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御子について - (2013/05/08 (水) 10:42:12) のソース
1ページ目 #region 『御子について』 このクロスベルは我々《D∴G教団》の &bold(){本拠地}であるとともに、&bold(){起源の地}とされる。 その&bold(){理由}は、《御子》たるものが &bold(){始祖より継承されてきた場所}だからである。 《御子》とは、&bold(){《真なる神》の依り代にして} &bold(){我が}《D∴G教団》&bold(){の象徴たる存在である}。 《太陽の砦》&bold(){の地下で眠り続けるそれは}、 &bold(){一見すれば人間の少女の姿をしており}、 &bold(){500年もの間}《太陽の砦》&bold(){の祭壇で} &bold(){目覚めの時を待っているという}のだ。 #endregion 2ページ目 #region &bold(){人間}がそれほどの&bold(){時間}を&bold(){生きる}など、 俗世の者には信じ難い話であろう。 だが、私は確かにこの目で見たのだ。 &bold(){『聖なる揺監(ゆりかご)』}と呼ばれる&bold(){球体}の&bold(){中}で &bold(){まどろむように眠り続ける少女}━━ その神々しき&bold(){御姿}を。 &bold(){『聖なる揺監(ゆりかご)』}は、《古代遺物》を &bold(){研究}していた&bold(){錬金術師たち}の&bold(){技術}を元に &bold(){教団の先人たちが造り上げたもの}である。 ならば、この&bold(){奇蹟というべき現象}にも 何ら不思議はないだろう。 #endregion 3ページ目 #region 《御子》は&bold(){生まれし時代}から 《グノーシス》を&bold(){介して}、&bold(){無限ともいえる} &bold(){知識を御身に宿したとされる}。 ━━&bold(){《叡智》に至りし時}《御子》は&bold(){目覚め}、 &bold(){真なる神《D》と成る}であろう。 そして、&bold(){全て}の&bold(){人々}の&bold(){意思}と&bold(){魂魄}は &bold(){《D》}のもとに&bold(){集約}され、 人々を&bold(){《女神》}の呪縛から解き放つのだ。 それが我が《D∴G教団》の先人が残した 預言であり、成すべき大望なのである━━。 #endregion