみのあまり力を暴走させ、ロイド達が生存できるように因果を改変した。
--無意識に力を使ったとはいえ親しい人達の因果律を改変してしまった後ろめたさから、本当のことをなかなか言い出せず思い悩んでもいる。そんな彼女の思いに付け込んだのが……
-この他にもロイド達に秘密にしておきたかった事があったのだが、全てをマリアベルに暴露されたことで激しい自己嫌悪に陥る。
--絶望のあまりかつての《幻の至宝》と同様に自らの存在を消滅させようとまでするが、単身で彼女を迎えに来たロイドの決死の説得により思い留まり無事に生還。
--この時のマリアベルの言動から、この際にキーアから《零の至宝》としての力は失われたとのこと。
-そんな彼女の立ち位置・描写は、近年のファルコム作品ではミア(Zwei2)やティア(Ys7)に通じるものがある。
--ついでに名前の語感も近い。
-家具イベントで見られるペンギン着ぐるみの元ネタは、Zwei2の呼び込みペンギン。
--あちらでは物理的な意味で最強と言われるキャラ。
--その破壊的な可愛さにより、支援課内でのキーアの着ぐるみ姿は禁止されることになった。
-ロイドが自室用に買ったミニサンドバックをひと目で気に入り、お得意の「おかえり〜」タックル練習用に活用しているらしい。
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**リーシャ・マオ
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-アルカンシェルに所属する新人アーティスト。
--公開練習を見物中、イリアによってその素質を見抜かれ、やや強引気味ではあるが劇団に誘われ入団した。
-実は、共和国東方人街の伝説の凶手《&ruby(イン){銀}》の正体。
--《銀》であるときは内功で体型や気配を変えて、仮面と全身を覆うほどの黒衣でその正体を隠してきた。
---内功で体型や気配を変えている時は、そちらに力を割くので全力を出すことが出来ないが、それでも達人クラスの実力を有する。
-今作ではとある事件で《銀》として支援課と共に行動している最中、結社の使徒である《鋼》のアリアンロードと対峙。彼女の超高速の突きを唯一捌ききるものの、完全にかわす事は叶わず仮面が破壊され、その正体が露見してしまう。
--正体が露見して以降は、&ruby(ヘイユエ){黒月}との契約を打ち切り、クロスベルを去る決意を胸に秘めつつアルカンシェルに出演してきたが、《赤い星座》によるクロスベル襲撃時、シャーリィがアルカンシェルの公演に乱入。本気のリーシャとの戦いを望んだシャーリィの策略により、イリアが舞台生命に関わる重症を負ってしまう。
--《赤い星座》のクロスベル市襲撃以降は黒月と再契約。ツァオ達と共に姿を眩まして、シャーリィに復讐する機会を窺っていた。
-終章で《赤い星座》に包囲されたロイド達を黒月の構成員と共に助けに現れる。
--その後、ロイドからイリアの言葉を伝えられ、抑えつけていた本心を吐露。ロイド達に同行することとなる。
-使用武器は身の丈くらいある大剣。また身体に隠した鉤爪などの暗器や符術を駆使する。
-《銀》とは、彼女の家系に代々受け継がれてきたいわば一子相伝の家業のようなもので、代替わりの度に技術や経験、かつて仕留めた相手についての情報を完璧に受け継いでいる。ゆえに東方人街では寿命のない「不死身の魔人」として恐れられてきた。
--彼女自身も、幼少期から《銀》を継ぐため、先代の《銀》であった父から教育を受けていた。
--リーシャ自身も結社の執行者である《痩せ狼》ヴァルターと引き分ける程の達人だが、歴代でも屈指の使い手だったという父はかつてアリアンロードと戦い、彼女の面を割る所までいった数少ない人間。おそらく一人だったことも考えると、恐ろしい腕前であったことが窺える。
-ちなみに《銀》としての口調や性格は全て演技で、普段のリーシャとしての口調や性格が彼女本来の姿である。
-彼女とイリアの関係は、『空の軌跡』のエステルとヨシュアの関係に似通っている部分がある。
-絆イベントでは彼女の過去、そしてこれから歩むだろう道を知ることができる。
-料理は中華・和食(作中で言うなら東方料理?)が得意。出身地的なお約束、といった所か。
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**アレックス・ダドリー
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-クロスベル警察で主に凶悪犯罪や国際的犯罪を取り扱う『捜査一課』の若きエース。主任捜査官の肩書きを持つ。
-職務に対する実直さと悪を憎む正義感は本物。
--二大宗主国に翻弄され、政治基盤が脆弱な為に国際的犯罪を取り締まりきれないクロスベルの現状に少なからぬ苛立ちを感じている。
-設立当初は懐疑的だった特務支援課の存在を前作の事件を経て認めるようにはなったものの、素直ではないのは相変わらず。
--セルゲイ課長に対して頭が上がらないのも相変わらず。
-前作で筋金入りとまで称された遊撃士嫌いは、今作では幾分和らいでいる。
-百貨店二階にある靴屋の常連客。革靴に関して相当のこだわりがある(ブランド物のオーダーメイドを履いている)。
-アリオスを含む今作のメインメンバーで唯一、独自のエニグマカバーデザインを持たずストラップすらも付けていないキャラクター。
-破天荒で単独行動の多かったガイの捜査方法に否定的な見方をしていたが、捜査官としての実力には一目置いていた。
--故に彼の殉職には、自分を含め捜査一課の人間はかなりの衝撃を受けたとも語っている。
--実はガイの葬儀に参列していた。ロイドの回想シーンで確認出来る。
-ティオが初対面で付けたあだ名が「一課のメガネスーツ」。街の人からもメガネスーツ呼ばわり。ただしおじさん呼ばわりには例外無く不快感をあらわす。
-今作においては、戦闘能力においてもアリオスら上位者と同格と思えるような描写がなされており、警察の中では群を抜いた戦闘力を持っている。
-武器はスーツ下の左脇に提げている大型の軍用導力銃。
--…の筈だが、最強の武器はインテリ風貌とは裏腹に鍛え抜かれた身体から繰り出される鉄拳。
--一部のクラフト技だけでなく、今作で追加されたロイドとのコンビクラフトですら拳を使う。
-新Sクラフトは『ジャスティスマグナム』。
--ジャスティスハンマーから強烈なアッパーカットに繋ぎ複数の敵を空高く打ち上げる、車田テイスト溢れる技。
---『頭からさかさまに落ちる』という演出が無いのが残念でならない。
---実はアッパーカットで打ち上げた時のダドリーの表情が二種類存在する。確かめてみよう。
--Sクラフトが鉄拳制裁ばかりなので、導力銃の必要性について考えさせられるキャラクター。
-料理ボイスが非常に笑いを誘う。
--得手不得手の傾向はいまいち分かり辛い。シンプルなものが得意?
-前作から引き続き、唯一誰もファーストネームから呼んでもらえない孤高の捜査官。
--ちなみに本人がフルネームを名乗る場面も少ない。
-生前のガイと酒の飲み比べをしたことがあるらしいが、本人はノーコメント。ただ、酒の強さに関しては「ガイと自分はおまえ達(ロイドとランディ)より遥かに強い」と自信満々。
-料理ボイスやマスタークオーツを譲るイベントでは、テンプレ通りのツンデレぶりにニヤリと来るものがある。
#areaedit(end)
#include(キャラクター考察2)
#include(キャラクター考察3)
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*コメント
#pcomment(reply,10,キャラクター考察/コメントログ1)
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