弥生人
- 主に西日本にその遺伝子が強い。
- 弥生系は日本人の7割から8割と言われるが、東京以外の東日本は縄文の遺伝子が強い地域も多い。
- また、西日本は琉球系の遺伝子の影響を受けている。
- 九州や四国の高知県などは琉球系や中国南東部の遺伝子も多くみつかる。その為、弥生人の形質とは異なる者も多い。
弥生人
- 北方新モンゴロイドである。
- 肩幅が狭い。
- 体が細く猫背である。
- 顔も細い。
- 身長は高い。
- 体毛、髭が薄い。
- いわゆる出っ歯である。
- 髪の毛はストレート。髪はサラサラである。
- 肌は乾燥しており清潔である。
- 目は細く一重、また、二重でも目が細い。
- 唇は薄い。
- 鼻は高い者も多いが、基本は低い。
- 北方系の黄色人種である為、体臭はしない。
- 血液型はA型35%、O型35%、B型20%、AB型10%。
- 頭は短頭。(頭の前後が短い)
- お酒に弱い人が多い。
弥生人の地域差
山陰の弥生人
- 西日本の日本人のルーツになったと考えられている弥生人。
- 身長は高い。男性で164cm前後。
- 猫背で肩幅が狭い。かなり痩せている。
- 歯が大きい。
- 顔が細い。アゴが尖っている。
- 血液型はA型35%、O型35%。B型20%、AB型10%。
- お酒が苦手な人が多かったと考えられている。
九州北東部の弥生人
- 顔が長く平ら。足が短く、また、かなりの長身である。
- 血液型はA型が非常に多い。
- お酒が苦手な人が多かったと考えられている。
- 西日本人のルーツの一つと考えられている。
九州北西部の弥生人
- 顔が角張っており足が短い。身長は縄文人並みに低く男性で158cm程度。肩幅が広くガッチリしている。
- 眉上弓の隆起している為に目元が窪んでいる。鼻根部が陥凹。
- 血液型はA型、O型が多いがB型も多い。
- お酒に強かったと考えられている。
- 現在の九州人のルーツの一つと考えられる。
岐阜南部から愛知県尾張地方、三重県北部の弥生人
- 手足が発達しており、顔、頭も大きい。顔はかなり角ばっている。
- 肩幅が広くガッチリしている。
- 肌は褐色の者も多い。
- 歯が大きい。また、額も広い。
- 血液型はO型が多い。
- 弥生人の中でもっともお酒に弱い人が多かったと考えられている。
- 名古屋人や濃尾平野に住む人のルーツになった弥生人であると考えられる。
東日本には縄文人の形質を持った弥生人が多数いたことが研究で明らかになっている。
また、南九州でも縄文人や琉球人によく似た弥生人の骨が見つかっている。
弥生人が一重といわれる事について。
当たり前ではあるが骨から一重か二重かなどはわからない。
弥生の形質が強い地域から現在も二重が多く見つかる事から、
弥生人も二重が多く存在した可能性が指摘されている。
弥生人が華奢と言われることについて。チベットとの関係。
とにかく山陰の弥生は骨が華奢なのである。良く言えばスリム。
もし彼らが定説通りなら北方系で寒さに適応していたハズですね。
ところが細い。寒さに適応して進化すると体温を上げる為に太くなる筋肉、それを支える骨も太く。
弥生が細い理由はやはりチベットか。チベット人は寒さに適応しきれていない体型である。
縄文にチベットが乗っかったのか、チベットが弥生そのものなのか、それともただ一部のルーツになっただけか?。
チベット人は語族も違うし地理的に距離もあるのに「Y染色体」が日本人と一致するという奇跡的な謎。
(※)少しだけ文を修正しました。
弥生人の典型
最終更新:2012年08月02日 17:43