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教団について - (2011/10/01 (土) 11:56:41) のソース
|フラグメントNO|入手場所|備考| 1ページ目 #region 『教団について』 ━━私の名はヨアヒム・ギュンター。 《D∴G教団》に属する幹部司祭である。 6年前、遊撃士を含む多くの勢力の手で 我が教団は壊滅状態に陥ってしまった。 しかし、私だけは故あって難を逃れ、 この&bold(){起源}の地へと落ち延びる事ができた。 大いなる《&bold(){D}》の導きによって 教団の大望を成すべく私は永らえたのだ。 いずれ来るその時━━ 新たな聖典を記すための資料として 各端末にデータを記録しておく事とする。 まず、我が教団の成り立ちについて語ろう。 そのためには、このゼムリア大陸が辿った 忌々しい歴史を振り返る必要がある。 #endregion 2ページ目 #region まず、我が教団の成り立ちについて語ろう。 そのためには、このゼムリア大陸が辿った 忌々しい歴史を振り返る必要がある。 ━━約1200年前の《大崩壊》によって 大陸は高度な文明と秩序を失い、 戦と貧困の支配する《暗黒時代》が訪れた。 そして、疲れ果てた人々は 大いなる間違いを犯してしまった。 突如現れた愚か者どもの甘言に惑わされ、 彼らの作りだした身勝手な秩序を 受け入れてしまったのだ。 #endregion 3ページ目 #region すなわち━━愚かなる&bold(){七耀教会}と 信仰の象徴たる《&bold(){空の女神}》である。 彼らの秩序によって《暗黒時代》は終焉し、 その信仰はたちまち大陸中に広まったが…… よく考えてみてほしい。 もし真に《&bold(){女神}》が存在するというのならば 誰もが等しく救いを受けるべきではないか? しかし、未だに格差の概念は無くならず、 災厄や不幸で命を落とす者も後を絶たない。 《&bold(){女神}》は救う人間を選ぶというのか? あまりに馬鹿馬鹿しい話ではないか。 #endregion 4ページ目 #region 所詮は&bold(){七耀教会}が権威を得るため 作りだした虚像に過ぎないのである。 《&bold(){女神}》など、存在するわけがないのだ。 真理に辿りついた我々の先人たちは、 《&bold(){真なる神}》に邂逅すべく長き旅路に出た。 そして時代が中世に移り変わる頃、 ついに彼らは見出したのである。 この地の奥深くで&bold(){永い眠りにつきながら} &bold(){大いなる力をその身に宿した存在}…… 《&bold(){D}》━━それはそう呼ばれていた。 #endregion