ヤノマミ族

ヤノマミ族



ヤノマミ族の特徴

  • 南方モンゴロイドである。古モンゴロイドに分類される事もある。
  • 形質は南米南大西洋地域の先住民の多くと一緒である。
  • ヤノマミ族のヤマノミとは「人間」という意味だという。
  • シャボノと呼ばれる藁葺きの家に住んでいる。
  • 基本ハダカである。
  • 食べ物の影響などで極めて「低血圧な部族」のようだ。
  • 基本何でも食べるようだ。
  • 好戦的部族として有名で絶えず戦闘が続いている。
  • 戦争が多い部族であるがそれほど筋肉質な体型の部族ではなく、軽い肥満のような体型の大人も多い。
  • 喧嘩が多い部族としても外国で紹介される事もあるようだ。実際喧嘩が多いようだ。
  • 外国の動画などを見るかぎりアルコール中毒や薬物依存なども問題になっているようだ。


部族的な習慣における出産と死に対する考え方。

女性は平均14歳で妊娠・出産する。出産は森の中で行われ、
へその緒がついたままの状態(彼らの言うところの精霊)のまま返すか、人間の子供として育てるかの選択を迫られる。
精霊のまま返すときは、へその緒がついた状態でバナナの葉にくるみ、白アリのアリ塚に放り込む。
その後、白アリが赤ん坊を食べつくすのを見計らい、そのアリ塚を焼いて精霊になったことを神に報告する。
また、寿命や病気などで民族が亡くなった場合も精霊に戻すため、同じことが行われる。
いわゆる価値相対主義をとらずに、先進国(近代社会)の観点から記述すれば、
ヤノマミ族は技術的に人工妊娠中絶ができないため、資源的・社会的に親にとってその存在が「不必要」である子供は、
森の中で白蟻に食べさせる形での嬰児殺しによって殺害される。
嬰児殺しの権利は形式上は母親にあるが、男尊女卑である以上、実際は子供の遺伝的父親や、母親の父親・男性庇護者の意思、
村の意思が強く反映する。ヤノマミの間では、これを「子供を精霊にする」と表現する。
これは近代社会における「中絶」と、不必要な子供を始末する点では一致するが、超自然的な位置づけがされている点が異なる。
(以上、ウィキペディアの記事を軽く改編)
南米の先住民は他の文明と関わらずに長年生活してきた為、文化が特殊ですよね。

ここからは、彼らの死生観な話し。
ヤノマミ族に語り継がれてきた話によると、
  • 男性は死ぬと精霊となり最後はアリやハエとなって地上に戻る。
  • 女性はノミやダニとなる。人間は虫となって消える。
それが定めだと彼らは考えている。また、全てに精霊が宿っていると考えている。

亡くなった人が虫になるという考えはあまり聞いたことがない考え方ですよね。


最終更新:2011年08月03日 15:30