変数とは「変な数」ではなく、「変えることが出来る数」のことである。

ヘルプでも書いてあった通り、「コモン変数」「ステージ変数」「キャラ変数」の3つの変数が存在する。


3つの変数

 変数はキャラの出現条件、コマンド発動条件、フラグ、他に色々な「数値」として使える。(例:HP、お金、経験値、レベルなどなど)
1つの変数の最大値は-999999~999999であり、それ以上、それ以下にすることは出来ない。

・「コモン変数」はゲーム全体で共有される変数。ワールドマップでセーブすればその値は保存出来る。
ゲーム全体で999個用意されている。
(※ただしワールドマップを使用しない「チャレンジ」モードとは共有されないので注意!)

・「ステージ変数」は1つのステージ内で共有される変数。ステージをクリアしたり、死んでやり直ししたりすると値は全て0に戻る。
ステージ1つに999個用意されている。

・「キャラ変数」はキャラ1つ1つに用意されてある変数。ステージをクリアしたり、死んでやり直ししたりすると値は全て0に戻る。
キャラ1つに8個用意されている。


「キャラ変数」以外は変数1つ1つに名前を付ける事が出来る。


どうやって使うの?

 変数の操作はキャラ>フロー>コマンドの「ステータスの操作」と、アイテム>効果>コマンドの「ステータスの操作」が主である。
まずは例として、「スイッチを押すとブロックが現れる」というのをやってみよう。

このように意味ありげなスイッチと赤ブロックがある。
このスイッチと赤ブロックは変数を使って連動しているのだ。


これが赤ブロックのデータ。 出現条件に「ステージ変数1番「スイッチ処理」が 1 である」と設定されている。


そしてアイテム「スイッチ」のデータ。「ステータスの操作」を使って「ステージ変数1番「スイッチ処理」を 1 にする(代入)」と設定されている。


すると、スイッチを取る事で赤ブロックの出現条件であるステージ変数「スイッチ処理」の値が 1 になるので、
赤ブロックを出現させる事が出来た。



これが変数の基本的な使い方である。
他の色々な使い方は「応用テクニック」などに載る予定だ。
最終更新:2011年08月09日 16:22