岡頌子

今私がここにいるのはお母さんとお父さんがいたからです、そのお母さんとお父さんがいるのはおじいちゃんとおばあちゃんがいたからです、そのおじいちゃんとおばあちゃんがいるのはひいおじいちゃんとひいおばあちゃんがいたからです。もしその中の一人でもいなかったら今の私がいなかったと思うとすごい事だと思いませんか?そう考えると人の命がどれだけ大切なものかわかりませんか?世界には赤十字社という1つでも多くの命を救うために活動している団体があります。自然災害や戦争が起こると1番最初に支援の手を差し伸べるのはいつも赤十字社だと思います。赤十字社はイタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノで悲惨なありさまを目の当たりにしたスイスの実業家アンリー・デュナンが1864年に作りました。このように赤十字社は戦争の現場をアンリー・デユナンがまのあたりにしたことからできました。赤十字社は戦争から生まれたのです。しかし、戦争が起きなければ赤十字社は必要ないのでしょうか?
現在赤十字社は東日本大震災で被災された方々に向けて義援金を配布しています。現在義援金として送金した額は2324億3920万円だそうです。日本赤十字社はその財源に大震災が起きた即日から46個の救護班を出動させています。また赤十字社は東日本大震災の活動だけではなく、国内災害救護を事業の柱として国際救援ボランティアの育成やとっさの手当てを学べる講習会の普及などの活動を寄付金を使って活動しています。
赤十字社はなぜこのような活動を行っているのでしょうか?そしてどんな未来を目指して活動しているのでしょうか?赤十字社は「人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性」この7つの原則をかかげています。1つ目の人道とはあらゆる状況下において人間の苦痛を予防し軽減することに努力するという事です。2つ目の公平とは国籍、人種、宗教、社会的地位または政治上の意見によるいかなる差別 をもしないという事です。3つ目の中立とは戦闘行為の時いずれの側にも加わることを控え、いかなる場合にも政治的、人種的、宗教的または思想的性格の紛争には参加しないという事です。4つ目の独立とはその国の政府の人道的事業の補助者であり、その国の法律に従うが、常に赤十字の諸原則にしたがって行動できるよう、その自主性を保たなければならないという事。5つ目の奉仕とは利益を求めない奉仕的救護組織であるという事。6つ目の単一とはすべての人に門戸を開き、その国の全領土にわたって人道的事業を行なわなければならないということ。7つ目の世界性とは赤十字は世界的機構であり、その中においてすべての赤十字社は同等の権利を持ち、相互援助の義務を持つという事である。私がこの中で気になったのは中立と奉仕です。自国の利益ばかり追求する国が多いなかで中立と奉仕という立場を選ぶことはとても難しいことです。しかし、この国際社会でそれが認められているということはとても素晴らしいことだとおもいます。
赤十字社がかかげている7つの原則をもし世界中の人が行っていれば戦争や貧困のない平和な世界になると思いませんか?もし戦争や貧困がなくなっても赤十字社は命の大切さや平和を訴えるために必要な団体だと思います。


2011/07/05


北朝鮮についてしらべていましたが、ナゾが多く難しいためテーマを変える事にしました。
前からきになっていた赤十字社についてスピーチしたいと思います。

更新するときに何故か今まで書いてきたものが消えてしまいました......
2011/06/28

みなさん赤十字社はご存じですよね、しかし、マークの意味はご存じですか?
赤十字マークは、戦争や紛争などで傷ついた人々と、その人たちを救護する軍の衛生部隊や赤十字の救護員・施設等を保護するためのマークです。紛争地域等で「赤十字マーク」を掲げている病院や救護員などには、絶対に攻撃を加えてはならないと国際法や国内法で厳格に定められています。つまり、赤十字マークは、いざという時にわれわれ国民一人ひとりを守るマークなのです。
また赤十字マークは、病院や医療を象徴するマークだと思っている方も少なくないようですが、このようにとても大切な意味をもつマークであり、その使用については赤十字社と法律等に基づいて認められている組織に限られています。もちろん、一般の病院や医薬品などに使用することは禁止されています。
ちなみに、赤十字マークの配色は、赤十字の創設者アンリー・デュナンの祖国であるスイスに敬意を表して、スイス国旗の配色を逆にしたものが基になっています。
ではなぜ赤十字社が出来たかはご存じですか?
スイス人の実業家アンリー・デュナンは1859年6月、フランス・サルディニア連合軍とオーストリア軍の間で行われたイタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノの近くを通りかかりました。そこで見たものは、4万人の死傷者が打ち捨てられているという悲惨なありさまでした。デュナンは、すぐに町の人々や旅人達と協力して、放置されていた負傷者を教会に収容するなど懸命の救護を行いました。
「傷ついた兵士はもはや兵士ではない、人間である。人間同士としてその尊い生命は救われなければならない。」との信念のもとに救護活動にあたりました。
ジュネーブに戻ったデュナンは、自ら戦争犠牲者の悲惨な状況を語り伝えるとともに、1862年11月『ソルフェリーノの思い出』という本を出版しました。この中で、
(1)戦場の負傷者と病人は敵味方の差別なく救護すること
(2)そのための救護団体を平時から各国に組織すること
(3)この目的のために国際的な条約を締結しておくこと
の必要性を訴えました。
この訴えは、ヨーロッパ各国に大きな反響を呼び、1863年2月赤十字国際委員会の前身である5人委員会が発足、5人委員会の呼びかけに応じてヨーロッパ16カ国が参加して最初の国際会議が開かれ、赤十字規約ができました。この規約により各国に戦時救護団体が組織され平時から相互に連絡を保つ基礎ができ、デュナンの提案の一つが実現しました。そして翌1864年には、ヨーロッパ16カ国の外交会議で最初のジュネーブ条約(いわゆる赤十字条約)が調印され、ここに国際赤十字組織が正式に誕生したのです。
赤十字社とは?
絶え間なく起こる災害や紛争―それらは人々の尊い命や財産を一瞬にして奪い去ります。赤十字は、186の国や地域に広がる世界的ネットワークを活かし、人々の苦痛を軽減し、予防するための様々な活動を行っています。被災者への医療や衣食住の支援といった緊急救援だけでなく、その後の復興支援や防災を通じた地域の基盤づくりなど、包括的な災害マネジメントに取り組んでいます。また、疾病や感染症が世界的脅威となっている今日、健康問題に苦しむ人々の状態を改善するために、保健衛生分野の活動を重点課題のひとつに挙げ、活動を展開しています。世界を取り巻く環境が刻一刻と変化しても、人道的課題の解決は終わりを見ません。こうした人道問題に対する国民の理解と関心を高めることもまた、赤十字の重要な役割のひとつなのです。
しかし、赤十字社がある事はいい事なのでしょうか?
そもそも戦争がなければ赤十字社は生まれていません。誰もが平和な生活ができていれば必要ないのです。

2011/06/28

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最終更新:2011年07月05日 21:40
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