LMP1・LMGTE Pro 競技規則

本クラスは以下に記載されるレギュレーションに従って開催されます。

第1条 選手権タイトル

ニコニコ耐久選手権は、
◇LMP1クラス チーム選手権
◇LMGTE Proクラス チーム選手権
の2つの選手権から成立しています。

第2条 開催クラス

クラス名 車種 選手権 備考
LMP1 プロトタイプスポーツカー 団体戦
LMGTE Pro スポーツカー 団体戦
本選手権はクラス別にレースを行います。

第3条 参加条件

  1. 本選手権に係わるすべてのプレイヤー、チームは本規則に記されたすべての規則・規定を読み、遵守することを条件にニコニコ耐久選手権に参加することが許されます。

第4条 選手権の成立

  1. 選手権として認定された各レースは10台以上の車両がスタートしなければなりません。10台に満たない場合、その選手権レースは成立せず得点は与えられません。

第5条 競技役員とPSID、連絡先

  1. 競技委員長…こたつ/NicoNico-LM 【Twitter】KotatsuLand
※LMP1、LMGTE Proのレースは、競技委員長のラウンジにて開催されます。エントリー確定後に参加者は各自でフレンド登録を行なわなければなりません。また、主催者からの情報の通達がスムーズに行われるよう、ツイッターでのツイートを見れる環境の用意を強く推奨します。

第6条 競技参加車両

  1. ニコ耐車両規則に記載されている条件に適合した車両を使用することができます。
  2. チーム内で使用する参加車種は年式・カラーリングを除き同一でなくてはなりません。
  3. 選手権に使用車両を変えながらの参戦は認められますが、各レースエントリー確定後の使用車両の変更は認められていません。

第7条 競技参加申請

  1. チームを編成してからの申込みとなります。
  2. 1チームに登録できるドライバーは1名または2名です。
  3. チーム代表はニコ耐参加受付ページにて、エントリー申請を受理します。申込み開始日時以降にルールに従ってエントリー申請を行なってください。
  4. 定員は以下の表の通りとなります。
    LMP1 14名(第3戦のみ24名) チーム単位でのエントリー受付
    LMGTE Pro 14名(第3戦のみ24名) チーム単位でのエントリー受付
    レースコントロール&SC係 2名 主催者とセーフティカードライバー
    補欠 3名 参加者が出場不可能となった際の補欠枠
  5. LMP1クラスとLMGTE Proの両クラスに参戦する場合、片方のクラスにエントリー申請をした7日後より、もう片方のクラスの参加申請が可能となります。
  6. 第3戦においてLMP1クラスまたはLMGTE Proに参戦する場合、予選会にて予選落ちした場合はLMP2クラスまたはLMGTE Amクラスのいずれかへエントリーすることが可能となります。ただし、対象のクラスの参加基準を満たしていなければ参加はできません。
  7. 14人目と15人目が同チームとなってしまった場合、13人目より上にいる直近の個人エントリーのプレイヤーの本戦出場を取り下げ、チームごと本戦出場とします。個人エントリーがいない場合、当該チームを解散して14人目のみを本戦進出とします。
  8. 第3戦において24人目と25人目が同チームとなってしまった場合、23人目より上にいる直近の個人エントリーのプレイヤーの本戦出場を取り下げ、チームごと本戦出場とします。個人エントリーがいない場合、当該チームを解散して24人目のみを本戦進出とします。

第8条 ドライバーの変更

  1. 参加申込が正式に受理された後のドライバーの変更は、ドライバーに疾病等やむを得ない事情がある場合のみとし、主催者の承認を得なければなりません。
  2. ドライバーの変更が許される期限は、決勝開始24時間前までとします。
  3. 決勝開始24時間前より後に変更の手続きを行った場合、変更は棄却され補欠よりプレイヤーを昇格させていきます。
  4. ドライバー変更の申請は、ニコ耐ドライバー変更手続きページにて、正規の手順にて行わなくてはなりません。

第9条 本大会参加に対する遵守事項

  1. 本選手権参加チーム代表者は、自チームの参加に係わるすべての者に、すべての大会規則を遵守させる責任を有します。
  2. 本選手権参加者は信義に基づき誠実な行動が求められます。また、生放送時のニコ生視聴者、参加者相互、あるいは主催者、その他関係者に対して、こたつランド内外にて攻撃的または侮辱的な言動を行うことは厳に慎まなければなりません。

第10条 運転

  1. ドライバーは、許可されているアシストを除き1人で援助なしに運転しなければなりません。
  2. ドライバーは常に定められた走路のみを使用しなければなりません。走路端部を画定している白線は走路の一部と見なされますが、縁石は走路と見なされません。車両のいかなる部分も走路と接していない状態である場合、ドライバーは走路を外れたと判断されます。走路を外れた車両のドライバーは再度復帰することができますが、付近を走行する車両の通過を待ち、レーダーを確認して安全にコース復帰をしなければなりません。ドライバーは正当な理由なしに故意に走路を外れることはできません。
  3. ドライバーは、車両を危険な場所から移動させるのに絶対必要な場合以外は、定められた方向と反対に走行することを厳禁されます。
  4. 大会期間中いかなる場合においても、危険なドライブ行為を行ってはなりません。
  5. 選手権中に本条項に違反し大会の安全な進行を妨害したドライバーは、厳しく罰せられます。

危険なドライブ行為とは、
    1. 衝突を起こしたもの
    2. 他のドライバーのコースアウトを強いるもの
    3. 他のドライバーによる正当な追い越し行為を妨害するもの
    4. 追い越しの最中に他のドライバーを不当に妨害するもの
    5. コースアウト後の不適切なコース復帰
    6. 速度超過による危険なピットイン・ピットアウト
等を指し、その行為が危険と判定された場合は、厳しく罰せられます。

第11条 大会内のスケジュール

  1. ニコ耐タイスケに記載されているスケジュールに従って、進行されるものとします。

第12条 大会内の各セッションの進行方法

  1. 主催者ラウンジへ入室開始
  2. ホスト交代のため、主催者一時退出→最入室
  3. グリッドバグ回避のため、1周設定のレース(スタート練習)
  4. レース終了後、タイムアタック開始
  5. 主催者はレース開始時刻に「レースを開始」
  6. ローリングラップ1周
  7. 2周目より決勝レースがスタートとなります
  8. あとは頑張ってください

第13条 予選会(第3戦のみ適用)

  1. 第3戦にエントリーした全てのドライバーは、3日間に分かれて行われる予選会のいずれかに出走しなければなりません。
  2. チーム内のベストタイムを予選タイムとし、各クラス上位14名ずつが本戦に出場を許可されます。14位と15位が同チームとなってしまった場合、13位より上にいる直近の個人エントリーのプレイヤーの本戦出場を取り下げ、チームごと本戦出場とします。個人エントリーが上位にいない場合、当該チームを解散して14位のみを本戦進出とします。
  3. 以下の事項に該当した場合、チームメイトが予選通過タイムを記録しても該当者は決勝に進出することができません。
    1. チームメイトの予選会通過記録よりも107%以上遅い場合。
    2. 予選会に参加しなかった場合。
    3. その他違反行為があった場合。
  4. 予選会15位~17位の3名は、リザーブ枠としてエントリー登録されます。

第14条 決勝のスタート

決勝レースのスタートはWECと同じ、2列ローリングスタートを採用します。
  1. レース1周目はローリングラップです。後方からセーフティカーが車列の先頭に移動し、ローリングラップを開始します。追い越しは禁止です。
  2. 先導中の車速はサルテサーキットで150km/h以下、他のサーキットで100km/h以下です。
  3. 最終区間に入ると徐々に減速し、最終コーナー手前にて70km/hまで減速します。下の写真のように車列を2列に整えます。奇数グリッドがイン側、偶数グリッドがアウト側です。
  4. 最終コーナーを立ち上がり、セーフティカーが退去したら先頭の2台が70km/hで隊列を維持し続けてください。
  5. 先頭の車両がコントロールラインを通過して2周目に入った瞬間からレーススタート/追い越し可能となります。(セーフティカー退去が追い越し可能な合図ではありません!)
  6. ゲームの不具合等により予選結果がグリッド上に反映されなかった場合、レース開始後に競技長の指示のもとエントリーリスト順に並び替える場合があります。

第15条 レースの中断およびレースの再開

  1. 予期せぬトラブルなどの理由でレースの継続が不能となり、決勝レースを中断する必要が生じた場合、主催者は赤旗を掲示することができます。
  2. チャットにて「RED FLAG」と表示された時点でレースは中断となり、競技の後に再開か中止かを決定します。

第16条 セーフティカー

  1. レース中に「重度のトラブルのため走行が困難な状態となっている車両が出た」「多重事故が発生してトラブル車両が多数」などコース内の安全が確保できていない状態となった場合、主催者はセーフティカーをコースに入れることができます。
  2. チャットにて主催者より「SC」とコメントが打たれると、コース内にセーフティカーが入ります。この瞬間よりコース内は全区間追い越し禁止となります。
  3. セーフティカーは、レースを走る車両の前で100km/h前後(第3戦では150km/h前後)にて走行します。1列に並び、レーダーを確認しながら前車から車体3~4台分のスペースを空けて追突しないよう注意して走行してください。ピット作業は自由とします。
  4. コース内の安全が確保され、隊列が整った事が確認できると主催者はセーフティカーと1位の車両の間を走行している車両に、セーフティカーの追い越し許可を出します。「追い越し許可」のコメントが打たれましたら、該当する車両はセーフティカーの追い越しを開始し、隊列の最後尾に回ってください。
  5. レース再開が可能な事を主催者が確認できると、「SC IN」とコメントが打たれます。セーフティーカーはコメントのあった周にピットイン(コース条件によってはランオフエリアへ退避)し、レースは再開となります。
  6. レース再開の手順は、以下のとおりとします。
    1. 先導中の車速はサルテサーキットで150km/h以下、他のサーキットで100km/h以下です。
    2. 最終区間での車速もサルテサーキットで150km/h以下、他のサーキットで100km/h以下です。更に、SCおよび先頭車両の最低速度を90km/hとします。
    3. 先頭車両は大会公式通知にて発表される「加速開始地点」に到達した時点から、レーシングスピードまで加速を開始することができます。後続の車両も、自車が「加速開始地点」に到達した時点で順次加速を開始します。
    4. 各車、自身の車両がコントロールラインを通過した瞬間からレース再開/追い越し可能となります。(セーフティカー退去/加速開始地点の通過が追い越し可能な合図ではありません!)

第17条 レースの終了とレース順位の認定

  1. 先頭の車両が規定周回数を走破し、ゴールした時点でレース終了となります。
  2. 第3戦を除き、レースの順位はゲームのリザルト画面が最終結果となります。
  3. 第3戦におけるレースの順位は先頭車両がファイナルラップに入った時点での順位が最終結果となります。

第18条 選手権ポイントの授与

  1. 選手権ポイントは、公式にエントリーリストに登録されたチームのドライバーに対して与えられます。
  2. 1大会でチームに与えられる得点は、下記の得点基準によってチームドライバーが獲得したポイントの合計となります。
  3. シーズン中にチーム名を変更した場合、新規参戦した別チームの扱いとしてポイントを授与します。
得点基準
【1時間レース】
1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位以下
10p 8p 6p 5p 4p 3p 2p 1p 0p 0p 0p
【2時間レース】
1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位以下
15p 12p 10p 8p 7p 6p 5p 4p 3p 2p 1p
【3時間レース】
1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位 11位以下
20p 16p 14p 10p 9p 8p 7p 6p 5p 4p 2p


第19条 性能調整

  1. 大会主催者は、シーズン中に大会使用可能車両のPPを調整することができます。
  2. 性能調整は、各大会の成績や予選会のタイム等を参考に行われます。
  3. シーズン中に性能調整が行われた場合、ニコ耐公式通知にて発表されます。

第20条 選手権順位の認定

  1. こたつランドは各クラスの有効最高得点チームをニコニコ耐久選手権の選手権保持者として認定します。
  2. 選手権において有効となる得点は、全7戦中6戦のベストリザルトの得点です。
  3. 複数のチームが同一の得点を得た場合は、下記の基準を用いて上位を決定します。
    1. 第3戦における得点・順位をもって決定します。
    2. 第3戦に全ての当該チームが出場していない場合は、登録されたドライバーのシーズン中の最高順位および記録回数で順位が決定します。

第21条 罰則(ペナルティ)

  1. 本規則の違反、および競技委員の指示の不遵守に対しては、罰則が適用されます。
  2. 本規則の解釈ならびに本規則に明記されていない罰則の選択は、主催者の独断と偏見によって決定されます。
  3. 罰則は主催者の独断と偏見によって決定され、参加者に対し迅速に通知されます。
  4. 決勝開始前に行われた違反に対して執行される罰則は、以下の通りとします。
    1. テキストメッセージまたは公式通知での名指しでの警告
    2. ローリングラップ終了後の強制ピットイン
    3. 決勝最終スティントでの、5周以上のレーシングハードタイヤの使用命令
  5. スタート進行中を含めた決勝レース中に行われた違反に対して執行される罰則は、以下の通りとします。
    1. テキストメッセージまたは公式通知での名指しでの警告
    2. リザルトからの順位の減算
    3. リザルトからの削除(失格)
    4. レース結果により付与された得点を2点没収または、それ以上。
  6. 本規則に罰則に関する明確な条項が規定されていても、必要な場合には罰則の追加を妨げません。
  7. 本条項に従い、執行されたペナルティに対する抗議・控訴は認められません。

第22条 抗議および控訴

  1. 本選手権において抗議および控訴といった行為は認められていません。
  2. トラブルがあった場合は当事者同士でPSメールにて直接協議し、解決をしてください。

第23条 レース設定

  • レギュレーション設定
クルマの絞り込み 絞り込みなし
パフォーマンスポイント 各クラス指定のPP
馬力 制限なし
車重 下限なし
駆動方式 全てチェック
タイヤ制限 制限なし
車両のチューニング 制限なし※
スキッドリカバリーフォース 禁止
アクティブステアリング 禁止
ASM 禁止
ドライビングライン 許可
TCS 許可
ABS 許可
※改造範囲は、車両規則に準じます。

  • イベント設定
ゲームモード ノーマルレース
周回数 規定の周回数
スタートタイプ グリッドスタート
グリッドソート タイムによるグリッド
ブースト なし
ペナルティー なし
自動レース開始サイクル 無効
勝者決定後のレース継続時間 60秒
車両の破損表現 ON
メカニカルダメージ 強い
衝突判定を無効にする OFF
スリップストリームの強さ 弱い
タイヤ、燃料の消耗 ふつう
雨・コース外でのグリップ低下 リアル
天候 晴れ固定

第24条 保存したリプレイ、撮影した写真の使用について

  1. 本大会のリプレイ映像・撮影したフォトの使用は自由となっています。
  2. 生放送での再生や編集しての動画の投稿は認められていますが、放送や動画での発言には充分留意しなければなりません。


最終更新:2012年11月07日 19:42