高天原公式発表PDF

6月26日(日)炎の聖戦57会場内にて発生した傷害事件につきまして
                                    平成23年7月12日
                                         高天原

 6月26日 都立産業貿易センター浜松町館4階第2展示室にて開催しておりました『炎の聖戦57』に
おきまして、傷害事件が発生致しました。発生当日の第一報以来、進捗をお知らせできませんでしたが、
この程関係各位との協議がひと段落致しましたので、今後の対応を含めご報告申し上げます。

 当日の事件発生は13:00頃で、発生直後周囲の参加者の皆様に多大なるご助力を頂いておりました
こともあり、スタッフは救急箱の用意、救急隊進入路の確保や救護室の手配等を行わせて頂いておりました。
被疑者はイベント内に設置してありました、コスプレイヤー向けの撮影用武器貸し出しコーナーより凶器と
なった木刀を盗み出し、犯行におよんでおります。武器貸し出しコーナーのエリアはスタッフが2名常駐し、
コスプレイヤー以外には原則貸し出しをしておりませんでしたが、対応中に目を盗んでの犯行でした。
犯行後、走って会場外へ逃げ出していく姿が目撃されており、浜松町駅方面へ逃走したとの事でした。
逃走方向確認後、スタッフが会場出入り口にて再び戻ってくる事を警戒しておりました。

 救急隊の到着に前後して、所轄警察が来て現場での聞き込みや事情の確認、犯行に使用された凶器の
確保を行い、捜査を行っております。また、その間開催の中断はせず、他フロアにて開催しておりました
各催事についてもスケジュール通り開催致しました。緊急事態について告知をしなかったとのご指摘を
頂戴しておりますが、無用の混乱を避けるため、あえてお知らせを差し控えさせて頂いた次第です。

 イベント終了後、所轄警察署にて事情の説明と証拠品と思われる品の提出を行い、併せて被害者の方と
お話をさせて頂きました。被害者の方は翌日改めて入院され、その翌日にお見舞いをさせて頂きました。
命に別状なく、また不幸中の幸いではありますが、後遺症もなく順調に回復されて、現在は退院されて
自宅療養をされています。

 会場側と、来場者の安全確保と何よりも安心を担保して、不安なくイベントへ参加して頂けるように
するためにはどうすればいいのかを協議しておりました。本日、対応策がまとまりましたので、
お知らせ致します。

 まず、武器の貸出コーナーですが、こちらは撤廃致します。閉架式で続行という声も頂いていたのですが、
安全性を確保するという観点から廃止という結論に至りました。次にコスプレをされる等でお持ちになる
武器類についてですが、登録時にご申請頂く事とさせて頂きました。持ち込み禁止にするべきだろう
という声もあったのですが、事件が発生したからといって関係するものを次々と禁止にしていくような
対応をこそ慎むべきであろうという結論に至りました。次に医薬品の用意についてですが、
元々各イベント毎に常備薬や絆創膏、消毒液程度の用意をしておりますが、一歩踏み込んで準備を
進めていく事と致します。最後に、各イベント毎に警備を強化し、巡回及び立番等を必要に応じて
実施して参ります。また、挙動不審と見做される者については、退場も含め厳正に対処して参ります。

 私共のイベントでこのような事件が発生してしまい、皆様をお騒がせしてしまいました事をお詫び申し上げます。

 現状において、お知らせできる限りの内容を発表できる時期にさせて頂きました。次に皆様へ
発表できます内容は、犯人逮捕やそれに関わる内容となります。1日も早くその時を迎えられるよう、今後も
関係機関及び当局と協力しながら努めてまいります。



原文ページ:http://takama.ne.jp/top/dl/0626_takama.pdf
保存版:0626_takama.pdf
※元PDFはテキスト化になっておらず、検索エンジンにも対応できるよう敢えて文書化しました。
改変はありませんが、誤字脱字がありましたら修正お願いします。

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最終更新:2011年07月13日 14:19
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