鈴木拓「バラムガーデン? 次のロケ現場ですよね?」2


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

キスティス「やっぱりあなた強いわよ。サイファーとは違うもの」

スコール「……」

キスティス「そろそろGF戦よ。準備はOK?」

スコール「……」スッ

鈴木「ってこらぁ!」

キスティス「あら……」

鈴木「俺を忘れるなっての!」

キスティス(生きていたのね……)

スコール(タフな奴……)


ゴゴゴゴゴゴ

鈴木「ん……?」

キスティス「来るわよ!」

エンカウント・イフリート

イフリート「……」

鈴木「うわぁ、何こいつでけぇ~」

キスティス「イフリートは炎のGFよ。冷気系の攻撃が有効よ」

スコール「冷気……」

スコール「……」スッ

【ブリザド】

イフリート「グッ……!」

鈴木「うひゃー、氷でっけー!」

キスティス(緊張感無いわね……)

イフリート「……」グッ

キスティス「相手が怯んでいる、今よ」


スコール「スズキ、ここで追撃を頼む」

鈴木「……えっ、何か言った?」

スコール「追い撃ちだ……!」

鈴木「えっ、聞こえないんですけど」

キスティス「スコール、目の前の敵だけに集中しなさい」

スコール(そうさせてもらう……)

イフリート「喰らえ……!」ドグッ

鈴木「あいてっ! ふざけんな、俺を殴るなよ!」

イフリート「……ふん!」ドガッ

鈴木「うおおお! 殴るなら俺以外にしろよ、このゴリラ!」

キスティス「スコール、相手が挑発に乗っている今がチャンスよ!」

スコール(……あれは挑発なのか?)


イフリート「燃やす!」ファイア

鈴木「あづ~っ! 燃える燃える燃える! 水水水水水水水! わ~っ!」

スコール「……」ガギン

イフリート「ぬおっ! なかなかやるな……」

キスティス「GFを呼び出すわ!」スッ

【シヴァ】

イフリート「むっ、シヴァを従えているのか!」

鈴木「ああっ、俺にも俺にも! 消して消して消して!」

イフリート「ふん!」ドガッ

鈴木「だ・か・ら! 俺ばっか殴るんじゃねえよ!! あちちちち!」

スコール(戦わないなら、せめて静かにしていてくれ……)
スコール「はっ……!」ガギン

イフリート「ぐっ、うっ……見事。その力を……認めよう」

スコール「終わった……のか」

キスティス「おめでとう。あとは入り口の試験官に話して、この課題は終了よ」

鈴木「あー、だるっ。もう帰りてえよー」

スコール「……奴も合格なのか?」

キスティス「彼が攻撃を引き付けてくれたお陰……ってのもちょっとあるんじゃない?」


スコール(こいつが囮役を? どう見てもターゲットにされてただけだろう?)

鈴木「いってー、あの野郎俺ばっかぶん殴りやがって……」

キスティス「でも今は私たちの取得GF。力を貸してくれる……味方よ」

鈴木「だってアイツ絶対俺の事嫌いだよ。すげー拳に殺気がこもってたもん。まじ冗談じゃないよ」

イフリート『……』


ステータス→【GF相性、イフリート】

スズキ 0

鈴木「あれ、この数字おかしくね? なんで俺だけ0なわけ?」

スコール(嫌われたな)

キスティス(嫌われたわね)

鈴木「あれ~?」


キスティス「……とにかく、入り口まで戻りましょう。タイムリミットも迫っている事だし」

鈴木「え、時間制限とかあったの? 聞いてないよー」

スコール(一番始めに説明あっただろ……)

キスティス「説明されたでしょ。時間を決めて課題をクリアするって」

鈴木「……」

鈴木「ああはいはい、風俗の事ね!」

スコール(風俗?)

キスティス(風俗?)

スコール「……とにかく急ごう。時間があまり無い」




ガーデンへ向けて、移動中

鈴木「いやーやっと暑い部屋ともおさらばだー、風が気持ちいいなー!」

キスティス「……ところでスズキさん」

鈴木「はい?」

キスティス「あなた、一体何のGFをジャンクションしてるのかしら?」

鈴木「何ですか、そのガーデンファイスとかジャンクッションって?」

スコール(また始まった……)

キスティス「呆れた……そんなボケはいいの、真面目に答えなさい。取得しているGFは何?」

鈴木「ええっと、コンビ名の事ですかね?」

キスティス「……」イライライライラ


キスティス「渡したテストに書いてあったでしょう? GFの名前、教えてくれないかしら。私気になってるのよ」

キスティス「……スコールだって気になるでしょう?」

スコール「……べつ「べつに」」

スコール(またか……)

キスティス「ふふっ」クスクス

鈴木「あー、それって沢尻エリカですよね」

スコール(エリカ? 誰だよそれ)

キスティス「ん、どういう事かしら?」

鈴木「べつに」キリッ

スコール「……」

キスティス「……」

鈴木「ああ、すんません」

スコール(おめでたい奴……)

キスティス「……」ハァ


バラムガーデン

キスティス「二人ともお疲れ様。あとは試験が始まるまで自由よ」

鈴木「あー、やっと終わって帰……ってえええええ!」

スコール(いちいちうるさいな……)

キスティス「SeeD実地試験よ。炎の洞窟の課題をクリアしたんだから……あなたにも試験に参加する資格があるの」

鈴木「へー。めんどくせぇ」

キスティス「……」イラッ

キスティス「それを受けないとSeeDになれないのよ?」

鈴木「その試験、明日受けるとかじゃダメですかね?」

キスティス「スコール、お疲れ様。じゃあまた後でね」スタスタ

スコール(答えは無視……か)


鈴木「……」スタスタ

スコール「……」スタスタ

鈴木「あの、なんで付いてくんの?」

スコール「?」

鈴木「なんで俺と同じ方向に向かって歩いてんの?」

スコール「……ガーデンに向かって歩いているだけだ」

鈴木「ああー、ガーデンこっちかー」

スコール「……」

鈴木「あれ、俺もこっちに向けて歩いていていいのか?」

スコール「あんたもガーデンに向かうんだろ? だったら同じ方向に歩くしかない」

鈴木「ああ、そっかそっか、思い出した思い出した」

スコール「……」

スコール(不安定な奴……)


ガーデン内

鈴木「あー、着いた着いた」

スコール「……」

鈴木「あれ、あんたはこれからどうすんの?」

スコール「試験を受ける、あんたと一緒だ」

鈴木「あ、頑張って下さい」

スコール(……段々慣れてきたな)

ピンポンパンポーン



シド『え~、生徒の呼び出しです。スズキさんスズキさん、至急学園長室までお願いします。繰り返します……』

スコール「呼び出しだぞ」

鈴木「え、俺が? 俺じゃないよーマジで」

スコール(きっとあんただよ……わかれよ)

鈴木「いやいやいやいや! ない、ないからないから!」

スコール「……」イラッ


学食

鈴木「あー、結局一人になっちったい」

鈴木「暇だなー。試験始まるまで何してよっかな」

鈴木「釣りしてえなぁ……」

鈴木「……」

ピンポンパンポーン

シド『えー、本日SeeD実地試験を受けるスズキさん、ロケでガーデンに来ているスズキさん』

鈴木「なんか鈴木って名字いっぱいいんなー。まあ、鈴木だから当たり前か!」

シド『試験の前に渡したい物がありますので、学園長室までお願いしますね』

ピンポンパンポーン

鈴木「あー、眠い。ちょっと休憩しよ……どうせ暇な時間だしな!」

鈴木「……ZZzz」スー


鈴木「zzzzzz」グーグー

ピンポンパンポーン

シド『ええ、度々の放送をすいません。今度は全校生徒に連絡です』

シド『本日入学したスズキさんを見かけた方、至急学園長室まで彼を送り届けて下さい』

シド『こんなお願いを放送でするのも、どうかと思いますけどね……』ポリポリ

シド『スズキさんの格好は、黒髪、眼鏡をかけていて……シャツにジーンズ、そしてサンダルを履いているのが特長です』

シド『見かけた方はすぐに学園長室まで……』

鈴木「zzzz」

ぼやき生徒1「なあ……あれ」

ぼやき生徒2「ああ……どう見てもあの人だよな」

ぼやき生徒3「呼び出しはわかるけど、連れてこいって……」


ぼやき1「何かやらかした人かな?」

ぼやき2「でも今日の実地試験を受けるんだろ? テストも9割以上とったらしいし」

ぼやき3「マジでか?」

ぼやき2「しかも炎の洞窟の課題もさっき簡単にクリアしてきたらしいし……」

鈴木「zz……ヤベー、蟹味噌ヤベー」

ぼやき1「人は見かけによらないな」

ぼやき3「あんな人でもSeeD実地試験を受けてるのに……」

ぼやき2「俺たちなんて……」

全員「ハァ……」


ぼやき2「で、どうすんだよ」

ぼやき3「何がだよ?」

ぼやき2「あの人送り届けるのかって聞いてんだよ」

ぼやき1「……俺知らねえ」

ぼやき3「俺も」

ぼやき2「……」

ぼやき3「お前行けよ。学園長に気に入られるかもよ」

ぼやき2「……いや、いいよ」

ぼやき1「え~」


ぼやき1「なんでだよ」

ぼやき2「さっき誉めておいてこんな事言うのも何だけどさ……」

鈴木「zzzz」

ぼやき2「あの人からは俺たちと同じ匂いがする。なんとなくだけど」

ぼやき1「……」

ぼやき3「……」

ぼやき1&3「それは俺も思ってたわ」

ぼやき2「だろ~」

全員「……」

全員「ハァ……」


ぼやき2「……やっぱりさ」

ぼやき1「ん?」

ぼやき2「俺起こしてみるよ」

ぼやき3「おお」

ぼやき1「やるのか、頑張れよ」

ぼやき2「ああ……」

鈴木「……zz」

ぼやき2「あ、あの……もしもし?」ユサユサ

ぼやき1「体揺らした」

ぼやき3「積極的だな」



鈴木「んー……はいはい……」ウトウト

ぼやき2「す、スズキさん……ですよね?」

鈴木「……おたく、何で俺の名前知ってんの? 新手の詐欺?」ウトウト

ぼやき1「!?」

ぼやき2「!?」

ぼやき3「!?」

鈴木「ああ、わかった。これドッキリでしょ、カメラどこカメラ?」ウトウト

ぼやき2「あ、あの~……ですね。スズキさん、学園長室に呼び出されてますよ。行かなくていいんですか……?」

鈴木「あー、ギャラがないからね、マジ割に合わない仕事だよ」

ぼやき2「……」

ぼやき3「ひどいな」

ぼやき1「ああ……」


十分後

ぼやき2「……」

ぼやき3「キスティス先生、すごい形相であの人を連れていったな」

ぼやき1「ああ。呆れた表情をしながら静かに怒ってる……恐怖だよ」

ぼやき2「綺麗な顔して怒る……ファンクラブもできるはずだよ」

ぼやき1「向こうの机で項垂れてた奴も一瞬で元気になったしな」

ぼやき2「それだけ魅力があるんだろうなあ、キスティス先生には」


ぼやき3「……で、どうだった、SeeD実地試験を受ける彼と話した感想は」

ぼやき2「……まるで俺が夢の中にいたみたいだったよ」

ぼやき1「ああ、確かに」

ぼやき3「でもさ」

ぼやき1「ん?」

ぼやき3「ああいうのが……意外と天才なのかもな」

ぼやき2「……」

ぼやき2「いや、ただのポンコツにしか思えなかったよ」

ぼやき3「やっぱり?」

ぼやき1「マジで?」

ぼやき2「話せば……わかるよ」
ぼやき3「俺たち一体、何と話してたんだろうな」

ぼやき1「考えるのはよそう」

ぼやき3「それもそうだな……」

全員「ハァ……」



学園長室

キスティス「失礼します」

鈴木「しま~す……」フラフラ

シド「ああ、ようやく見つかりましたか。よかった間に合って」

鈴木「な、なんすか。僕ちょっと疲れてるんですけど……」

キスティス「……真面目に聞く」

シド「……スズキさん。あなたがこのガーデンに所属している以上……それに相応しい態度と行動をお願いしますよ」

シド「特にあなたは、入学初日でSeeD試験を受けるんです……これは、大変素晴らしい事だと思います」

シド「ですが……その素晴らしい人物が不真面目では示しになりません。例え試験に合格してSeeDになっても……あなたは信頼さ

れない傭兵になるでしょう」

シド「私のいっている事が、何となくでもわかりますか?」

鈴木「……zzzz」

キスティス「立ったまま、寝てます」

シド「やれやれ……ちょっと話が硬すぎましたかね」ポリポリ


キスティス「仕方ないわね……」

たたかう→スズキ

キスティス「えいっ」カツン

鈴木「あう! い、いってえ!」

キスティス「おはよう……やっとお目覚めかしら?」

鈴木「……え、僕寝てました?」

シド「ええ、ずいぶん長い間。おかげでもうすぐで試験の時間になってしまいますよ」

鈴木「ええっと、今日は何かテストがあるんでしたっけ?」

キスティス(またこれだわ……本当にポンコツね)

シド「はい、そのテストに参加するために……この」バッ

シド「バラムガーデンの制服に着替えてもらいます」

鈴木(わー制服にしちゃあすげー派手。着たくねー)


鈴木「あの、本当にそれ着るんすか?」

シド「ふふっ、なかなかカッコいいでしょう?」

鈴木「はぁ」

鈴木「……」

キスティス(はぁ、だけで感想終わり!?)

シド「ではスズキさん、早速着替えて下さい。もう時間があまりありませんからね」

鈴木「本当にそれ着るんすか?」

キスティス(それはさっき全く同じ事聞いてたわよ)クスクス



シド「はい。でないとSeeDになれませんよ?」

鈴木「へーい。じゃあ着替えますよっと」ヌギッ

キスティス「!!」

シド「ああ、向こうに着替えるスペースがありますのでそちらで……」

鈴木「ええっ、ここでも別にいいじゃないですかー」ヌギッ

シド「……すいません、脱ぎながら意見を言うのやめてもらえませんかね。その……女性の目もありますし」ポリポリ

キスティス「私、何も見てませんから」ササッ

鈴木「じゃあ服は脱ぎません!」ピタッ

シド「いえ、そこは脱いで早く着替えて下さい。お願いしますよ」ポリポリ

鈴木「これじゃあ俺、まるで着せ替え人形だよー!」ドヤッ

キスティス(面白い事言ったつもり……)

シド(なんでしょうかねぇ。私にはよくわかりません)ポリポリ


鈴木「……うわ、これキツっ」

シド「おお、なかなか似合うじゃないですか!」

鈴木「はぁ……もう一回りサイズの大きいのないですか?」

キスティス「ないわ」

鈴木「うわ~、即答だよ。そうやってアレだ、俺をいじってああしようと……」

キスティス「……」

シド「……」

鈴木「恥ずかしいんだから何か言えよ!」

キスティス「そろそろ時間です。行きましょう」

シド「そうですね、ではスズキさん……先に一階で待っていて下さい」

鈴木「ボケ放置とかマジないわ……」ブツブツ

シュイン

シド「ふむ。彼は無視すると……」

キスティス「引くのが早くなるみたい……ですね」クスッ

シド「いやはや、不思議な人ですねぇ」



1階ロビー

鈴木「……お?」

スコール「……」

鈴木「おはようございます」

スコール「……」

鈴木「……」

スコール「……」

キスティス「二人とも、いるわね?」

キスティス(って、何か空気が重たいけど何かあったのスコール?)ヒソヒソ

スコール「……べつに」

キスティス「そう。では今から試験の班を発表します。あなたたちと組むのは、ええと……」

キスティス「ゼル・ディン。あの賑やかな彼ね」


スコール「……うるさいだけだ。メンバーは変えられないのか?」

鈴木「すんません、今度こそ現場ではロケ弁当って出ますかね?」

スコール「……できれば、違う奴と組みたいんだが」

スコール(こいつも含めて……な)

キスティス「気持ちはすごくよくわかるけど、それはだめ」

鈴木「弁当は?」

キスティス「コホン……ゼル! ゼル・ディン!」

……。

シュッ、シュッ、シャッ

スッ、クルッ、タンッ、ダンッ!

ゼル「……!」ニカッ

……。


ゼル「お! お前と一緒か」

スコール「……」

ゼル「よろしく!」スッ

スコール「……」

ゼル「……で、そっちは噂のスズキさんだろ?」

鈴木「はぁ、鈴木ですけど何か?」

ゼル「へへっ、よろしくな」スッ

鈴木「その顔刺青? いやーそんなのつけて大人になってどうすんの?」

ゼル「……」

キスティス「こういう人よ」

スコール「こういう奴だ」

ゼル「はぁ……ま、よろしく……な」

鈴木「いやー、親の顔が見てみたいねホント」

キスティス(大丈夫かしら……)

スコール(遠慮のない奴……)


ゼル「なあ、おまえあのサイファーと仲が悪いんだろ?」

ゼル「今朝もケンカしてギタギタにやられたって?」

スコール「あれはケンカじゃない。トレーニングだ」

ゼル「そう思ってるのは、おまえだけじゃないのか?」

鈴木「いやあ、俺もさっきね。変なゴリラみたいな怪物相手にケンカしてきてさ……いやー、マジで辛いねマジで」

ゼル「そ、そうか。そいつは大変だったな……うん」

ゼル「サイファーの奴は嫌がらせしてるだけ……」

鈴木「あ、わかってくれますこの苦労? いや~仕事とは言え本当にね、辛いんスよ~」

ゼル「そ、そうだな。うん」

ゼル(あんたに話は振ってないだろ……!)


スコール「……相手にしなければいいんだ」

ゼル「そ、そうはいかないだろ。同じ班の仲間なんだからよ」

スコール「それに、サイファーの事だっておまえには関「関係ない」」

スコール「……」

キスティス「あのねえ……」

キスティス「そのサイファーなんだけど、あなたたちの班長よ」

ゼル「班長!? アイツが?」

鈴木「えっ、何何何何? 全然何も聞いてなかった。もう一回もう一回」

スコール(……仲間? こいつが?)


キスティス「変更はできないわよ」

キスティス「サイファー、サイファーはいる?」

サイファー「……」ツカツカ

風神「……」

雷神「……」

スコール(風紀委員、勢揃いってわけか)

鈴木「あ、さっきのホラ……ジュース買ってくれた人だ」

雷神「か、買ってないもんよ。そんな記憶ないんだもんよ」

鈴木「あれれ~、そうだっけ?」

スコール(もう面識があるのか?)

キスティス「コホン、サイファー。あなたが班長よ、がんばりなさいね」

サイファー「……」


サイファー「先生、俺はがんばれって言われるのが嫌いなんだよ」

サイファー「その言葉はデキの悪い生徒に言ってやれ」

キスティス「なるほど」

キスティス「サイファー、がんばってね」

ゼル(おっ、いいぞいいぞ先生)

キスティス「あとスズキさん、本当に! 気をつけてね」

スズキ「え、あ、はい、がんばります」

サイファー「……!」ザッ

サイファー「キスティス先生をリストに加えろ」


鈴木「……あ、そっか」

鈴木「デキの悪い生徒ってそこのサイなんとかさんの事か。あ~、なるほど今理解出来たわ~」

サイファー「!」

雷神「!」

風神「……」

サイファー「……このメガネもリスト入りだ。特別大きく名前を書いてやれ」

鈴木「……え、何。俺なにかしたの?」

ゼル(おいおいおい、どんだけだよこの人)

スコール(度胸だけは一人前かもな……)

鈴木「あ~、腹へった」

ゼル(それ以外はポンコツもいいとこだぜ……)

キスティス「……さて!」


キスティス「あなたたち四人はB班です。チームワークで試験を乗り切りましょう」

サイファー「チームワークってのはな、俺に迷惑をかけないってことだ」

サイファー「これはルールだから忘れるんじゃねえ。いいな! 特にそこの眼鏡野郎!」

鈴木(わあ、女の先生めっちゃ睨まれてて……)

サイファー「……」ジッ

鈴木「って眼鏡って俺ええぇぇぇ!!」

雷神(うわぁ)

風神(馬鹿?)

ゼル(俺が言うのもなんだが……うるせえ人だな)

スコール(ムードメーカー……にはならないか。悪いうるささだ)


シド「全員そろいましたか?」

シド「……君たちがこれから行く場所は本物の戦場であり、行われているのは本物の戦闘なのであります」

シド「生と死、勝利と敗北、名誉と屈辱、すべてが隣り合わせの世界」

鈴木「M-1大会みてえだな~」

シド「……」ポリポリ

シド「どうです、おじけづいた人はいませんか?」

鈴木「すんません、僕M-1の世界をよく知らないんですけど……」

風神(彼何言?)ヒソヒソ

雷神(さすがの俺にもわからないもんよ)ヒソヒソ

シド「……とにかく、SeeDにふさわしいとアピールを」

シド「さあ、行きなさい」


移動車中

ゼル「な、スコール。ガンブレード見せてくれよ」

スコール「……」

ゼル「な、ちょっとでいいから」

スコール「……」

鈴木「あ、僕のロッドでよかったら見ますか?」

ゼル「あ、それはいいです……」

鈴木「え~、そう。ふ~ん」

鈴木「……」

ゼル「終わりかよ!」

鈴木「えっ、何が?」

ゼル「全く、スコールといいあんたといい……何考えてるんだよ」

スコール(俺を一緒にするな……)


ゼル「……」

シュッ、タンタン、キュッ、キュッ

シュッ、シュッ、シュッ

鈴木「うあっ、危ないよ危ないよ!」

サイファー「……ウザイんだよ」

サイファー「チキン野郎に……病弱野郎」

ゼル「あ・ん・だ・と?」

鈴木「いや、僕元気なんですけど」キリッ

サイファー「ククク……」


キスティス「いい加減にしなさい!」

鈴木「あ……ど、どうもありがとうございました」

スコール(?)

ゼル(?)

キスティス(?)

鈴木「いや、いい加減にしなさい……って言われたら漫才が終わるんで終わったんですけど、今のボケわかりにくかったですかね

?」

スコール(わからない奴……)

サイファー「ククク……」

スコール「……先生」

スコール「今朝、保健室にいた女子は誰だ?」

サイファー「……最高だ」

サイファー「俺のチームはチキン野郎と色気づいた兄ちゃんと意味不明野郎か」

ゼル「……!」グググググ

鈴木(俺がチキン野郎なのかなあー)

サイファー「ククク……」

キスティス(本当にこのメンバーで大丈夫?)


スコール「あの船か」

サイファー「もう後戻りはできないぜ」

鈴木「わー、すげー海だよ海! 釣りするぞ釣り!」カチャカチャ

スタッフ「おまえたちが最後だ! 早く船に乗りなさい!」

サイファー「……スコール。俺をガッカリさせないでくれ」

キスティス「ほら、駆け足!」

鈴木「え、せっかく釣る準備したのに……」

サイファー「それと意味不明野郎」

鈴木「あ、俺?」

サイファー「出来れば最初の戦闘で、流れ弾にでも当たって死んでくれ」タタタタッ

鈴木「? 死んだら釣りできねーじゃねーか!」タタタタッ

スコール(わかってない奴……)

ゼル「なんつーか、お前あいつも結構すげえんだな……」タタタタッ


移動船内

シュウ「やあ、キスティス」

キスティス「これが今回のメンバー、よろしくねシュウ」

ゼル「よろしくお願いします」

スコール「……よろしくお願いします」

サイファー「……」

シュウ「サイファー、何度目?」

サイファー「俺は試験が好きなんだ」

シュウ「……そして、そっちの人が噂の?」

鈴木「?」ポカーン



鈴木「あ、おはようございます。鈴木拓です」敬礼

シュウ「……ガーデンの敬礼とは違うわね。何だか新鮮な気分」

シュウ「まあいいわ、よろしくね」

シュウ「では状況および任務の説明を始めます……着席」

鈴木「……」敬礼

シュウ「……着席」

鈴木「え、なんすか?」

シュウ「本件のクライアントはドール公国議会」

ゼル(対応早!)

キスティス(さすがねシュウ)

スコール(相手にするなよ……か)

鈴木「え……ああ、座るのね」スッ

シュウ「ふぅ……続けます」

シュウ「依頼があったのは18時間前」

シュウ「開戦は72時間前からで……」

シュウ「開戦から49時間後、ドール公国は市街区域を……」

鈴木(何言ってるか全然わかんねえや。三日前とかでいいじゃん)

シュウ「以上が現在の状況だ」

シュウ「次に任務について……」

鈴木(あー、また眠くなってきた。腹もへったし)


サイファー「俺たちは何をするんだ」

シュウ「君たちには市街のガ軍を排除してもらう」

ゼル「責任重大だ」

サイファー「楽しくないな」

鈴木「すんません、話が全く見えないんですけど」

サイファー「ようするに、SeeDの連中のおこぼれちょうだいだろ?」

シュウ「言うまでもないことだが……」

シュウ「撤退の命令は絶対だ。これは忘れるな」

鈴木「あ、もう帰っていいんですか?」

シュウ「特にサイファーと……スズキ」

サイファー「意味不明野郎と同じ扱いか……クク」

鈴木(やべー本当に何もわかんねえ)

シュウ「まもなく上陸だ」

シュウ「質問のある者はキスティスに聞くように。以上だ」カツカツ

スコール(さて、どうしようか……)

キスティス「ん、スコールどうしたの?」

スコール「いや、なんでもない」

スコール(さて……)

サイファー「いいかよく聞けよ。今回の作戦はドールに侵入したガルバディアのクソヤローどもを片っ端からブチのめす事だ」

鈴木「ああ、それならわか……ってええぇぇぇ!」

スコール(うるさいな……)

サイファー「……おまえたちは班長である俺の命令にだけ従ってればいいんだ」


スコール【スズキに話しかける】

鈴木「はい、なんすか?」

スコール「戦闘は……大丈夫か?」

鈴木「はあ、まあなんとかなるでしょ。いざとなったら任せます」

スコール(不安だ……)

サイファー「チキン野郎がまた一人……」

ゼル「あ? 誰に言ってんだテメー」

サイファー「ククク……」

鈴木「ドゥフフ」

サイファー「……」バンッ!

キスティス「はいはい、おしゃべりはそこまで」

キスティス「間もなく上陸よ。それぞれ準備して」


サイファー「……さてスズキ。おまえ、外の様子を見てこい」

鈴木「え? 外って海でしょ?」

サイファー「これは班長命令だぞスズキ。さあ、外の様子を見てくるんだ!」

スズキ「ちぇー、偉そうにしちゃってさ……」ブツブツ

サイファー「返事は了解、だ! バカ野郎!」

スズキ「へーい、ったく自分で見てこいってんだ……」スッ

キスティス「……」クスッ
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。