エスキモー・アレウト語族

エスキモー・アレウト語族

  • いわゆる差別用語とされる「エスキモー」であるが他の置き換えた言葉が存在しないのでここでは「エスキモー・アレウト語族」とする。
    • というより言語の分類において国際的な名称である。ここではエスキモーという呼称を使わせていただきます。(学問的に置き換えた言葉が存在しない為)
  • 北米先住民である。一部ロシアやグリーンランドに住む。



エスキモー・アレウト語族系の民族一覧。

エスキモー系

  • イヌピアト人はアラスカ州北部の先住民である。
  • ユピク人はアラスカ西部の一部と極東ロシアの北東端の一部に住む。
  • イヌイット人はカナダ北部に住む民族。
  • カラーリットはグリーンランドに住むイヌイット人の呼称。白人との混血が激しく形質を完全に失っている者も多い。

ここでは白人と混血する前の時代の形質を書き載せていきます。

エスキモー系の特徴。
  • 北方モンゴロイド。言語的な系等から見ると古いモンゴロイドである可能性もある。
  • 低身長。ただアレウト人より長身らしい。
  • ずんぐりとした体格。手足は短い。足は太く筋肉質。
  • 顔は縦に短い者が多い。
  • 目元は一重、二重、両方いる。
  • 髪の毛は乾燥した綺麗なストレートヘアー。
  • 髭は黄色人種としては濃い。体毛は薄い。
  • 肌の色は赤いか白い。
  • 鼻は高い者も多い。
  • 日本人と顔や体型がよく似ていると昔からいわれる。
  • 血液型はA型40%、O型31%、B型19%、AB型10%。
  • 短頭。(頭の前後が短い)
  • 狩猟民である。
  • 現在は白人との混血が進んでおり、昔とは形質が異なる者も多い。
  • アルコール中毒患者が多いことで知られていたが、今は少なくなっている模様。もともとは深酒の文化はなかった。
    • というより気温などの関係で酒を作るのに時間がかかるのと、規模の大きい醸造の技術を持っていなかったため。
  • 伝統的習慣により女性の数が少なく、また障害者が1人もいない・双子も存在していない(存在させない)などの文化があった。
    • これは生活が非常に苦しかった為であるとも考えられる。
  • これ以外にも独特の習慣が存在していたがここに載せるのは避ける。
    • また、伝統的な生活をする者は少なくなっている。

エスキモー系の写真。
エスキモーの女性。1915撮影。

エスキモーの人達。

写真を貼るのに著作権などの問題がありなかなか難しいですが写真をたくさん見た限りでは鼻の高い人も多いように思います。
正直、自分の頭の中のイメージと同じ典型的なエスキモー系の人しか見つからず、逆に下にも書きましたが、
なぜ、古代モンゴロイドとの関連性が言われているのかよく分からなくなってしまいました。
アレウトならアレウトと書くと思うのですが。エスキモーと縄文・アイヌとケネウィックマンの類似性を指摘している研究者がいる事に驚きです。
アレウトのことを言っているのですかね?。


エスキモーと日本人。

昔から日本人に顔や体型がよく似ているとされてきた。新聞にあらゆるところが「似ている」と紹介されているのも見たことがある。
確かに似ている。子供の頃から髪の量が多くキレイなストレートの髪。乾燥した肌。足は太く胴長短足。保守的民族性。酒でハメをはずす。管理したがる民族性。
また、中年の男性の体型が似ていると日本の新聞に載ったこともある。いわゆる「ポッコリお腹」など。
実際、日本人より彫の深い顔の者も多いが、親しみやすい印象である。特に口髭を生やしたエスキモーの人の見た目は日本人そのものである。

*

アレウト人
  • アレウト人はアリューシャン列島に住む民族。形質が他のエスキモー・アレウト語族の民族と大きく異なる者も多い。
    • また、アレウト人はエスキモーではない。
  • 総人口は1万8千人。

アレウト人の特徴。
  • 北方モンゴロイド。言語的な系等から見ると古いモンゴロイドである可能性もある。また、アイヌ人と形質が似ていると指摘される事もあったようだ。
  • 形質が古代のモンゴロイドではないかとの指摘が昔からあったようである。
  • 低身長。比較的がっちりした体格。手足は短い。
  • 目元は一重、二重、両方いる。
  • 髪の毛は湿った天然パーマが多いがストレートも多い。
  • 髭は黄色人種としては濃い。体毛は薄い。
  • 鼻は高い。
  • 肌の色は比較的白い。
  • 血液型はA型40%、B型35%、O型13%、AB型12%。
  • 長頭。(頭の前後が長い)
  • 狩猟・採集民である。



アレウト人の写真。
アレウト人の男性達。




書き途中。

この上の民族すべてをイヌイットと呼んでしまうメディアがあったりするが、
これは差別用語を避ける為に起きてしまった混乱のようだ。
メディアでは「エスキモー=イヌイット」となってしまっている。


余談。
エスキモー・アレウト語族系がアイヌ人と骨格が似ているとの人類学の研究が欧米であるらしいです。
また、ケネウィックマンとの関係も指摘されるようになりました。これはアイヌ人のところに少し書きました。
(ケネウィックマンとアイヌ人に関してはどこかで書く予定です)。
エスキモーの骨格が近いとの情報ですが、自分の語学力に問題がありよく分かりません。
アレウト人でアイヌ人に顔がよく似た人がテレビに出ていたのは見たことがありますが。
また、アレウト人とアイヌ人に交流があったようなのですが。
エスキモーの呼称にアレウト人も含めたものなのかどうかも分かりません。
どちらにしろ、研究が進んでいるようです。



このページは書き途中です。記事を追加していきます。


最終更新:2012年05月02日 01:25