反原発まとめ@ウィキの目的

 2011年3月11日に起きた東日本津波地震による福島第一発電所の事故を受けて作成しました。
 日本にある原子力発電所の危険性を知っていただき、原子力発電所の8割削減、廃炉を目的として、さらに節電意識の向上や次世代エネルギーの啓蒙に努めていきたいと思っております。


日本にある原発


現在日本では54基の原子力発電所があり、危険と隣り合わせであることを改めて認識しなおさなければならない。


原子力発電所の脅威


日本の原子力発電所の耐震設計について

1:震度・ガルとは何か?

ガル(Wikipedia)

ガル(gal, 記号:Gal)は、CGS単位系における加速度の単位である。その名前は、ガリレオ・ガリレイに因むもので、単位名をガリレオ(galileo)としている地域もある。
1ガルは、1秒(s)に1センチメートル毎秒(cm/s)の加速度の大きさと定義されている。すなわちガルは「センチメートル毎秒毎秒」(cm/s²)と書き表すことができる。国際単位系(SI)における加速度の単位はメートル毎秒毎秒(m/s²)であり、1 Gal = 0.01 m/s² となる。>
ガルは非SI単位であるが、日本の計量法では重力加速度および地震に係る振動加速度の計量に限定してガル(Gal)および1000分の1のミリガル(mGal)の使用を認めている。
地球表面における重力加速度はおよそ981ガルである。

2:震度とガルの関係

階級 説明 相当加速度
震度0  人体には感じない。地震計に記録される程度。 0~0.8ガル
震度1  静止している人や、特に注意深い人のみが感じる。 0.8~2.5ガル
震度2  大勢の人が感じる程度、戸障子がわずかに動く。 2.5~8.0ガル
震度3  家屋が揺れ電灯等の吊下げものは相当揺れる。 8.0~25ガル
震度4  家屋の揺れは相当激しく花瓶などは倒れ多くの人は戸外に飛び出す。 25~80ガル
震度5  壁に亀裂が走り、煙突/石垣等が破損する程度。中程度の地震:普通は震度5でも80~100ガルが多い 80~250ガル
震度6  家屋の倒壊は30%以下で多くの人は立っていることができない。固定していない重い家具が殆ど移動、転倒する。耐震性の低い家屋は倒壊する。 250~400ガル
震度7  家屋の倒壊は30%以上で山崩れ/地割れ/断層を生ずる。耐震性の高い建物でも傾いたり、大きな破壊を受ける。自分の意思では行動できないほど揺れる。 400ガル以上

3:これまでの地震における最大ガル

年度 名称 マグニチュード 最大ガル 観測地点
2011.3.11 東日本大震災 M9.0 2933ガル 栗原市
1955.1.17 阪神淡路大震災 M7.9 1500ガル 鷹取駅
2008.6.14 岩手宮城内陸地震 M7.4 3866ガル 一関市
2004.10.23 新潟県中越地震 M6.8 1515ガル 川口町

参考
※地球の重力 981ガル(この数値を超えると、コンクリートでも宙を浮いてしまうほどの衝撃を受ける)


4:では日本の原子力発電所の耐震設計はどうなっているのか?

発電所 従来の指針 新指針
370 550
東通 375 450
女川 375 580
福島第一 370 600
福島第二 370 600
東海第二 380 600
柏崎刈羽1~4号 450 2300
柏崎刈羽5~7号 450 1209
浜岡 600 800
志賀 490 600
敦賀 532 800
美浜 405 750
高浜 370 550
大飯 405 700
もんじゅ 466 760
島根 456 600
伊方 450 570
玄海 370 540
川内 372 540
六ケ所再処理工場 375 450

※新指針:2006年新指針により耐震性の見直しがされた。
参照:原子炉時限爆弾 広瀬隆 ダイヤモンド社

※つまりM7クラスの大地震が起きた場合ほとんどの原子力発電所は、壊滅的な被害を受ける。


5:地震動について

地震動(Wikipedia)

振動の特徴
振動(地震波)の性質によって、地上の揺れのパターンには一定の法則が生まれる。
震源で発生した地震動(地震波)は、有限の速度をもって周囲に伝わる。その速さはおよそ3~7km/sで、音波の10~20倍も速いが、光速度と比べれば5万~10万分の1にとどまるため、地震が発生してから周囲の地表が揺れるまでには時間がかかり、その時間は震源から遠くなるほど長くなる。この時間差を利用したシステムが地震警報システムである。
地震動のうち、周期が短く伝播速度が7km/s前後と早いP波は、最初に到達してカタカタという小さな揺れをもたらし、初期微動と呼ばれている。揺れが小さいのは周期が非常に短く減衰が大きいためであり、震源に近いところではあまり減衰していないP波によって地鳴りのような音が発生する。
周期が比較的長くP波の半分ほどの速度で伝播するS波は、初期微動の後に到達してガタガタという激しい揺れをもたらし、主要動と呼ばれている。地震によってS波の周期は異なり、卓越する地震動の周期(最も振幅が大きい地震動の周期)も変わるため、被害の様子も変わってくる。
また、さまざまな周期を持ち周期によって速度が異なる表面波は、被害を起こすような周期の振動がS波よりもやや遅れて到達する。表面波は減衰が少ないので遠くまで到達し、ユラユラという揺れを、震源から数千km離れた地点でも発生させる(特に高層建築物内で揺れやすい)。表面波と、S波到達後に続くP波も主要動に含まれる。
P波とS波の最初の到達時間の差を初期微動継続時間といい、複数の離れた地点の地震計で得られた初期微動継続時間から、震源の位置を推定する。地震動(地震波)の伝播速度は地盤によって変わるため、実用的には、地質調査によりあらかじめまとめておいた地震波の伝播速度のデータを、観測データと比較しながら計算を繰り返し、詳細な震源の位置を決定する。

周期で見た地震動

周期別に、地震動は6つに分けられる。
周期が長いほど減衰しにくく、長距離を長時間伝わる。また、地震動を伝える地盤が固いほど、周期が短い地震動を伝えやすい。
周期と被害の関係については、1980年代ごろから地震計の精度が向上したことを受けて、解明が進んだ。現在も研究が進み、防災の面か>ら新たな発見も期待されている分野である。

極短周期地震動

周期0.5秒以下の地震動。屋内の家具や物などが最も揺れやすい周期。計測震度計の感度が最も強いのがこの地震動であるため、震度と被害や体感震度との間のずれを生む原因とされている。

短周期地震動

周期0.5秒~1秒の地震動。やや短周期地震動も含めることがある。人間が最も揺れを感じやすい地震動。

稍短周期地震動}(やや短周期地震動

周期1秒~2秒の地震動。木造家屋、非木造の中低層建築物が最も揺れやすい地震動。
人間が住む建造物の多くはこの周期の揺れで最も被害を受けやすいため、この周期の地震動が長く観測される(卓越する)と人的被害が大きくなる傾向にある。このことから、俗にキラーパルス(killer pulse)と呼ばれる。キラーパルスに関しては、はじめの揺れの振幅や振幅の継続時間、あるいは初動の揺れの方向によって、建物の壊れやすさが異なるという研究結果もある。

稍長周期地震動(やや長周期地震動)

周期2秒~5秒の地震動。巨大なタンクや鉄塔など、中規模建築物が最も揺れやすい地震動。

長周期地震動

周期5秒以上の地震動。やや長周期地震動も含めることがある。高層建築物超高層建築物が最も揺れやすい地震動。>周期が短いものに比べて、建物などが揺れる幅が大きく、重いものが建物の揺れにあわせて高速で移動し人や物を傷つけるといったことが起きる。

超長周期地震動

周期数百秒以上の地震動。地球全体が最も揺れやすい地震動。

※まとめ
耐震設計がされていても耐震機能が働かない場合がある。


原子力発電所を廃炉にしても電力不足にはならない?



日本の原発の危険性


福島第一発電所の事故について


原子力発電所で事故が起きるとどうなるか?


  • 健康への被害
  • 風評被害
  • 地価の低下
  • 冷却し続けなくてはいけない。
  • 事故時のコストが膨大化する。
  • 補償


原子力発電所に変わる代替エネルギーの候補

  • トリウム溶解塩炉
  • オーランチオキトリウム


原発を廃炉にするために私たちに出来る行動。


  • 選挙に行くこと。
  • 署名活動に記名する。
  • デモに参加する。


社会の在り方を変えていく


意識を変えていく。
国を変える。
国有化すべき?

反原発Q&A集



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最終更新:2011年04月24日 18:18