今や伝説と化していた神保町のまんてん訪問記をファンの為兄貴が再掲載してくれました。
2011年5月25日に何があったのか
25日(水) カレーライスの名店
今日は午前中が新宿本社で、お昼休みに神保町ビルへ移動、移動中にお昼を食べることになるので「どこで何を食べようかなぁ」と前夜は眠れないはずなんですけどね。
昨日の雨がすっかり上がって快晴、明日からまた崩れるらしいけど。
午前中の打ち合わせが終わって、ランチタイムが始まるわずか前という絶好のタイムスケジュールで水道橋駅に着いたんだけど、今日はラーメンは無し。
昨日の夜から何も食べていないのでお腹がぺこぺこ、それでも我慢、おっ、こんなところに有名未訪問店が、でも我慢。
何本目かの路地を過ぎようとしていたらプーンとカレーの匂い、おお、ここが有名なカレーライス屋さんか、いつか食べてみたいと思っていながらラーメン屋を優先していたんだよな。
食べていきますか。
まんてん@神保町、神保町、水道橋界隈の学生や社会人に絶大な人気を誇るカレーライス屋さんです。
外待ち五人に続きましたが、食べ終わって店を出るまで女性客を見かけませんでした。
ラーメン屋に限らず立ち食いそば屋や牛丼屋でも女性一人客が台頭していますので、カレーライス屋に一人で来られないと言うことは無いでしょうからたまたまでしょうね。
カレーライスを十分も十五分もかけて食べているお客さんはいないので、みるみるうちに列が進んで、「こちらへどうぞ」と空いている席に案内されました。
二十席弱のカウンター席に囲まれたスペースで三人の男性店員が切り盛りされていましたがいずれも三十代、お店の歴史から考えて二代目なんでしょう。
席に座るとお冷や入りのコップに刺さったステンレスのスプーン、とデミカップに入った真っ黒の飲み物、一体なんだろう。
周りを見渡しても直接飲んだりしていないし、ましてやカレーに掛けてもいない、店員さんに聞けば良かったけど、ちょっと聞きそびれてしまいました。
一分も待たずに並カレー四百五十円、カレーが溢れそうなのは器が小さいわけではなくご飯とカレーが多いから。
カレーライスは色々な食べ方があると思うけど、私はスプーンで一口分のご飯を取り分けて、そのご飯にカレーを掛けて食べるスタイルです。
でも今日は無理、グサッと差し込んで、ササッとすくいあげて、スッと食べると辛さほどほど旨さほどほど、具は挽き肉以外は感じられないポークカレー。
少し食べたところで卓上の大きなタッパに置かれた福神漬けをトングでご飯にのせて食べます。
数口のカレーに一回の福神漬けの割合が好きなので何度かトングで取り分けて食べましたが、周りを見渡すと誰も食べていません。
飾りとしておかれているだけで食べてはいけないのか、、、食べ物の作法は難しいあぁ。
食べながらもデミカップの飲み物はどうするのかと周りの様子をうかがいますが、誰も口を付けていません。
でも、食べ終わって片付けられていく食器を目で追うと飲み干されている様子、まあ、物は試しとほんの少しカレーに掛けてスプーンですくって味わってみると、なんとコーヒー。
つまりアイスコーヒー、食後にさっと飲んで口臭をケアするのか、そうなんだな。
誰からの視線も感じなかったけど、まんてんのデミカップのコーヒーの飲み方も知らないなんて無知にもほどがあります。
こんなことだから「食べ歩きが趣味です」とは言えないし、グルメブロガーなんて到底言えません(言っていませんけど)。
お冷やのコップは店員さんが見計らって取り替えてくれますが、座った席からは背中側の壁にある清水器に手が届くので、自分で注ぎました。
大恥をかきながらも一粒もご飯を残すことなくご馳走様でした、ああ、美味しかった。
食べ終わって店外に出ると十人以上の待ち行列、まだまだ食べ歩き初心者の私にはなぜこの店がこんなに混んでいるのか分かりませんでした。
昔はともかく今では四百五十円でカレーを食べられるお店は周りに何軒かあるし、ご飯のお代わりが自由なお店もあります。
確かにトッピングにカツとかコロッケを乗せればコストパフォーマンス抜群ですが、その値段なら貧乏学生、貧乏サラリーマンのお昼としてはそれなりになってしまいますし。
何度か食べてみないと分からないと言うことだな、まだまだ食べ歩きが足りないと言うことでもある、頑張らないと。
午後の仕事が終わったのは今日も二十時半。
とっとと帰りますか。
最終更新:2012年01月10日 23:54